2022年10月上旬・午後16:05頃・晴れ
河川敷で草を刈った後の干し草の束が点々と散らばっています。
普段は川の中に居る留鳥カルガモ(Anas zonorhyncha)が河川敷に上陸して、群れでゆっくり歩きながら干し草から採食していました。
カルガモは超普通種なのに、こんな採食行動は初めて見ました。
牛や馬のように干し草そのものをムシャムシャと食べているのではなく、干し草の下に嘴を突っ込んでガサゴソと左右に細かく動かし、何かを食べています。
おそらく枯れ草の種子を食べているのでしょう。(種子食)
干し草の下に隠れているコオロギなどの昆虫もついでに捕食しているかもしれません。
青々とした草の葉(クローバー?)の先端を嘴で毟り取り、少し食べることもあるようです。
よく見ると舌を高速で出し入れしているようですし、ハイスピード動画で撮ればよかったですね。
私が立ち止まってしつこく撮影しているせいで警戒したのか、カルガモ4羽の群れはさり気なく遠ざかり、後半は奥にある堤防の方へ(干し草地帯から芝生地帯へ)行ってしまいました。
一緒に採食しているカルガモの群れをよく見ると、横から見た翼の白い縁取りの前に青い羽根が見える個体と見えない個体がいることに気づきました。
これで成鳥と幼鳥の違いや性別などを見分けられたりするのでしょうか?
個々の羽根にも鳥類学的に正式な名称がありそうですが、私は未だ勉強不足です。
※ 時系列順ではなく、素材の順番を入れ替えました。
冒頭のシーンなどは曇りに見えますが、奥にある堤防で西日が遮られているだけで、秋晴れの夕方でした。