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巣に葉片を搬入充填するフタスジスズバチ2
(つづき)
巣材集めに出かけたヤマトフタスジスズバチ♀(=フタスジスズバチ;Discoelius japonicus)はすぐに戻って来ます。
近くで葉を切り取ってくるようです。
植物の種類は不明。
ときどきピンク色の葉片を搬入します。
初めは枯葉や樹皮かと思いましたが、同じ葉の斑入り(紅葉?)部分でも構わず使っているのだろう。
巣穴の周囲の壁の色と同じ保護色にしようとしているのかと想像してみました。
しかしよく考えると、植物繊維が乾くと枯葉色になるはずですから、意味がありません。
二年前に観察した個体は全て緑の葉片を搬入していました。
葉片を巣穴に詰め込む作業では頭楯で押し込んでいるようです。
せっかく運んできた葉片を充填作業の途中で半分落としてしまうこともありました。
出かけたまましばらく戻って来ない時間もあって心配しましたが、花蜜で栄養補給していたのかもしれません。
(3へ続く)
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