2023/04/23

キタキチョウ♂の叶わぬ恋?:キカラスウリの黄葉に誤認求愛

 

2022年10月中旬・午後14:35頃・晴れ 

民家の外壁を覆うように雑草の蔓植物が繁茂して、天然の壁面緑化のようなマント群落を形成しています。 
軒下にはジョロウグモNephila clavata)が網を張り巡らせています。 
その壁際になぜか執着して1頭のキタキチョウEurema mandarina)が思わせぶりな飛び方をしていました。 
近くにはセイタカアワダチソウの花が咲いていて、蜜源植物には事欠かないはずなのに、わざわざ壁際に固執する理由が分かりません。 
遠目からはクモの網に何度もアタックしているように見えたので、不思議に思ってズームインしてみました。 
クモの網に捕まった♀に対して♂が求愛しているのかと初めは思ったのですが、その予想も外れました。

どうやらキタキチョウはキカラスウリの黄葉に興味を示しているのに、手前に張られたクモの網が邪魔で近づけないことが分かりました。 
同じキカラスウリでも緑の葉には興味がありません。
♂による誤認求愛だとすると、非常に興味深い行動です。 
障害があるほど恋心が燃え上がるのでしょうか。
もしクモの巣が無ければキカラスウリの黄葉に着地して足で触れてみて、同種の♀ではないと確かめて飛び去るはずです。 

キタキチョウ幼虫の食草はマメ科植物(クズは除外)なので、成虫♀が産卵目的で飛来したという訳でもなさそうです。 
マント群落にはキカラスウリの他にクズ(マメ科)の葉も生い茂っていますが、それに対してキタキチョウは全く興味を示しませんでした。 

もう一つ別の可能性として、茂みの奥に羽化間近の♀の蛹があるのかもしれません。 
羽化したら真っ先に交尾しようとキタキチョウ♂が引き寄せられたのでしょうか? 
しかし映像を何度見直しても、蛹は見当たりません。 


最後にキタキチョウはようやく諦めて飛び去りました。
その間、馬蹄形円網の主のジョロウグモ♀は全く無反応でした。 
誘蛾灯の近くに造網するクモがよく育つように、周囲の植生が黄葉し始めたおかげでジョロウグモの捕虫網にキタキチョウ♂がよく掛かるようになったら面白いですね。

キタキチョウが落ち着きなく飛び回るので、肝心の性別が見分けられませんでした。 
ハイスピード動画に切り替えれば良かったかもしれません。 
キタキチョウの性別は、大雑把に言うと翅の黄色が濃い方が♂で、薄い(白っぽい)方が♀です。
今回の飛翔個体は黄色い♂のような気がするのですが、日差しが強くて白飛び気味の映像になり、確信がもてませんでした。

紫外線カメラで撮ればキタキチョウの性別を簡単に見分けられるのだそうです。
・シロチョウ科のキタキチョウは♂の黄色い部分が紫外線を反射し、♀は吸収した。(中略)このキタキチョウの♂の翅は撮影する角度によってその紫外線反射量が変化した。これは構造色の発色のしかたと似ている。 (p24より引用)
・♂のキタキチョウはモルフォチョウと同じ構造で紫外線だけを反射している。それも少し角度が変わるだけで大きく変化する。(中略)キタキチョウは紫外線反射により、互いに雌雄を容易に見極めている。 (p25-26より引用)

紫外線カメラでキカラスウリの黄葉を写真に撮ったら、キタキチョウ♀と似て見えるかどうか、誰か調べてみませんか?

 

2023/04/22

給餌したドングリを次々に持ち去り地中に埋める野ネズミ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2022年10月中旬

里山の斜面に立つカラマツ大木の根元に泥汚れがあり、イノシシがヌタ打ちした後に体を擦り付けた痕跡ではないかと予想してトレイルカメラで長期間見張っています。 
しかし当地ではイノシシの生息数が少ないこともあり、待てど暮らせどイノシシが期待した行動をしてくれません。 
イノシシを待ちながら、ついでに別なプロジェクトを始めることにしました。 

秋になると様々な野生動物や野鳥が木の実(堅果)を運び、冬の食料として貯食します。 
トレイルカメラの前に堅果を大量に給餌すれば、持ち去る様子を観察できるはずです。 
元々はカケスの貯食行動を調べた本を読んで、私も真似してやってみようと思ったのがきっかけです。 

 

実は前の年(2021年)に予備的な実験を行ったのですが、失敗に終わりました。 
拾い集めたドングリを籠に入れて林床に放置しておくだけでは、やがて落ち葉が積もって埋もれてしまいました。(ドングリが落ち葉に隠されて野鳥や動物が見つけられなくなる?) 
そして台風が来ると、籠ごと吹き飛ばされてしまいました。 
監視カメラは設置しませんでしたが、ドングリが持ち去られた形跡はありませんでした。 
野生動物や野鳥が普段から探餌活動している場所を給餌場に選ばなかったのも問題でした。 
こういう細かなノウハウは本にも書いてませんから、自分で試行錯誤するしかありません。

給餌したドングリが雨で濡れると発芽したりカビが生えたりするので、対策が必要です。 
このカラマツ大木は多雪地帯の山地に特有の樹形で、根元が強く湾曲しています。 
オーバーハングした幹が庇のようになって、その下の地面には雨や落ち葉がかかりません。
乾いた地面を少し掘って窪みを作り、ドングリを並べて置いてみます。 

森の堅果をせっせと貯食する代表である野ネズミやニホンリス、カケスが泥カラマツの周囲で活動していることも、それまでの監視映像で分かっています。 
トレイルカメラに写ったことはありませんが、カケス以外の鳥としてはゴジュウカラやヤマガラも秋に木の実を貯食します。
通りかかったイノシシやタヌキがドングリを食べてくれる可能性もありそうです。 

7日前に同じ山系の山道に落ちていた大量のドングリを拾い集めました。 
ドングリの形状から樹種はミズナラのようです。 
密閉容器ではドングリが蒸れて腐ったり発芽したりしてしまうので、蓋を少し開けて保管しました。 
落果を採集した時点でシギゾウムシ幼虫による脱出口があるものは除いたつもりだったのに、1週間後にミズナラ堅果を現場に持参するとビックリ。 
ほとんどのドングリがシギゾウムシに寄生されていて、老熟幼虫がドングリの中から穴を開けて外に脱出していました。

 

虫に食われたドングリを使っても野生動物の貯食行動には影響しないだろうと思い、そのまま給餌することにしました。 
(虫食いドングリを野鳥や動物が忌避して貯食しないのなら、それはそれで面白い現象です。) 
ドングリから脱出していた5匹のシギゾウムシ幼虫は、林床に捨てました。 
(ドングリを採集した地点と同じ山なので、放虫しても問題ないと考えています。) 
シギゾウムシの老熟幼虫は自ら地中に潜って蛹化するはずです。 
その様子を野外で微速度撮影したかったのですが、今回は時間がありませんでした。
関連記事(9年前の撮影)▶  
ドングリから脱出したコナラシギゾムシ?終齢幼虫の歩き方 
コナラシギゾウムシ?終齢幼虫の徘徊運動【微速度撮影】
現場(泥カラマツ下)で拾ったドングリ1個を追加し、カラマツの根元に計33個のドングリを山状に積み上げました。 
国内外来種を勝手に種子散布すると問題ですけど、この餌場は雑木林にありますから、同じ山から拾ってきたミズナラやコナラの堅果を撒いても不自然ではありません。
前置きが長くなりましたが、餌場に何がやって来るのか楽しみです。



シーン1:10/11
持参したドングリ(ミズナラ堅果)のスライドショーと、昼間の給餌直後に撮った現場の様子です。 
画面の上から下に向かって下る斜面になっています。 


シーン2:10/12・午前1:27 (@0:18〜) 
深夜に野ネズミ(ノネズミ)が右から登場しました。 
シシガシラなどが生えた右上の斜面をチョロチョロと徘徊して餌を探しています。 
カラマツの背後を左に回り込んでから、下に降りてきました。 
遂に野ネズミがカラマツ根元のドングリ餌場を見つけました。(@1:01〜) 
興奮して匂いを嗅ぎ回っていたら、うっかり鼻で押したドングリが1つ斜面を転がり落ちてしまいました。(@1:03〜) 
その後を野ネズミが慌てて追いかけます。 
「どんぐりころころどんぐりこ♪ お池にはまってさぁ大変!」 
斜面の下に池はありませんが、水溜りがあります。
林床を少し転がっただけで止まったドングリを野ネズミは無事に拾って口に咥えると、左に運び去りました。 

これでドングリ餌場の存在を知った野ネズミが繰り返し通ってくるかと思いきや、不思議なことにこの日は貯食活動を止めてしまいました。 
ドングリが転がり落ちるというアクシデントのため、気が散って餌場の場所を記憶できなかったのかな? 
どこか安全な隠れ家で時間をかけてドングリを食べたのかもしれません。 


シーン3:10/13・午後21:58(@1:15〜) 
夜行性の野ネズミは翌日の夜10時まで現れませんでした。 
カメラが起動したときには既に餌場に来ていて、カメラを凝視したままフリーズしています。
やがて警戒を解くと、細長いミズナラ堅果を1個選び、横向きに咥えてから左下に持ち去りました。 


シーン4:10/13・午後22:00(@1:36〜) 
数分後、餌場に戻って来た野ネズミは赤外線LEDの点灯に驚いたのか、左下に大きくピョーンと跳んで逃げました。(@1:37〜) 
宝の山を見つけた「喜びの舞い」だとしたら面白いのですが、どうでしょうか。
すぐにまた餌場に戻ると、ドングリを1個横向きに咥え、右に運び去りました。 

私には野ネズミの個体識別どころか種類(アカネズミかヒメネズミか)も見分けられません。
分かる人がいたら教えて下さい。
同一個体が餌場に通っていると仮定して、行き先が毎回まちまちなのは、林床のあちこちにドングリを貯食しているからでしょう。 
投資や貯蓄のリスクヘッジを生まれながらにして知っている野ネズミは賢いですね。 
山中で私のようにドングリを1箇所にまとめて貯蔵しておくと、何者かに盗まれて全部失ってしまうリスクがあります。 
その代わり、野ネズミは1個ずつバラバラに隠した場所をすべて長期記憶しておく必要があります。 
1シーズンで何千個、何万個という莫大な量の堅果の貯食場所を覚えるとしたら、野ネズミの脳は驚くべき記憶容量があることになります。
逆に野ネズミの記憶力が完璧でないからこそ、埋めた場所を忘れたドングリが春になると芽を出し、種子散布に貢献できるのです。


シーン5:10/13・午後22:02(@1:59〜) 
野ネズミが餌場に戻って来るまでのシーンが写っていました。 
カラマツ幹の背後から根元を右に回り込みながら現れ、迷うことなく給餌場に到着。 
ドングリの山からじっくり吟味すると、ようやく1個を選び、今度は左下へ持ち去りました。


シーン6:10/13・午後22:06(@2:48〜) 
餌場に戻った野ネズミがドングリを1つ咥えて左下へ運搬。 


シーン7:10/13・午後22:09(@2:55〜) 
今度は右下へドングリを運搬。 


シーン8:10/13・午後23:23(@3:19〜) 
1時間15分も間隔が開きました。 
どこか隠れ家や巣穴で休んでいたようです。 
別個体の野ネズミが餌場に来るようになった、という可能性も考えられます。 
餌場でドングリを1個選ぶと口に咥えて右へ搬出。
(前回と同じ経路だったので、やはり同一個体と考えるのが自然でしょう。)
と思いきや、すぐにまた右下からドングリを持ったまま戻って来ました。 
林床を右往左往して、結局は左下にドングリを運びます。 


シーン9:10/13・午後23:25(@3:46〜) 
餌場に戻った野ネズミがドングリを1個左下へ運び去ろうとしたところ、途中でドングリが滑ってうっかり落としてしまいました。 
斜面を少し転げ落ちたミズナラ堅果を拾い直し、改めて左下へ運び去りました。 
真っ暗な深夜でも野ネズミは至近距離ならドングリがどこにあるのか見えるのでしょうか?
それとも匂いで探り当てるのかな? 


シーン10:10/14・午前1:52(@4:02〜) 
日付が変わりました。 
またどこかで休憩していた野ネズミが、右から餌場に戻って来ました。 
ドングリを右へ搬出。 


シーン11:10/14・午前4:37(@4:20〜) 
休息していた野ネズミが餌場に再登場。 
尻尾が左を向いているので、左からやって来たようです。 
今度はドングリを左下に運び去りました。 


シーン12:10/14・午前4:39(@4:40〜) 
ドングリを持って左下に素早く駆け下りました。 


シーン13:10/14・午前4:41(@4:53〜) 
ドングリを餌場から右下に運搬。 


シーン14:10/14・午前4:44(@5:06〜) 
今回、野ネズミは珍しく餌場に居座り、1個のドングリを齧り続けています。 
ドングリの表面に歯がツルツルと滑って上手く咥えられないのではなく、どうやらその場で食べているようです。 
シギゾウムシ幼虫によって酷い食害を受けた虫食いドングリは貯食に適していませんから、その場で食べてしまうのでしょう。 
それまでも安全な場所に運んでからドングリを幾つか食べていたはずですが、カメラに慣れたので給餌場で食べるようになった、という可能性もありそうです。 
2個目のドングリを拾い上げたところで、録画が終わってしまいました。 
ドングリを持ち去るシーンが撮れていません。 


シーン15:10/14・午前4:47(@6:06〜) 
ドングリを咥えた野ネズミが画面の右からやって来ました。 
林床に浅い穴を掘ると、持ってきたドングリを地中に埋めました。 
遂に野ネズミの貯食行動を動画で記録できたのですが、画面の右外に見切れてしまっているのが残念です。 
その後も野ネズミは画面の右端でウロチョロして、埋めたドングリを落ち葉で隠してるようです。(尻尾しか見えない) 


シーン16:10/14・午前4:48(@7:06〜) 
餌場に戻った野ネズミが今度はドングリを左下に持ち去りました。 
と思いきや、すぐに戻って来て左の斜面を駆け上がりました。 
カラマツ幹の背後を通って、右上へピョンピョン駆け上がります。 

野ネズミは完全に夜行性です。 
餌場にドングリはまだ残っているのに、未明の貯食行動はこれが最後でした。 
ちなみに、日の出時刻は午前5:43。 


シーン17:10/14・午後20:16(@7:24〜) 
昼間はよく寝てから、夜の初出勤です。 
迷わず餌場に来ていたので、場所を記憶していた同一個体と思われます。 
ドングリを左下に搬出。 


シーン18:10/14・午後20:23(@7:38〜) 
今度はドングリを右に持ち去ったと思いきや、ドングリを咥えたまま画面右下から戻って来ました。 
夜の林床を右往左往してから、左下に持ち去りました。
野ネズミの頭の中では毎回どういう思考・判断で貯食場所を決めているのでしょう? 


シーン19:10/14・午後20:26(@8:02〜) 
今回は珍しく餌場で長居しています。 
ドングリの吟味にやや手間取ったものの、右に持ち去りました。 


シーン20:10/14・午後20:27(@8:33〜) 
今度はドングリを左下に運び去りました。 ところがすぐに餌場に空荷で戻って来ました。 
貯食する時間は無かったはずですから、おそらく運搬中にドングリをうっかり紛失してしまったのでしょう。 
入れ違いで別個体が餌場に来た可能性も考えられます。
次に運ぶドングリの吟味に手間取っている間に、録画が終わってしまいました。 
その場で虫食いドングリを食べているのかもしれませんが、よく見えません。 


シーン21:10/15・午前4:31 (@9:33〜) 
日付が変わりました。 
実はシーン20の後、餌場に通う野ネズミの身に危険が迫ったのですが、それについては別の記事にして書きます。(映像公開予定) 

ほとぼりが冷めると、野ネズミは夜明け前に貯食活動を再開しました。 
餌場に戻ると、左下にドングリを持ち去りました。 


シーン22:10/15・午前4:32 (@9:42〜) 
ドングリを右に運搬。 


シーン23:10/15・午前4:35 (@10:10〜) 
餌場で選んだドングリを持って斜面を右に運び、林床に穴を掘ってドングリを地中に埋めました。 
今度は画角内で貯食行動を披露してくれました! 
ドングリを埋め戻したり落ち葉で丹念に隠したりする隠蔽作業に手間取っているようですが、残念ながら尻切れトンボで動画は終わり。 


シーン24:10/15・午前4:37 (@11:10〜) 
餌場に戻っていた野ネズミが居座っています。 
次に運ぶドングリの選択に手間取ってるというよりも、虫食いドングリをその場で食べてるのでしょう。 
目の前にあった2個目のドングリをヒョイと拾い上げると、これも食べ始めました。 


シーン25:10/15・午前4:40 (@12:09〜) 
ようやく餌場から離れ、左下に駆け下りました。 
ドングリ運搬の有無は不明で、空荷で立ち去ったようにも見えます。 

夜明け前の活動はこれが最後でした。 
夜行性の野ネズミは明るくなる前に必ず帰巣します。 
ちなみに日の出時刻は午前5:44。 


※ 一部の暗い映像は、動画編集時に自動色調補正を施して明るく加工しています。 



野生動物に給餌する行為はやり過ぎると様々な問題を引き起こすので、注意が必要です。 
この点については、プロジェクト連載の最後に改めて総括・反省します。 
実際に自分でやってみて初めて分かることもありました。 
「節度を持ってほどほどに(細々と)やる」のが肝心で、決して皆さんに大々的な給餌を推奨している訳ではありません。 
何か悪い影響や問題が生じたらいつでもすぐに給餌を止められるように、給餌に謎の使命感を持って(良かれと思って)のめり込み過ぎないようにしましょう。

昼間にスギ林道を歩くヤマドリ♂【野鳥:トレイルカメラ】

 



2022年10月中旬・午後15:45頃・晴れ・気温14℃

自動撮影カメラで監視している里山の杉林道にヤマドリ♂(亜種キタヤマドリ:Syrmaticus soemmerringii scintillans)が登場しました。 
ここで明るい時刻にヤマドリが写ったのは初めてです。
♂特有の長い尾羽根や美しい模様がしっかり撮れていて感激しました。 

ヤマドリ♂は思わせぶりな緩急を付けて林道を右から左に歩いて行きました。 
タヌキの溜め糞場sに集まる食糞性の昆虫(糞虫やハエの幼虫など)を捕食しに来たのかと期待したものの、今回は地面を啄んだりしないで素通りしました。 

ヤマドリは保護色を身にまとい警戒心が強いので、山中で直接観察したり撮影したりすることが非常に困難です。 
私が山林を歩いているとヤマドリの方がいつも先に気づいてバサバサと飛び去ってしまうので、撮れるのは逃避行動ばかりです。 
ヤマドリの自然な行動を記録するには、トレイルカメラで偶然に写るのを気長に待つのが今のところ一番ですね。 
もし縄張り内で同じ経路を巡回するのなら、ブラインドを設営して隠し撮りすれば良いのかもしれません。 
平地で暮らす国鳥キジの本は結構あるのに、ヤマドリだけを扱った本や写真集がこれまでほとんど出版されていないことから、詳しい行動や習性も分かっていないのかもしれません。 
(ブルー・オーシャンや未到峰は茨の道?) 

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