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ヤマオニグモ♀の捕食行動
2008年7月中旬
ヤマオニグモ♀(Araneus uyemurai)成体の張る円網に生餌を与えてみました。
獲物は近くの草叢で採集したクツワムシ(Mecopoda nipponensis)幼虫。
一投目は外れ。
二投目は甑(こしき)の辺りに見事命中。
ヤマオニグモは捕帯と呼ばれる帯状の糸で獲物を素早くラッピングし噛み付きます。
一段落して網と体の手入れを始めたら偶然、網に別の獲物が掛かりました。
白っぽい小さな甲虫で、おそらくゾウムシの仲間ではないかと思います。
すかさず掛け付けたヤマオニグモはこれも手早く糸でぐるぐる巻きに。
網から外した獲物を咥えて甑に持ち帰り網に再固定。
全く無駄の無い動きで惚れ惚れします。
やがて初めの獲物(牙で噛んで毒液と消化液を注入してある)を吸汁し始めました。
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