2012年3月下旬
一羽のハシボソガラス(Corvus corone)がアケボノスギの枝に休んでいました。
しばらく嘴で羽繕いした後、右脚で体を掻きました。
動きを止めて前を向いたと思ったら白っぽい糞を排泄しました(@2:15)。
排泄後に身震いしたのは(たまたまかもしれませんが)ヒトの行動(生理現象)と似ていて面白かったです。
この間、カラスは鳴き声を一切発することなく、ヒョイと飛び立ちました。
『カラスは街の王様だ』p184より
水浴びの後は、羽繕いがまた大変である。尾羽の付け根にある脂皮腺からでる脂を嘴で羽毛に丹念に塗る。羽につやがでて、防水効果も出てくる。いわゆる「烏の濡れ羽色」で、黒く青みのある美しい髪の代名詞にもなっている。
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