2020/12/26

オオイタドリの葉で日光浴するコミスジ

 

2020年8月下旬・午前9:00頃・晴れ 

オオイタドリの葉に乗ってコミスジNeptis sappho)が翅を開閉しながら休んでいました。 
口吻に注目しても、葉の表面を舐めてはいませんでした。  
ヒラヒラと飛び回ってから、少し離れた別の葉に着陸しました。 
初めは日陰の葉に居たのに、今度は小さな陽だまりを自発的に見つけて移動してきたのです。 
半開きの翅を開閉しながら朝の日光浴を始めました。 
朝は活動を始める前に体温を上げる必要がありますし、日差しが強い夏は体温が上がり過ぎないように注意する必要もあります。 
一口に「日光浴」と言っても、適切な体温調節のために意外と繊細な行動が必要とされるのかもしれません。 

日光浴中の昆虫(変温動物)をサーマルカメラ(サーモグラフィー)で動画撮影して体温変化を見てみたいのですが、高価で手が出ません…。 
コロナ禍の対策で体温を手軽に測定できるサーマルカメラの需要が世界的に増大したので、手頃な価格まで値下がりしてくれないかと期待しています。
▼関連記事(約2週間前の撮影) 
オオイタドリの花蜜を吸うコミスジ

2020/12/25

止まり木で羽繕いするキジバト(野鳥)

 

2020年7月中旬・午後18:20頃・くもり 

夕方、ヒノキ大木の枯れた梢にキジバトStreptopelia orientalis)が止まってのんびりと羽繕いしていました。 
その行動自体は別に珍しくもありません。
それでもなぜ記録するかというと…

実はこの木は例年だと夏にチゴハヤブサが止まり木としてよく利用しているのですが、この夏はなぜか一度も姿を見かけませんでした。 
キジバトは「鬼のいぬ間に洗濯…ならぬ羽繕い」とばかりに羽根を伸ばしているようです。 
天敵のチゴハヤブサが健在なら、キジバトは恐ろしくてこの木にはとても近づけないはずです。 

▼関連記事(1年前の撮影)

コロナ禍の影響で私も足が遠のいて、定点観察に来る頻度が減ってしまいました。 
そのせいでチゴハヤブサを見逃しただけなら良いのですが、今季は繁殖に失敗したのではないかと心配でなりません。 
「風が吹けば桶屋が儲かる」式の勝手な想像ですけど、コロナ禍→外出自粛→ドバトに餌をやるヒトが減少→地域全体でドバト個体数の減少→チゴハヤブサが狩場を変更→キジバトがのびのび暮らせる、というシナリオかもしれません。
もちろん、新型ウイルス流行の有無に関わらず、鳩への安易な給餌は止めて正解だと思います。

オトコエシの花蜜を吸うツヤハナバチの一種♀

 

2020年9月上旬・午前8:05頃・晴れ 

峠道に沿って咲いたオトコエシの群落でツヤハナバチの一種♀が訪花していました。 
小さな蜂なので、マクロレンズで接写してみましょう。 
黒い(焦げ茶色)口吻を伸縮させながら吸蜜しています。 
後脚のスコパは空荷でした。  
忙しなく動き回るために、頭楯の模様にピントがしっかり合いません。 
『日本産ハナバチ図鑑』の写真と見比べてみると、この個体は腹部に白紋があるので、クロツヤハナバチもエサキツヤハナバチも否定できます。 
キオビツヤハナバチまたはヤマトツヤハナバチで、頭楯の斑紋が退化した個体変異なのかな? 
だとすれば、脚の色から♀と分かります。 
現場は低山の標高421m地点でした。 
山地性のヤマトツヤハナバチと決めつけて良いものか迷います。
蜂を同定するため、撮影直後にビニール袋をすばやく被せて採集したのですが、慌てていたせいで少し潰れてしまいました。 
以下は標本写真(掲載予定) 



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