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イタドリハムシの飛び立ちハイスピード映像
2012年5月上旬・気温34℃(日向)
山道の草地で多数のイタドリハムシ(Gallerucida bifasciata)が飛び回っていました。
個人的に甲虫が鞘翅をパカッと開いて飛び立つ様子が大好物(フェチ)なので、ハイスピード動画(220 fps)に撮ってみました。
スローモーションの映像をヘビーローションしても、飽かずに延々と見ていられるんですよねー。
地上では絶妙に折り畳まれ格納された薄い後翅がシャキーンと伸びて健気に羽ばたく様子がもう堪りません。
辺りにいくらでも飛び回っているので、選り取り見取りの撮り放題でした。
歩き回ったり身繕いしても、しばらく待てば必ず飛び立ちます。
今回は撮れませんでしたけど、擬死行動もハイスピード動画の題材として面白そうです。
葉の上を歩くイタドリハムシに触れると即座に脚を縮めて擬死し、葉から転がり落ちます。
それにしてもこの大発生と大騒ぎは何事でしょう。
飛び回っていても蚊柱のように空中で集まる「群飛」ではありませんでした。
どこか近くの杉林などで集団越冬していたのだろうか?
気温が急激に上がって一斉に出てきたのかもしれません。
必ずしも食草であるイタドリの群落を目指して飛んで行く訳でもありませんでした。
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