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2010/12/15

ハエを狩ろうとするオオカマキリ♀



2010年10月上旬

黄色の花(種名不詳。アキノキリンソウ?)にお腹の大きな褐色型オオカマキリ♀(Tenodera aridifolia)成虫が潜んでいました。
花にやって来る虫を待ち伏せしているようです。
案の定、吸蜜して回るハエが一匹います。
オオカマキリは視線をハエに向けたまま、獲物に気づかれないよう非常にゆっくり隣の花へ移動しています。
途中でハエが挑発するようにカマキリの左後脚に一瞬止まりました。
ようやく獲物を射程距離に収め、素早く鎌を振るいましたが、ハエは飛んで逃げてしまいました。
狩りの瞬間を撮れず残念。
映像をコマ送り再生で見直すと、たった1コマ(1/30秒)で鎌を伸ばしています。
ハイスピード動画撮影のできるカメラが欲しい...。

【追記】
(カマキリが)捕獲から餌を口にもっていくまでの時間は、わずか10分の3秒前後で、一連の行動はほんの一瞬のうちに起こるといってよい。(『日本動物大百科8昆虫Ⅰ』p95より)

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