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2013/02/01

ハイイロセダカモクメ(蛾)終齢幼虫の蛹化と蛹の蠕動



2012年10月下旬

ヨモギの群落に隠れる擬態の名手ハイイロセダカモクメ(Cucullia maculosa)幼虫を土手で2頭発見。
食草と一緒に採集して持ち帰りました。

食欲が無いように思いつつ忙しくて放置していたら、1週間後に容器の底で緑色の蛹になっていました。
土などを入れていなくても無事に蛹化できたようです。

蛹化直後:側面@方眼紙

蛹化直後:背面@方眼紙

蛹化直後:腹面@方眼紙

日が経つと蛹は濃い褐色に変化。

蛹化翌日:側面

蛹化翌日:腹面

蛹化翌日:腹面
蛹化翌日:背面

翌日にはもう一頭も蛹化しました。
採集したハイイロセダカモクメ幼虫は二頭とも終齢幼虫だったことになります。
終齢幼虫が脱皮して蛹になる過程を微速度撮影できたら良かったのですが、忙しくて余力がありませんでした。




ピンセットで蛹に触ってみてもほとんど反応しません。
しつこく挟んだり摘んだりつついたりすると、ようやく腹端だけ回すように蠕動しました。
室温が低いためか、それとも擬死しているのだろうか?
蛹で越冬するようなので、このまま室内飼育を続けます。
果たして羽化は見れるかな?(成虫は8〜9月に出現するらしい)

脱皮殻の造形が好きなので、またコレクションが増えました♪


脱皮殻:側面@方眼紙

脱皮殻:顔@方眼紙


2匹目の脱皮殻:側面

2匹目の脱皮殻:顔

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