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イオウイロハシリグモ(蜘蛛)幼体♀の狩り
2009年4月下旬
飼育中のイオウイロハシリグモ(Dolomedes sulfueus)幼体。
素早い狩りの瞬間をようやく撮ることが出来ました。
餌を投入してもすぐに飛びつく訳ではなくて、無視したり逃げたり追い払ったりと気紛れで予測不能なのです。
好き嫌いがあるのかそれとも余り空腹でないのだろうか。
仕方が無いので固定カメラで長時間監視録画してみました。
前半に映っている穴開きフィルムケースは生餌を入れるために使ったものです。
この方法で何度も撮影に挑戦したものの成功したのはこの一回だけで、以降は脱皮を控えてクモの食欲が全く無くなってしまいました。
獲物に猛ダッシュで飛び付き噛んで仕留めるだけで、狩りに糸は使いません。
ラッピング行動も示しませんでした。
ハナアブを食べ始めてからは今回は食事中に謎のグルグル行動を示さなかったものの、逆立ち姿勢が落ち着くようで体の向きを変えました。
飼育容器内の掃除屋としてワラジムシも数匹入れています。
クモが食べ残した虫の死骸や枯葉など何でも食べてくれます(scavenger)。
長く同居させてもクモは決してワラジムシを獲物として襲わないようです。
食べても不味いのかな?
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