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2011/02/27

キボシアシナガバチ女王:笹藪での営巣例



2008年6月下旬

このキボシアシナガバチPolistes nipponensis)創設女王は、林道の横で笹の茎から下向きに巣dを作っていました。
この場所なら長期定点観察に向いていそうです。
駆除される可能性も低いだろう。
パート10~12は同じ初期巣dを同じ日に撮影。 
初めはカメラを警戒するもすぐに慣れてくれました。
撮影中に私の顔の周りを小さな虫が飛び回って煩い。
女王が突然攻撃する素振りを見せたのは(1:03頃)このコバエ?に対してだろうか。
アシナガバチの巣専門の寄生虫もいるらしい(ヒメバチ科の蜂やカザリバガ科の蛾など)ので、今回の攻撃は対寄生警告行動かもしれません。
単独営巣期の女王蜂はとても性質がおとなしく、カメラに向かって攻撃性を示したことはその後一度もありません。


念入りに身繕いした後は、巣房を点検して回ります。
巣の上部に乗って休むことも多い。

つづく→シリーズ#11

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