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ウスオビフユエダシャク♀(冬尺蛾)を見つけた!
2010年11月中旬
山中(標高約650m)の建物の壁に冬尺蛾の♀がじっと止まっていました。
我虫像掲示板にて写真鑑定してもらうと、ウスオビフユエダシャク♀(Larerannis orthogrammaria)だろうとご教示頂きました。
実は翅の退化したフユシャク♀を実際に見るのはこれが初めてで、感動しました。
接写すると確かに退化した翅の痕跡が残っているのが分かります。
口吻も退化しています。
採寸すると体長11mm。しばらく待てば♂が飛来して交尾したのだろうか。
腹端に指で軽く触れるとピクンと驚いて逃げ始めました。
壁面を右に右に歩きました。
足場の滑り易い所は上に登って避けました。
手乗りにも挑戦してみたのですけど、差し出した指を嫌がるような素振りを見せました(映像なし)。
もしかして低温に適応した冬尺♀にとって人肌は熱すぎるのかと妄想したのですけど、たまたまだったようです。
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