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イオウイロハシリグモ♀の卵嚢作りⅡ
2009年8月上旬
イオウイロハシリグモ♀(Dolomedes sulfueus)の飼育記録。
初回の産卵から46日後、再び卵嚢を作り始めました。
夜の23時頃、室温28℃。
確かにここ数日、クモの食欲が無くなっていたので前兆はありました。
掃除してやったばかりの容器内に新しく糸を立体的に張り巡らし、ウズグモの隠れ帯のような水平構造を張り始めたので卵嚢作りだと察知し、撮影開始。
前回は作り初めを見逃してしまったので、固唾を飲んで作業過程を見守りました。
足場として入れた竹が邪魔ですけど、既に網を支える一部となっているのでもう取り除けません。
糸疣を卵嚢の縁に付着させてから離し、伸ばした糸を緩めて縮れさせ再び付着させる、をひたすら繰り返します。
ろくろを回して壺を作るように、自ら回りながら縁に糸を付け足していくと球状の皮が下方向に出来てきます。
クモの回転方向は一方向(時計回り/反時計回り)ではなく、途中で反転しました。
(パート2へつづく)
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