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ヒメスズメバチに襲われたフタモンアシナガバチの巣
2012年9月中旬
物置小屋のトタン壁面の目立たない隅にフタモンアシナガバチ(Polistes chinensis)の巣がありました。
小屋の裏は蜜源であるヤブガラシの蔓に覆われ、絶好の営巣場所と言えます。
しかしヤブガラシの花は各種のスズメバチも誘引することになり、アシナガバチの巣を専門に襲うヒメスズメバチ(Vespa ducalis pulchra)に巣が見つかってしまったようです。
既に襲撃の終わった後らしく、巣盤が大きくかじり取られていました。
育房に蜂の子(幼虫や蛹)は一匹も残っておらず、ヒメスズメバチはすぐに飛び去りました。
在巣のフタモンアシナガバチは♀一匹のみで、戦意喪失の様子。
反撃したり逃げたりすることもなく呆然としています。
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