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2012/08/18

恍惚の表情で小枝をしゃぶり続けるニホンザル♀




2012年6月中旬

山道で遭遇した野生ニホンザルの群れの中で、小枝を持ち歩きひたすら舐めている個体が気になりました。
もしやチンパンジーの有名な道具使用(教科書に載っているシロアリ釣り行動やハチミツ舐め)と同じか!?とドキドキしながら見守りました。

シナノキと思われる樹上で枝に座った一頭の猿が、折った小枝を咥えて夢中でしゃぶり続けています。
恍惚の表情を見せています。
胸に乳首が見えるので若い♀なのだろうか。
樹皮が剥がれているのか、小枝の表面は真っ白。
枝を伝い歩きする際もこのお気に入りの小枝を持ち歩きます。
やがて小枝の端を噛んで縦に割き、髄質を舐め始めました。
最後は小枝を投げ捨てると、遊動する群れを追いかけました。

どうやら道具使用ではなさそうです。
森にそれほど美味しい(甘い?)小枝があるのなら、樹種を知りたいところです。
何かご存知の方は教えてください。
探偵さんに依頼してみようかしらん。












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