2014/01/03

キツリフネを訪花するトラマルハナバチ♀



2013年9月下旬

山裾に咲いたキツリフネの群落でトラマルハナバチBombus diversus diversus)のワーカー♀が訪花していました。

薄暗い林縁で花から花へと非常に忙しなく飛び回るので、撮り難いです。
後脚の花粉籠に花粉団子の有無を確認できず、吸蜜だけでなく集粉も行っているのか不明です。



【追記】
加藤真『夜の送粉共生系』を読んでいて、とても興味深いことを知りました。
スマトラはツリフネソウ属Impatiensがいちじるしい適応放散をとげている場所である。そこでは黄色の花をつけるツリフネソウ類はおもに長舌のハナバチによって昼間に送粉され、赤紫色のツリフネソウは薄暮活動性のスズメガによって送粉されていた。 (『花の自然史:美しさの進化学』p84より引用)
個人的な印象では日本でも同じことが当てはまりそうなので、キツリフネとツリフネソウの送粉者をこれからも観察し続けていきます。



2014/01/02

ダニ付きのヤミイロカニグモ♂(蜘蛛)



2013年6月中旬

山間部の道端の草むらでヤミイロカニグモ♂(Xysticus croceus)らしき小さな徘徊性クモ(カニグモ科)を発見。
黒い体色から♂だと思うのですけど、触肢の形状を確認する前に素早く逃げられてしまいました。
腹部の縁にオレンジ色のダニが2匹付着(寄生?)しています。



飛べ!ナナホシテントウ【ハイスピード動画】



2013年9月上旬

畑の片隅に咲いたユリズイセンで見つけたナナホシテントウCoccinella septempunctata)が飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
花弁に登ると翅を広げ、後翅を羽ばたかせて離陸しました。
後半は更に1/5倍速のスローモーションでリプレイ。


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