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巣の外被を作るコガタスズメバチのワーカー#1
2006年8月上旬
前年大きな巣を撤去した軒下(跡が残っている)にまたコガタスズメバチ(Vespa analis insularis)が営巣しています。
コガタスズメバチ創設女王の作る初期巣は、トックリを逆さまにした形状なのが特徴です。
木材の繊維(パルプ)を巣材とするため、部位によって異なる色の縞模様が出来ます。
おそらく蟻など天敵の侵入を防ぐために作られたトックリの長い首は巣の拡張に伴い、既に切り落とされています。
巣盤を増築する材料は外被を内部からガリガリ囓り取って再利用している(スクラップ&ビルド工法)ので、外被よりもきめが細かいらしい。
波型トタン板一枚の横幅は9cm。
(つづく→#2)
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