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2011/03/21

ウスバシロチョウの黒化個体



2008年6月上旬

ハルジオンの花から蜜を吸うウスバシロチョウ(=ウスバアゲハ;Parnassius citrinarius)。
明らかに黒っぽい翅の個体もたくさん居ました。
「朕は黒化なり。」
映像の黒化個体は♀。
交尾嚢(交尾付属物)が認められます。
図鑑によれば「日本海側の多雪地帯では地色が黒っぽいものが多い」とのことです。
寒冷地で太陽熱を吸収しやすくするための適応らしい。
でも夏は暑いぞ? 
翅が透けて見えるのは鱗粉が少ないのだろうか。
羽化直後にスカシバのように鱗粉を自ら落とすのかな?

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