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ガードレールに営巣するキボシアシナガバチ女王
2008年6月上旬
定点観察中の場所(アシの葉裏)から全く離れた山間部の車道のガードレールで別個体のキボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)女王が営巣していました。
波型にオーバーハングして巣に雨が掛からない場所を選んだようです。
前面に生い茂ったススキの葉も目隠しになっています。
金属面を基質としてパルプ製の巣柄がしっかり付いているのですが、どんな接着物質を使っているのだろう?
同定用にストロボを焚いて激写したら女王が歩いて巣から少しだけ離れました。
こちらを警戒しているものの、飛び去ることはありませんでした。
巣房を数えようとしたが良いアングルを確保できず(約11室で産卵済み)。
これから巣房に繭の黄色いキャップが出来たら人目に付いて駆除されないか心配です。
道とは逆の面に営巣したらより安全だったろう(キボシアシナガバチにとって)。
今後この巣も観察対象に加えます。
つづく→シリーズ#7
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