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ノシメマダラメイガ(蛾)の成虫
2007年3月中旬
台所で袋入りの乾物に大発生して食い荒らす謎の幼虫の正体を突き止めようと、タッパーの密閉容器に隔離して飼い始めました(放置)。
忘れた頃に恐る恐る容器の蓋を開けてみたら、小さな蛾の成虫(前翅長6mm)が羽化していました。
案の定、貯穀害虫として悪名高いノシメマダラメイガ(Plodia interpunctella)でした。
暖かい室内では冬でも平気で発生するようです。
食品業界では目の敵にされますが、成虫だけ見ている分には渋い紋様の小さな蛾で可愛いらしい。
前翅の縞模様を熨斗目(のしめ:武家の礼服の織物)に見立てて命名されたらしい。
飛んで逃げるのを慌てて捕獲して、別に飼育しているハエトリグモの餌にしました。
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