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2010/12/14

ムモントックリバチ♀の採土




2010年8月下旬

林道上でムモントックリバチ♀(Eumenes rubronotatus rubronotatus)が巣材の泥を集めていました。
2年前にここで観察した際は地面を掘っていましたが、今回の個体は砂利道の小石にこびり付いた土を掻き取っていて興味深く思いました。
地面を掘るよりもきめの細かい良質の巣材が手に入るのだろう。
口から水を吐き戻しながら器用に滑らかな泥玉を丸めていきます。
大きめの砂粒が泥玉に混じっても蜂は気にしないようです。
あちこち移動しながら集め泥団子が十分な大きさに達すると飛んで帰巣します。
この辺りの採土場が気に入ったようで、扇状に定位飛行して記憶に留めようとしていました。
泥玉を抱えた蜂は杉林の方へ飛び去りました。
少し追ってみたものの、営巣地を突き止められず残念。
個体識別のマーキングを施していないので同一個体である確証はありませんが、この辺りへ繰り返し採土に戻ってきました。


ムモントックリバチかどうかいまいち自信がなかったので、「ヒゲおやじの投稿掲示板」にて問い合わせ確認して頂きました。

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