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2011/03/19

アリとイタドリの蜜月関係



2008年5月中旬

ムネアカオオアリCamponotus obscuripes)のワーカー♀が山中でイタドリの茎にある花外蜜腺を舐めている姿を良く目にします。
本当に蜜の報酬でアリがイタドリを護衛するのか(共生関係)、イタドリを食害するイタドリハムシ対アリの対決とか実験観察してみたいものです。
アリに甘露を分泌提供する吸汁性アブラムシに対しては無力なのでしょうか。



【追記】
河野昭一『アリのお花畑(森の新聞3)』によると、
イタドリは、まだわかいうち、葉のつけ根にみつがでる部分があるのです。(中略)イタドリのみつは、イタドリが茎をのばし、枝をはり、花をさかせる時期まで、でつづけます。(中略)花がさきおわると、イタドリは、みつをだすのをやめます。みつのでないイタドリには、アリは興味をしめしません。 (p48−49より引用)
イタドリの花外蜜腺を舐めに来るアリの動画を撮り直そうとしても、いざ探そうとすると意外に見つかりません。
花が咲く前にしか蜜を分泌しないとは知りませんでした。

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