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ミルンヤンマ♂
新年明けましておめでとうございます。
これからも「Σ こんちゅーぶ!」をよろしくお願いします。
辰年ということで、干支に因んだDragonflyネタからお届けします。
2011年10月下旬
林縁の枝先にトンボが止まっていました。
動画を撮ろうとしても薄暗い夕方でストロボ必須なので断念。
素手で捕獲すると大して暴れることもなく、地面に置いても逃げずにじっとしています。
体長72mm。
帰ってから調べてみると、日本特産種のミルンヤンマ♂と判明。
嬉しい初物です。
ミルンとは耳慣れない謎の名前ですが、明治時代に来日した英国人地質学者ジョン・ミルン氏に因んで命名されたそうです。
【追記】
井上清、谷幸三『トンボのすべて:第2改訂版』によると、
トンボは飛び出すとあまり止まらない「飛翔型」と止まっている比率の高い「静止型」に分かれますが、「飛翔型」のトンボはぶら下がって止まります。それは胸の筋肉が大部分翅を動かす方に使われ、肢でからだを支えることにあまり配分されていないためと考えられています。 (p88より引用)
ミルンヤンマなどヤンマ科の種の止まり方は大概「ぶら下がり型」なのだそうです。
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