2023/05/31

ノブドウの花蜜を吸うヒメウラナミジャノメ

 

2022年7月上旬・午後14:10頃・晴れ 

川沿いのコンクリート護岸に蔓延るノブドウの群落でヒメウラナミジャノメYpthima argus)が訪花していました。 
この組み合わせは初見です。 
翅を開閉しながら吸蜜しています。 

蜜源をガードするクロヤマアリFormica japonica)のワーカー♀に追い払われてしまいました。

2023/05/30

給餌場にクルミが無くなってもときどき戻って来て確認する野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2022年11月上旬

給餌場のオニグルミ堅果を全て持ち去ると、野ネズミ(ノネズミ)は通常の探餌徘徊モードに切り替わりました。 
それでもときどきは餌場に戻って来て、新たな餌が追加されていないかどうかチェックする習慣になりました。

シーン1:11/1・午前2:17・(@0:00〜) 
右から登場した野ネズミが餌場の下の斜面を重点的に探索し、右に消えました。 


シーン2:11/1・午後18:05・気温11℃(@0:16〜) 
夜行性の野ネズミは昼間は寝て、夜になってから活動を再開しました。 
とりあえず仕事始めに餌場をチェックしています。 
空荷で左へ走り去りました。 


シーン3:11/3・午後19:19・気温12℃(@0:24〜) 
カラマツの根元から右へ空荷で移動しました。 
その後しばらくすると、夜蛾(冬尺蛾?)が飛来し、左から右へ横切りました。


シーン4:11/3・午後19:24・気温14℃(@0:46〜) 
画面の下から登場した野ネズミが林床をピョンピョン跳ね回り、左下へ消えました。 


シーン5:11/4・午前1:22・気温10℃(@1:04〜) 
小雨が降る深夜に、野ネズミが右から餌場に駆け込みました。 
給餌場が空っぽであることを確かめてからすぐに左へ走り去りました。 

気温が下がる深夜に雨に濡れると、体の小さな野ネズミは低体温症になるリスクがありそうですけど、意外に平気そうです。 


シーン6:11/4・午前3:32・気温8℃(@1:18〜) 
2時間10分後も、餌場をチェックしてからすぐに下へ走り去りました。 


シーン7:11/5・午前1:00・気温4℃(@1:27〜) 
翌日の深夜、久しぶりに餌場をチェックしに来ました。 
後ろ姿でよく見えませんが、何か木の実を咥えて運んでるような気もします。(私の気のせい?) 
カラマツ立木の左を通って斜面を駆け上がりました。 


シーン8:11/5・午前1:24・気温4℃(@1:36〜) 
カラマツの下の斜面に来ていた野ネズミが右にジャンプして消えました。 


シーン9:11/5・午前2:49・気温8℃(@1:43〜) 
餌場から左下に走り去りました。 


 シーン10:11/5・午前3:37・気温3℃(@1:51〜) 
 最低気温が3℃を更新しました。 
これほど寒くても野ネズミが平気で活動していることに驚きます。 
さすが雪国の野ネズミは耐寒性が高いようです。 

カラマツの根際を右に回り込み、深い落ち葉に覆われた斜面を右に移動して行きます。 
しばらくすると、白く光る眼が少し左に再登場。 


シーン11:11/6・午前7:10・気温3℃(@2:20〜) 
翌日の朝、明るくなってから撮れた参考映像です。 
私が給餌したオニグルミ堅果は完全に無くなっていました。 


※ 暗視映像が暗いシーンは、動画編集時に自動色調補正を施しています。 



雨夜にカラマツの幹を登るザトウムシ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

前回の記事:▶  


2022年10月下旬 
山林でドングリを給餌した餌場をトレイルカメラで見張っていると、未明にザトウムシの一種が2回登場しました。 

シーン1:午前3:40頃 
画面の赤丸に注目して下さい。 
雑木林の斜面をザトウムシがゆっくり登って行きます。 


シーン2:午前4:30頃 
約50分後、雨が降っています。 
画面の赤丸に注目して下さい。 
おそらく別個体だと思うのですが、ザトウムシがいつの間にかカラマツの幹を登っていました。 
少し登ってから立ち止まると、長い歩脚で謎の屈伸運動をしています。 
幹を滴り落ちる雨水を飲んでいるのかな?と想像したりするものの、定かではありません。
以前の観察で、笹の葉から水滴を飲んでいたザトウムシは、上下動せずに歩脚を曲げたままでした。

関連記事(12年前の撮影)▶ 水を飲むザトウムシ

ちなみに、この日の日の出時刻は午前5:52。 
撮影時刻は夜明け前で、最低気温になっているはずです。 
秋の寒い雨夜でもガガンボが飛来したり、小型の直翅目(コノシタウマ?)がドングリ給餌場の下の斜面を徘徊したりと、意外に賑わっています。 
このトレイルカメラ旧機種は、動画撮影時に気温の測定値が記録されないのが残念です。

ザトウムシは変温動物なので、いくら動き回ってもトレイルカメラのセンサーは反応しません。 
温血動物の野ネズミが餌を探し回って画面を横切ったときに偶然録画されるだけです。 

※ 動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。 

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