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ドロバチヤドリニクバエ羽化後
(前編からの続き)
オオフタオビドロバチ(Anterhynchium flavomarginatum)が営巣した竹筒に残された囲蛹から同じ日に相次いで3匹(a-c)のドロバチヤドリニクバエ(Amobia distorta)が羽化してきました。
囲蛹を突き破るのに使った頭頂部の膨らみ(前頭嚢)が風船のように脈動しつつ萎んでいく様子が見られます。
翅が伸び体が黒くなってもしばらくはまるで眉間に皺を寄せているように内圧でペコペコしています。
容器内を徘徊し身繕いしました。
残された羽化殻は頭部が十文字に割れていました。
室温26℃。
翌日に最後の一匹dが羽化してきました(計4匹)。
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