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2011/03/06

エントツドロバチ♀の初期巣作り



2008年8月上旬

神社の境内にある小さな石の祠に一匹の蜂が飛来したのを目撃。
何をしているのかと覗き込むと、エントツドロバチ♀(Orancistrocerus drewseni)が巣作りをしていました。
以前の観察場所よりも格段に見やすいので、じっくり接写できました。
手前の舌状突起部分に水を吐き戻して湿らせ、大顎で削り取っては奥に泥を詰め込んでいるようです。
初期巣にしてはこの突出部は不自然です。
もしかしたら古い巣の煙突が壊れてしまった後の修繕作業なのかもしれません。
残念ながらデジカメのメモリカード容量が切れてしまい撤退。 


《追記1》 
後日再訪してみたら泥巣は跡形も無くてショック。
人にいたずらされたのでないとしたら、この古い祠の内部は漆喰が脆くて剥がれ易いのでせっかく作った泥巣も落下してしまったのだろうか。 


《追記2》 
エントツドロバチは泥巣が全て完成すると煙突部の土を再利用して入り口を塞ぐらしい。
これがその行動だったのだろうか?

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