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2018/07/18

川沿いの荒れ地で雛の餌を探すハシボソガラスの親鳥(野鳥)



2018年4月下旬
▼前回の記事
孵化した雛に給餌するためニセアカシア樹上の巣に通うハシボソガラス(野鳥)

巣で待つ雛鳥を養うためにハシボソガラスCorvus corone)の親鳥は対岸の荒れ地で餌を探し歩いていました。

この辺りの河川敷は人手によって整備されておらず荒れ放題です。
川に沿って岸には流木や倒木などが散乱しています。
放置されたゴミ(プラスチックのビールケース)が見苦しい…。
春の植物も未だほとんど育っておらず、カラスの餌となる虫もあまり居なさそうです。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→ニセアカシア樹上の巣で親鳥を待つハシボソガラスの雛たち(野鳥)【10倍速映像】


ハシボソガラス(野鳥)@河川敷+採食

2018/07/15

河川敷の草地を歩き回り採食するヒバリ♂(野鳥)♪



2018年5月上旬

私が河原の堤防を歩くと、ヒバリ♂(雲雀;Alauda arvensis japonica)が空高く飛びながらさえずる鳴き声が聞こえました。
しかし飛んでいる姿は見つけられず、河川敷の草地に舞い降りたところから撮影開始。
草地でじっと静止していると保護色で全く目立ちません。
近くに巣があるのではないかと期待したのですが、警戒心が強いようです。(※追記参照)
キョロキョロと辺りを見回しています。
ようやく歩き回りながら採食を始めてくれました。

水野仲彦『野鳥のくらし―卵から巣立ちまで』によれば、

ヒバリは草の種子も食べるが草原の中の昆虫も捕食する。(p25より引用)



ときどき甲高くピィピィ♪と鳴いています。
結構遠いのですが、鳴き声と嘴の動きが一致したので(リップシンクロ)、この個体の鳴き声で間違いありません。
これがヒバリの地鳴きなのかな?
バードリサーチ鳴き声図鑑」サイトで調べた「ヒバリの地鳴き」とは違うので、気になります。


オスは頭部の冠羽をよく立てるが、メスはオスほどは立てない[11]。(wikipediaより)
とのことですが、この個体は冠羽を立てませんでした。



※【追記】
小林朋道『先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学』によれば、
(ヒバリの)親鳥が帰ってきた。まずは巣から数メートル離れた場所に降り立った。これはヒバリの習性である。それから、巣のほうは見ないで、ジグザグに巣に近づいていった。これも、巣の場所を知らせないためのヒバリの習性である。 (p45より引用)
「ヒバリは環境への順応性が高く、多少のことでは巣を放棄したりしない」「ヒバリは人間からの干渉にかなり耐性のある動物」とも書いてあったので(p19、21)、早く私もヒバリの巣を見つけられるようになって営巣・育雛行動を観察してみたいものです。


ヒバリ♂(野鳥)@河川敷:草地



2018/07/13

カキドオシの花粉を舐めるヒゲナガハナアブ♂



2018年5月上旬

川の堤防(土手)に咲いたカキドオシの群落で見慣れないハナアブが訪花していました。
蜂にベーツ擬態しているようです。
左右の複眼が中央で接しているので♂ですね。
帰ってから調べててみると、どうやらヒゲナガハナアブ♂(Chrysotoxum shirakii)らしい。
私は特に触角が長いとは思わないのですが、ハナアブにしたら長いのでしょうか?

飛来した甲虫(コメツキムシの一種?)に驚いてカキドオシの花から飛び立つと、すぐ近くの花に着陸。
口吻を伸ばして、カキドオシ唇形花の下唇にこぼれた花粉を舐めています。
やがて、上唇に隠された雄しべの葯を直接舐めるようになりました。

しかし明らかに吸蜜はしていません。
花蜜を舐めるには花筒の奥底まで潜り込む必要があります。
舌が短いので蜜腺まではとても届かないでしょう。

訪花中にヒゲナガハナアブ♂は腹端から小さな白い糞をポトリと排泄しました。(@1:21)
食事の合間に身繕いして、体に付いた花粉を落とします。


ヒゲナガハナアブ♂?@カキドオシ訪花
ヒゲナガハナアブ♂?@カキドオシ訪花
ヒゲナガハナアブ♂?@カキドオシ訪花

川岸で採食するイソシギの鳴き声を声紋解析してみる(野鳥)



2018年5月上旬

夕方の川で他の野鳥を観察していると、ずっと高音の奇妙な鳴き声を発しながら川岸で活動する小さな鳥が気になりました。
てっきりカワセミがいるのかと思いきや、気になる鳥の正体はイソシギActitis hypoleucos)でした。
川岸の砂地を鳴きながら歩き回り、採食しています。
歩行中の尾羽の振り方に注目しました。
藤田祐樹『ハトはなぜ首を振って歩くのか(岩波科学ライブラリー)』によると、

・イソシギという鳥は、セキレイと同じように、頻繁に尾を振っている。もっとも、イソシギはよくよく見ると尾を尻ごと振っている。尻を上下させるから、その先にある尾も上下に動くようだ。他にもいくつかのシギの仲間が、尾または尻を振っている。
・先述のとおりイソシギは、尾を振るのではなく、尻を振っている。もっと正確に言うと、体幹を傾斜させて尾を上下させている。(p110より引用)


イソシギはときどき地面をついばみながら、ピュピュピュピィ、ピュピュピュピィ♪と高音で繰り返して鳴いています。
嘴の動きと鳴き声が一致しているので(リップシンクロ)、この個体の鳴き声で間違いありません。
イソシギの鳴き声を初めて聞くのですけど、これは私に対する警戒声なのでしょうか?
カワセミよりも鳴くテンポがずっと速いですね。



【追記】
『日本の野鳥:さえずり・地鳴き図鑑』でイソシギの鳴き声を調べると、
秋冬期にはチーとかツィーと鳴く。ヒナがいるとピーイ、ピーイと繰り返し鳴く。 (p138より引用)



イソシギの鳴き声を声紋解析してみる

オリジナルの動画ファイルから音声をWAVファイルに抽出します。
次にピピピピ、ピピピピ♪と繰り返し鳴いている部分を適当に切り出してからスペクトログラムを描いてみました。
川のせせらぎがノイズに入っているかと思ったら、意外にきれいな声紋が得られました。



最後は下流へ飛び立ちました。
私がもっと早く気づいていれば、じっくり撮れたのに…。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

▼関連記事
イソシギを見つけた!:羽繕いからの飛び立ち(野鳥)


イソシギ(野鳥)@川岸+採食
イソシギ(野鳥)@川岸+採食


2018/07/12

雪解けした畑でミミズを捕食するハシボソガラス(野鳥)



2018年3月下旬

雪国の根雪が溶け始めた広い農地(畑)でハシボソガラスCorvus corone)が地面をほじくって何かオレンジ色の実を美味そうに食べています。
冬の間に深い雪で押しつぶされていた植物(作物?)だと思うのですが、採食メニューは不明です。
カラスの上嘴に茶色の食べ残しが付着しています。


やがて、雪解け水で水浸しの農地を畝から畝へと歩いて渡り始めました。
遠くの地面で動いているミミズを目敏く見つけたようで、一目散に歩み寄ると長大なミミズを捕食しました。
のたうち回る獲物を足の爪で押さえつけながら嘴で引き千切り飲み込みます。
食後は水たまりで嘴をかるくゆすぎました。

画面の奥でもう一羽のハシボソガラスが餌を探し歩いています。
この2羽はつがいなのでしょう。
初めのカラスが少し歩くと二匹目のドジョウならぬ、2匹目のミミズを捕食しました。(@1:00)
カラスはミミズが好物なのかもしれません。

▼関連記事
路肩でミミズ?の死骸を食べるハシボソガラス(野鳥)
川でミミズ?を捕食するハシボソガラス(野鳥)

雪解けした畑では土壌が水浸しになってミミズが溺れそうになり、地上に避難してきたところを捕食者に狙われるのでしょう。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2018/07/11

立ったまま反芻するヤギ♀



2018年4月下旬

排泄を終えたヤギ(山羊)♀(Capra hircus)は立ったままで口をモグモグと動かしていました。
食べて一部消化した草を吐き戻して反芻しているのです。
横目で私の様子を伺っているようです。
ときどき耳を動かし、顔にたかるハエを追い払っています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ヤギ♀@原っぱ+立位反芻

2018/06/27

熟柿をついばむ雪国のスズメとメジロ(冬の野鳥)



2017年12月中旬

雪で覆われた空き地の中央に一本だけぽつんと立つカキノキに多数の熟した果実がなっています。
寒風に晒され果肉の渋が抜けたようで、見るからに甘そうです。

スズメPasser montanus)とメジロZosterops japonicus)が熟柿を採食しに来ていました。
メジロは警戒心が強いようで、常に幹の陰に隠れながら盗み食いしていました。
樹形が美しい柿の木で、なかなか絵になる冬の光景でした。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
実際はどんよりした曇り空で薄暗い夕方でした。


関連記事(6年後の撮影)▶ メジロの群れが熟柿を食べ脱糞(冬の野鳥)




2018/06/25

雪が残る田んぼで採食するムクドリの群れ(冬の野鳥)



2018年3月下旬

雪解けが始まった郊外の田んぼでムクドリSturnus cineraceus)の群れが散開して採食していました。
ときどき鳴き声♪が聞こえます。
餌はそこそこ豊富なようで、互いに近くで採食しても喧嘩にはなりません。

夕方の西日に照らされてなかなかフォトジェニックに撮れました。
最後は何かに驚いてムクドリの群れは一斉に飛んで逃げました。

実際は早春なのですが、残雪がらみの行動なので「冬の野鳥」とのラベルをタイトルに付けておきます。


ムクドリ(野鳥)群れ@残雪刈田+採食
ムクドリ(野鳥)群れ@残雪刈田+採食

2018/06/23

早春の田んぼと笹薮で採食するキジ♀4羽の群れ(野鳥)



2018年3月下旬

雪が溶けたばかりの田んぼでキジ♀(Phasianus versicolor)を発見。
畦道をゆっくり歩きながら採食していたようです。
とても地味な保護色なので、もう一羽の♀が登場するまで群れで居るとは気づきませんでした。
カメラを向けた私に警戒したのか横の道に車が通りかかったせいか分かりませんが、急にキジ♀2羽が慌てて走り始めました。
飛び立つと隣接する笹薮まで低空飛行で逃げました。

一羽の♀はすぐに笹薮の茂みに入って姿を消しました。
カメラを右にパンすると、いつの間にか更に2羽のキジ♀が合流していました。
それまでどこに居たのでしょう?

計3羽のキジ♀が笹薮に沿ってゆっくり歩きながら採食しています。
カラフルで派手なキジ♂とは異なり♀は見事な保護色です。(性的二形)
日陰に入るとキジ♀は更に目立たなくなりました。
動きを止めるともう見つけるのは至難の業です。
1羽ずつ笹薮の中に隠れてしまいました。
笹薮の縁に残った個体が辺りをキョロキョロ見回しています。

繁殖期には未だ早いかもしれませんが、この縄張りで♀4羽のハーレムを囲っている♂がいるはずです。
しかし辺りを探しても♂は見つけらず、縄張り宣言をする鳴き声や母衣打ちも聞こえませんでした。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


キジ♀2(野鳥)@刈田
キジ♀2(野鳥)@笹薮/刈田

2018/06/22

雪が残る田んぼで採食するハシボソガラス(冬の野鳥)



2018年3月下旬

雪解けが始まり水浸しになった刈田を1羽のハシボソガラスCorvus corone)が歩き回り、あちこち啄んでは採食していました。
嘴で地面の枯れ草(藁)を掻き分けて食物を探索中です。
ミミズのような細長いものを食べました。

夕方の西日に照らされて、なかなか美しく撮れました。(ちょっと自画自賛)
実際は早春なのですが、残雪がらみの行動なので「冬の野鳥」とのラベルをタイトルに付けておきます。


ハシボソガラス(野鳥)@残雪刈田+採食

2018/06/20

ヒメオドリコソウの花とスズメ(野鳥)



2016年4月上旬

ようやく雪が溶けた地上でスズメPasser montanus)が2羽、採食していました。

映像では原っぱのように見えますが、耕作前の畑の端にあるただの狭い土手(畦道)です。
ヒメオドリコソウの群落が紫の花を咲かせています。
ヒメオドリコソウの新鮮な葉や花をスズメは食べるかな?と少し期待したのですが、見ている間は全く口にしませんでした。
地面や落ち葉をかきわけるように啄んで、草の種子や小さな虫を食べているのでしょう。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2018/06/19

エゾノコリンゴの熟果を食べ脱糞するヒヨドリ(冬の野鳥)



2018年2月中旬・晴れ

庭木のエゾノコリンゴ(別名ヒロハオオズミ、サンナシ)で葉を落とした枝に熟した果実が残っています。
赤かった実も寒風にさらされ茶色になっていました。
1羽のヒヨドリHypsipetes amaurotis)がその熟果を採食しに来ていました。
一部の枝に少し残雪が見えます。

同じ庭の反対側にあるカキノキの甘い熟柿は野鳥によって全て食べ尽くされていました。
どちらの味が野鳥に好まれるかと言えば(嗜好性)、カキの実>エゾノコリンゴの実ということなのでしょう。
実際にエゾノコリンゴの実を試食してみると、とても渋みが強いのだそうです。(『野鳥と木の実ハンドブック』p13より)

食事の合間にヒヨドリが赤いジャムのような軟便をダラーッと排泄しました。(@1:08)
これぞまさしく種子散布の瞬間です。
いかにも果実を食べた後の糞に見えます。

ヒヨドリはエゾノコリンゴの果実を嘴でつついて回るものの、うまく食べられていない様子です。
どうして嘴で果肉をチョビチョビとつつくのではなく熟果を丸ごと咥えて飲み込まないのでしょうか?
素人目には、あまり気乗りのしない採食行動に見えます。
私を警戒してるのか、それとも食欲があまりないのかな?
果実の細い柄を長くして鳥に食べられにくくしているのが植物側の戦略だとしても、どういう目的なのか、ちょっと分かりません。
種子散布のためには、果肉を報酬として種子ごと鳥に飲み込んでもらわないといけないはずです。

実は同じ場所で昨年も撮れたのですが、今回のヒヨドリは単独行動でした。
▼関連記事
エゾノコリンゴの果実を採食するヒヨドリの群れ【冬の野鳥】
ヒヨドリ以外の他種の野鳥が来ていなかったのが残念でした。
横の車道を車が雪解け水のしぶきを上げて走行する音がうるさくて、ヒヨドリの鳴き声がよく聞き取れませんでした。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/06/16

落ち葉をめくって餌を探すスズメの群れ(冬の野鳥)



2018年2月下旬

神社の参道でスズメPasser montanus)が群れていました。
雪が溶けると、コンクリートで固めた参道の横の地面が露出しました。
砂利が敷き詰められた地面には、杉(スギ)やイチョウなどの落ち葉が積もっています。

計8羽のスズメが続々と集まり、とても狭い区画で採食しています。
嘴で杉の落ち葉をめくったり地面をほじくりかえしたりして、餌となる虫を探しているのでしょう。

食べ物の少ない厳冬期はスズメも必死です。
ときどき隣のスズメ同士で小競り合いが勃発します。
群れから2羽が離れ、少し雪が残る参道をときどきついばみながら横断し始めました。
しかし、すぐに仲間のもとに走って戻りました。
引きの絵にすると、奥にもう一羽の仲間外れ?の個体が居たので、計9羽でした。

最後は何かに驚いて一斉に飛び立ち、近くの電線にスズメの群れは避難しました。
すぐに私は採食現場に向かい、動画で記録。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


スズメ(野鳥)群れ@参道+採食:落ち葉めくり
スズメ(野鳥)群れ@参道+採食:落ち葉めくり
スズメ(野鳥)9群れ@電線

2018/06/15

カキの落果に群がり吸汁するハエ



2017年11月上旬

道端でカキノキの下に熟した果実が落ちていました。

その落果に様々なハエが計8匹も群がり、果皮の破れ目に頭を突っ込んで果肉を舐めていました。
内訳はミドリキンバエ1、赤金色のキンバエ1、ニクバエ?6匹。
(ハエの種名を見分けるのは自信がなくて、ほぼ適当です。)

最後はカキノキを見上げると、枝には未だたくさんの実がなっています。



2018/06/13

葉桜の花蜜を吸うヒヨドリ(野鳥)



2017年5月上旬

郊外の道端に育ったソメイヨシノの老木で花が散りつつある葉桜の状態でした。

一羽のヒヨドリHypsipetes amaurotis)が訪花していました。
細い枝でも逆さまにぶら下がった姿勢で嘴を花につっこみ、器用に吸蜜します。

次から次へと訪花するヒヨドリの嘴は桜の花粉で汚れています。
この時期は未だ活動する虫の数が少ないので、もしかすると桜の花の受粉を主に担っているのは昆虫ではなくヒヨドリなのかもしれません。
(桜は鳥媒花か虫媒花なのか?)

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


2018/06/04

川の中洲で辛子チューブを拾うハシボソガラス(冬の野鳥)



2018年1月中旬

ハシボソガラスCorvus corone)が街中を流れる川の雪が積もった中洲で餌を探索中でした。
ゴミとして中洲に流れ着いた辛子チューブを拾い上げたものの、すぐに捨てました。
もし中身を味見したら、面白リアクション映像が撮れたかもしれません。


中洲の泥土を嘴でほじくってみても何も餌を見つけられなかったようです。
諦めたカラスが川から飛び上がりました。
近くの橋の欄干に止まり直した途端に液状の糞を排泄しました。(@0:31)
すぐにまたどこかへ飛び去りました。
私に見られているのを嫌ったのかもしれません。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/05/28

カキノキで実を採食する2羽のツグミ(野鳥)



2016年11月下旬

郊外の庭木として植栽されたカキノキの枝に実った果実を2羽のツグミTurdus eunomus)が、採食していました。
熟柿というほど熟れておらず、未だ少し硬そうな果実です。

食事の合間にツグミが脱糞しました(@0:53、1:59)。
糞に柿の種が含まれていれば、種子散布に貢献したことになります。

実を嘴で啄んでいるときに、食べ損ねて果肉を落とすことがありました。
食後は嘴を足元の枝に擦り付けています。
横の道を車が通りかかると、ツグミはカキノキから飛び去りました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/05/19

熟柿を採食中にヒヨドリ同士で競り合い(野鳥)



2017年11月上旬

民家の庭木として植栽されたカキノキで果実がしっかり熟したようです。
3羽のヒヨドリHypsipetes amaurotis)が熟柿を採食しに来ていました。

互いに少し離れた枝で採食しているのに、ときどき飛びかかって行くのは、餌場を独り占めしたいという占有行動なのかな?
遊びのような小競り合いなのかもしれません。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



2018/05/18

刈田で落穂拾いするハシボソガラスの群れ(野鳥)



2017年10月中旬

広大な田園地帯の中で稲刈りが済んだ区画にハシボソガラスCorvus corone)の群れが散開し、落ち穂拾いしていました。
嘴で藁を掻き分けて餌を探しています。
奥に見える田んぼは未だ稲刈り前なのに、スズメとは異なりカラスはそこに行って稲穂を直接採食(食害)しないというお行儀の良さに感心しました。
案山子かかしとか鳥よけの対策をしているようには見えないのですが、何か理由があるのかな?
もしかすると、メインのメニューは落ち穂そのものではなくてイナゴやコオロギなどの昆虫を捕食しているのかも?と想像したものの、遠過ぎて確かめられませんでした。


カメラを横にパンしながらハシボソガラスを数えたら計41羽でした。
これだけ数が多いと、どの個体の採食行動を撮るべきか、目移りしてしまいます。

▼関連記事(3年前に撮った動画には2羽しか登場しません) 
ハシボソガラス(野鳥)の落ち穂拾い


2018/05/17

カエデの幹をつつくコゲラ♀♂(野鳥)



2017年11月下旬

民家の庭に植栽されたカエデの樹上で2羽のコゲラDendrocopos kizuki)を見つけました。
紅葉した葉もほとんど散り終わった初冬に樹種を見分けるのは困難かと思いきや、枝に特徴的な形の翼果が残っていたので、カエデの一種と判明しました。

コゲラの2羽とも頭部に赤い羽毛が見えないので、現場では母娘なのか?と不思議に思いました。
しかしwikipediaによれば

オスよりメスがやや大きい。(中略)雌雄の羽色の違いは後頭部にある赤い斑の有無(雄にある)程度だが、野外ではほとんど見えないため、羽色で雌雄を区別することは困難なことも多い。
とのことなので、実は♀♂のつがいなのかもしれません。

カエデの幹を登り降りして、短い嘴であちこちの枝を頻りにつついています。
横の車道は車の往来が結構あるのに、コゲラは気にせず作業を続けます。
材の中に潜む虫を捕食しようとしているのでしょう。

『野鳥と木の実ハンドブック』を紐解いてみると、コゲラは様々な木の実を採食することが知られています。
今回カエデの幹に絡みついた落葉後のツタに青紫色の実がブドウのように多数ついていたのに、コゲラは全く採食しませんでした。
ツタの実は好みの味ではないのかな?

それとも未だ充分に熟していないのですかね?


最後コゲラは飛び去り、見失いました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


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