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2015/09/07

板塀のトタン板を齧って遊ぶスズメ幼鳥(野鳥)



2015年7月上旬

民家の板塀の上にスズメPasser montanus)の巣立ち雛が並んで親鳥が給餌に来るのを待っています。
板塀を支える木柱の上端は雨水による腐食を防ぐためにトタンで綺麗に覆われ、釘で固定されています。
どうやらお気に入りの場所らしく、そのトタン板に幼鳥が代わる代わる座りに来ます。
もしかすると晴れた日は太陽でトタン板が熱せられ、暖かいのかもしれません。

幼鳥は好奇心旺盛で、このトタン板を頻りに齧っています。
嘴でペンチのように挟みトタン板を曲げようと力試ししているようです。
退屈しのぎの遊びなのかな?
あるいはトタン板の裏側(隙間の奥)に虫が潜んでいるのかもしれません。
また別なシーンでは、板塀からトタン板に飛び乗ろうとして着地の際にスリップした幼鳥が八つ当たりするかのようにトタン板をつつくことがありました。
近くで別個体の幼鳥が親鳥から給餌されるのを横で見ていた幼鳥が直後にトタン板をつつき始めるのは、欲求不満を解消しようとしているように思いました。

一方、成鳥がこのような行動(遊び)をするのは一度も見かけませんでした。
待っている間の幼鳥は他にも羽繕いや居眠りをして過ごしています。



2015/08/15

電線を飛び移り遊ぶハシボソガラス(野鳥)



2015年7月上旬

田園地帯を走る車道の電線にハシボソガラス3(Corvus corone)が3羽止まっていました。
三羽烏は平行に走る隣の電線にフワリと飛び移る遊びを繰り返しています。
なんとなく、遊んでいる2羽は若い鳥(幼鳥?)のような気がするのですけど、どうでしょう?(落ち着いている一羽は親鳥?)
最後は順番に飛び去りました。

※ 逆光のため、動画編集時に自動色調補正を施してあります。



2015/05/16

茅葺屋根に悪戯するハシボソガラス(野鳥)



2015年5月中旬

農村部の民家の古き良き茅葺屋根に止まっている一羽のハシボソガラスCorvus corone)が気になりました。
嘴を茅葺屋根に何度も差し込んでいます。
何か虫でも捕食しているのでしょうか?
それとも以前ここに何か食べ物や宝物を隠しておいたのでしょうか?(貯食行動?)
やがてトコトコ歩いて屋根の向こうに消えました。
すぐに戻ってくると再び茅葺屋根に悪戯を始め、何か白いビニールのような物(ゴミ袋?)を引っ張り出して引き裂きました。
最後は白くて丸い謎の包みを咥えて飛び去りました。
なんじゃこりゃ?
宝探しゲームですかね?
うーむ、謎は深まるばかりです。
カラスは面白いな―。

失礼ながら少し荒れた感じの茅葺屋根ですけど、廃屋ではなく人が住んでいるようです。
茅葺屋根の作り方を知らないのですけど、茅の下に防水(雨漏り防止)のビニールが敷いてあるのでしょうか?



2015/05/08

猫をからかうハシボソガラス(野鳥)



2015年4月下旬

田起こし前の農地でハシボソガラスCorvus corone)が地上採食していました。
そのカラスにネコFelis silvestris catus)が忍び寄ろうとしています。
首輪は見えず飼い猫か野良猫か不明ですが、
茶トラの毛並で肉付きは良さそうです。

ハシボソガラスaと対峙した猫が地面に伏せながら尻尾を振っています。
尻尾の動きで獲物に居場所がばれそうなのに、なぜわざわざ動かすのだろうと不思議でなりませんでした。
内心の興奮や葛藤を表しているのかな?
猫を飼っている人はよく知っていることなのかもしれません。
様々な行動をする猫の精密画が満載の絵本『みぢかなともだちネコ』p27によると、私の予想が当たりました。

動きをとめて、えもののようすを見るとき、しっぽの先がピクピク動く。(このままでは、えものににげられるのではないか、すぐとびだしてつかまえたい、いやもう少し待て…という心の動きのあらわれ)えものを見すえ、耳もひげもえものにむけられている。

カラスaが歩き去ると、別個体のハシボソガラスbが飛来し猫の頭上を通過しました。
猫の背後からカラスbが歩いて接近します。
そのままフワリと飛び上がると低空で猫の頭上を飛び越えました。(挑発行動?)
カラスbは猫の目の前でこれみよがしに地上採食を始め、とことこと歩き去りました。
ようやく猫が立ち上がると、尻尾を高々と上げて堂々と歩き始めました。(@2:06
嬉しいとき、何かして欲しいとき、甘えたいときに尻尾をピンと立てて近寄ってくるらしい。(『みぢかなともだちネコ』p15, 18より)
もはやカラスから丸見えです。
カラスを狩るのは諦めた猫には別の行き先があるようです。

カラスは警戒声やモビングコール♪を発しているかもしれませんが、用水路の水音と風切り音に邪魔され、おまけに遠くてよく聞こえません。

なぜか猫がまた地面に伏せたと思ったら、別個体のカラスが飛来しました。(擬攻撃?@2:31)
カラスaが戻って来たのかもしれません。
奥の田んぼに居るカラスbは無関心に地上採食を続けています。
猫は地面に伏せたまま慎重にカラスaに向き直りました。
カラスaがフワリと飛び上がると挑発的に猫に接近しました。(@2:55
再びカラスaがフワリと飛び上がると猫を跳び越し背後へ回りました。(@3:26)
猫がじりじりと接近するものの、跳びかかる前にカラスaは小馬鹿にしたように飛んで逃げてしまいました。(@3:57)
カラスは2羽とも飛び去り、呆然とする猫だけが田んぼに残されました。

カラスが群れで猫にモビング(擬攻撃)するかと期待したのですが、猫をからかうように挑発して遊んでいただけのようです。
開けた田んぼには猫が身を隠す所がありません。

カラスから丸見えで狩り成功の見込みは初めから無かったのでしょう。
ネコにとっても退屈しのぎの遊びだったのかもしれません。



【おまけの動画】↓



最近YouTubeで話題になった性格の悪いロシアの?カラスの動画です。
木の上のカラスを狙う猫と、余裕たっぷりに猫を翻弄するカラスの攻防がコミカルです。


2015/01/31

マダラスジハエトリ♀(蜘蛛)の独り遊び?



2014年10月中旬

陽だまりのベンチの角からマダラスジハエトリ♀(Plexippoides annulipedis)が東屋の柱に跳び移ろうと苦労していました。
垂直の柱がつるつる滑りやすいので着地に何度も失敗しています。
滑落しても「しおり糸」(命綱)のおかげで元の場所にすぐ戻ることが出来ます。
ベンチに登り直した際に脱糞したかもしれません。(@0:12)
三度目の正直でようやく柱にしがみ付きましたが、またすぐに滑落。
柱を少し登り直してから、柱とベンチに渡した糸を伝って綱渡りのようにベンチに戻りました。
本当に柱に行きたいのなら、なぜ戻ってくるのか分かりません。

しばらく観察しても行動の意図や目的が全く読み取れませんでした。
柱に止まっている獲物を目掛けて跳びついているなら分かるのですが、そうではありません。
造網性クモが網を張る最初の工程として枠糸を張る行動と少し似ているかもしれませんが、ハエトリグモは徘徊性です。
見ていると次第に「ムキになってチャレンジしている?」(なぜ跳ぶのか?そこに柱があるから)とか「独り遊びをしているのでは?」という気になってきました。
遊びを行うカラス並みに賢いのでは?と少し感じてしまったのです。
ちょっと面白いと思ったのですが、私の変な感情移入(擬人化)かもしれません。
どうも私はハエトリグモが知的な虫に思えて仕方がない傾向があるようです。

「クモ蟲画像掲示板」に投稿したところ、きどばんさんより以下のコメントを頂きました。

ネコのオモシロ動画辺りで似たような場面を見たような・・・
ケアシハエトリの例を挙げるまでもなく知的生物であることは間違いないですね。
脳の大きさやそのあり方と知性のレベルは比例するものではないと思います。
ただネコやカラス等と比べると極端に寿命が短いのであまり遊ぶ暇は無いのかとw



2014/11/08

湖に飛び込んで遊び水草を採食する野生ニホンザルの群れ



2014年8月上旬

山中の湖の畔で遊んだり採食したりする野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れの映像をまとめました。
あちこちで色々なことが次々と巻き起こるので、カメラをどこに向けるべきか目移りしてしまいます。
ニホンザルは行動のバリエーションが本当に豊かで、ずっと見ていても飽きません。

岸辺に生えたスギやクルミ?などの木によじ登り、湖面に張り出した枝から水に飛び込む遊びを楽しそうに繰り返しています。
追いかけっこをしたり樹上で小競り合いになったりすることもあります。
水に落ちた猿はすぐに岸に戻ります。
これはどうしても「遊び」と呼びたくなります。
ヒトの腕白な悪ガキ達の遊びを見るのと何ら変わりません。
「猿も木から落ちる」のは、ちょっとした
スクープ映像ですかね。
数時間前に私が少し離れた山中で夕立の雨宿りをしていたときに繰り返し聞こえてきたドボーン!という水音の正体がこれで判明しました。

個人的に、杉の木に登るニホンザルを見たのは初めてかもしれません。
(真っ直ぐに伸びる杉の木は広葉樹よりも登りにくいのかと勝手に思っていました。)

もう一つ特筆すべきは、ニホンザルが湖面から水草を採食してはモグモグと頬張っていたことです。
水面に張り出した枝先や岸辺から腕を伸ばして水草を採食するシーンが繰り返し撮れました。
(@1:30、6:30、9:00-9:40、11:00-11:55、12:12-14:00、15:15-16:50)
ぶら下がった体重でしなる枝のスイングを利用して水草を採食する様子がとても印象的です。
この映像のアングルでは手前に生い茂るヨシやアブラガヤなど背の高い植物に隠れて、岸に近い水面に繁茂する浮葉は全く見えません。
後日に湖面の浮葉植物群落を写真に撮ると、優占種はジュンサイのようです。
したがって猿が食べていたのもジュンサイの可能性が高いと思います。
水生昆虫やカエルなどを捕食しているようには見えませんでした。
我々ヒトは寒天質で覆われた若芽を山菜として食用にしていますが、猿はジュンサイの葉を食べるのですかね?

▼前回の記事
水草ジュンサイ?を採食するニホンザル



かなり離れた位置から隠し撮りしている私の存在をニホンザル達は明らかに意識しています。
群れ全体としては左へ左へと少しずつ遊動しています。
どうやら湖の南西奥の雑木森が今夜の塒(ねぐら)になっているようです。
薄暗くなってからは湖を泳いで横断するニホンザルはいなくなり、湖畔をぐるっと回って移動していました。

望遠レンズで撮った不鮮明で暗い映像をYouTubeの動画編集で自動色調補正したら見違えるように改善しました。
(手前はまるで水田の稲穂のように見えますけど、実際はこんなに黄色くなくて、浅い湖に生えたヨシやアブラガヤなど水生植物です。)
途中から疲れてきたので(@4:39〜)三脚を取り出してカメラを固定しました。
日が落ちると森の中はどんどん暗くなるので、望遠レンズで撮るには厳しい条件です。
暗くなる限界まで撮影を続けました。



2014/11/05

湖で泳ぐ野生ニホンザルの群れ



2014年8月上旬

山中で夕立の雨宿りしている間に遠くから猿が鳴き交わす声が繰り返し聞こえてきました。
野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れが雑木林を遊動する物音もポキポキと聞こえました。
猿同士が喧嘩する叫び声(悲鳴)に混じって、ドボーンと水に飛び込む音が下の湖から繰り返し響いてきます。
雨も止んだので気になって様子を見に行くことにしました。
(映像はここから。)

湖の畔にそっと近づくと、ニホンザルの群れが湖で楽しそうに水遊びしていました。
この日はとても暑かったので、いかにも気持ちよさそうです。
野生のニホンザルが泳ぐ姿を初めて見ました!
泳法は犬かきだと思いますが、達者にスイスイ泳いでいます。
遊びたい盛りの若い子猿が多い印象ですけど、遠いのではっきり分かりません。

湖の中央部はどうやら水深が浅く浮島のようになっているようです。
浮島の間の水路を泳いできた一頭が、浮島に上陸しました。
全身ずぶ濡れ(濡れネズミの猿)のままで、犬みたいに身震いで水気を切ったりしませんでした。

※ 望遠レンズによるぼんやりしたオリジナル映像にYouTubeの動画編集で自動色調補正を施したら劇的に改善されました。



2014/04/15

電線の器具に悪戯するハシボソガラス【冬の野鳥】



2014年2月下旬

市街地の大通り沿いの電線に2羽のハシボソガラスCorvus corone)が止まっています。
3本の電線を連結する器具に対してカラスが非常に興味を示し、頻りに嘴で突いています。
電線に付属したこの保線器具?の正式名称を知りたいのですけど、ご存知の方は是非教えて下さい。
白いロープで電線の間隔を保っているのかな?(アース?)

そこへ突然もう一羽が飛来し(攻撃?)、電線に居た一羽は飛んで逃げました。
残された一羽は鳴きながら保線器具に悪戯を続けています。
カラスは本当に好奇心が旺盛ですね。
白いロープの結び目を嘴で解けたら大したものですけど、さすがにそこまで器用ではありませんでした。
やがて禁じられた遊びに飽きたのか電線上で向きを変えると、尻から脱糞しました。(@1:07)
映像を撮り終えた直後に、少し身軽になったカラスは電線から飛び去りました。

もしカラスが本当に電線の器具を壊したり感電したりするスクープ映像が撮れたら、電力会社に通報しないといけませんね。
実は我々の知らないところでカラス対策が施されていたり色々と改良されているのかもしれません。
電柱や高圧線の鉄塔に巣作りするカラスが停電の原因になり、よく問題になっていますよね。

慌ててレンズキャップを外すときに望遠レンズにうっかり指紋を付けてしまい、少々お見苦しい映像になってしまいました…。


▼関連記事(6年後の撮影)

2014/04/02

線路で遊ぶハシボソガラスの群れ(野鳥)



2013年8月上旬

ハシボソガラスCorvus corone)の群れが単線の線路に集まっています。
悪戯好きのカラスが線路に置き石する現行犯の証拠映像が撮れたらJRに通報しなければ…、と内心ドキドキしながら見守りました。※(追記参照)



幸い私の予想は外れました。
親子?のカラスが遊んでいるだけで、別に悪さはしていないようです。
ヤブカンゾウの花が咲く線路横の茂みに何故か出入りしています。
線路の砂利から陽炎が立ち上るほど暑い日でした。



【追記】
『銀座のツバメ』p84によると、
(ハシボソガラスは)たいへん器用な鳥で”知的行動”と呼ばれる高度な習性をもつ。(中略)マスコミで話題になった線路に置き石をした犯人も、このハシボソである。置き石は線路下に隠した餌の目印だったようだ。


2014/02/02

台風の強風で遊ぶハシボソガラスの群れ【野鳥】



2013年10月中旬

台風の影響で強風が吹き荒れる日でした。
稲刈り後の田んぼでハシボソガラスCorvus corone)が群れていました。
飛び立っても強風に逆らっては進めずに煽られて流されてしまいます。
着陸するのも一苦労。
数羽で追い掛けっこするように飛んで遊んでいるカラスもいます。
嵐の日に風乗り(ウィンドサーフィン)を楽しんでいるように見えました。

私の心象風景ではゴッホの描いた名画「カラスのいる麦畑」を少し連想したのですけど、改めて映像を見直すと全く雰囲気が違いましたね(笑)。


【追記】
塚原直樹『カラスをだます』によると、
風の強い日、カラスが上空で気流をうまく捉えて、風乗りを楽しんでいるような姿を見かけることがある。微妙な気流の変化を感じ取っているのは、おそらく翼だ。(中略)台風のような強風の日もカラスは空を飛ぶ。(中略)風が強い日の飛び方をよく見ると、尾羽を小刻みに動かしてバランスをとっているのがわかる。まあ、思い切り風に流されていくのを見かけることもあるのだが。(第2章「カラスになりきる」より引用)

改めて動画を見直しても、尾羽の細かな動きまでは分かりませんでした。

台風の日にスーパースローで撮影する必要がありそうです。 





2013/12/28

水溜まりで独り遊びするハシボソガラス(野鳥)



2013年7月中旬

新興住宅地の水溜まりでハシボソガラスCorvus corone)が独り遊びしていました。
遠くてよく見えませんが、採食行動…ではなさそうです。
嘴を水に浸けて飲んだようにも見えますけど、確かカラスは水をすくう度に上を向かないと飲み込めない筈です。
泥の付いた嘴を水洗いしただけでしょう。
泥水に沈んでいる謎の物体を再びいじり始めました。
脚で押さえつけて動かないようにしてから嘴でつついています。
最後は諦めたのか(飽きた?)小走りで退場。



2013/11/10

ハシボソガラスの相互羽繕いと空中戦の遊び【野鳥】



2013年7月下旬

電線に最大5羽のハシボソガラスCorvus corone)がまるで朝礼のように集っていました。

2羽が飛びながら小競り合い(空中戦)や追いかけっこして楽しげに遊んでいます。
その一羽が電線に戻ると、伸び上がって一段上の電線を咥えようとしていました。
嘴でぶら下がるブランコ遊びをやるかなと思いきや、届かなかったようです。
もし背が届いてたら感電したかな?

もう一つ興味深い行動として、電線に止まったカラスの相互羽繕いが見られました。
相互と言っても片方が一方的に羽繕いするだけです。
世話好きのカラスが両隣の個体の羽根を嘴で梳いています。
わざと相手の羽根を逆立てて(毛羽立てて)います。
求愛行動なのか、親子で親愛の情を示しているのか、それともニホンザル同士がやるグルーミングのような社会的な挨拶なのでしょうか。
自分自身を羽繕いする個体もいます。


春にしか見られない求愛給餌と違い、カラスのペア間の相互羽繕いは秋でも冬でも見かける。春のハシブトやハシボソでは一方が威張ってもう一羽にやらせているように見えることが多い。(『スズメの少子化、カラスのいじめ:身近な鳥の不思議な世界』p88-89より)



この群れは定点観察しているいつもの家族かな?と思うものの、定かでありません。
足輪を付けて個体識別できたら観察結果の理解がもっと深まり楽しいのになー。



2013/08/30

拾った枝を奪い合うハシボソガラスの遊び【野鳥】



2013年7月中旬

空き地でハシボソガラスCorvus corone)の三兄弟が枯れ枝を地面から拾い上げて遊んでいました。
2羽で取り合いになり、綱引きしています。
飽きて手放した枝でも仲間に取られると惜しくなり、奪い返そうとする様子が微笑ましいです。
枝を咥えて木製パレットの上に登った個体が簀子板を踏み抜いてずっこけました。

なんとなくこの三羽烏は、同じ巣から生まれた幼鳥の兄弟のような気がします。



2013/08/29

東屋で遊ぶ野生ニホンザルの群れ



2013年7月上旬

登山道の休憩所として建てられた東屋で、遊動中の野生ニホンザル(Macaca fuscata)が数匹たむろしていました。
初めは頻りにこちらの様子を窺っています。
東屋の柵から柱を身軽によじ登って屋根へ移動。
トタン屋根の上で遊んでから下りる際は、頭を下向きに柱を降りる猿もいれば、柱にしがみ付き尻から滑り降りる猿もいました。
東屋の屋根と桜の枝との間をピョーンと跳び移る軽業まで披露してくれました。

生き生きと遊ぶニホンザルの様子は見ていて飽きません。




2013/08/19

水溜まりで遊ぶハシボソガラス(野鳥)



2013年7月上旬

住宅展示場の裏庭に前夜の雨で大きな水溜まりが出来ました。
そこへハシボソガラスCorvus corone)の群れ(3羽)がやって来ました。
小石や枝を拾い上げたり仲間と奪い合ったりして長時間遊んでいます。
水深はカラスの足首ぐらいあります。
嘴をつっこんで、水を飲んでいるかと思いきや小枝を拾い上げました。
(ハト以外の鳥は嘴で水をすくってから上を向かないと飲み込めないはず。参考サイト→「ハトの水飲み」)

水溜まりで草を毟っているのは餌となる虫を探してるのかな?
水中から拾い上げたゴムの切れ端を、2羽で引っ張り合い喧嘩を始めました。
岸の小石を拾い上げて遊んでいると、これも取り合いになりました。
とにかく一羽が何かを見つけて拾い上げると、仲間は気になってすぐに近寄ってきて取り合いになります。
そのくせ奪った物にすぐ興味を失います。
ヒトの子供が遊ぶ様子と大差なく、とても微笑ましい光景でした。

この日「カラスの行水」は見られませんでした。





2013/03/17

フジの蔓に登って遊ぶニホンザル子猿



2013年1月下旬

野生ニホンザル(Macaca fuscata)の群れが採食遊動する通り道(獣道)で、子猿が集まって遊んでいます。
木から伸びたフジの太い蔓が気に入ったようで、次々に登ったり齧ったりしています。
近くの枝で2頭の成獣がのんびり毛繕いしています。

映像の後半は、小枝に掴まって採食していた子猿がバランスを崩しました。
「猿も木から落ちる」決定的瞬間を撮れたかと思いきや、なんとか持ちこたえました。
子猿の活発な行動は見ていて飽きません。




2013/03/01

生垣に積もった雪で遊ぶハシボソガラス【冬の野鳥】



2013年1月下旬

ちらちらと雪が降る中、雪遊びに興じるハシボソガラスCorvus corone)を見つけました。
大通りに面した民家の生垣(ヒバ?の庭木)にこんもり積もった雪の上に飛び上がり、足元の雪を嘴でつついています。
下に飛び降りると、生垣の葉を嘴でついばみました。
常緑樹の葉など美味しそうには見えませんが、厳冬期の飢えから採食したのでしょうか? (何かを探している?)
生垣の周りを歩き回ります。
すぐ横は交通量の多い車道ですが、ひっきり無しに車が通ってもカラスは無頓着です。

再び生垣に積もった雪の上に飛び乗って遊んでいます。
嘴で足元の雪を掘っていたら雪が崩れて、カラスは一緒に落ちました。
足元の雪が崩落するスリルを繰り返し味わっているのかもしれません。
必ず雪の塊の縁に止まって足元をつついています。
次はヒバの葉に左足を掛け、嘴で葉をつついています。
再度飛び上がり生垣の上に乗るも、足元の雪が崩れてまた落下。





最後は飽きたのか、飛び去りました。(死角で映像なし)
すぐに現場検証に行くと、崩した雪面に嘴や爪で引っ掻いたような跡が残されていました。

  • 遊び?
  • 雪浴び?
  • 水を飲む代わりに雪を摂食?
  • 生垣に以前何かを隠しておいた?(貯食)
  • ヒトの除雪を手伝っているつもり?(この日の人間界は雪かきや雪下ろしに忙しくしています。)
解釈は色々と考えられますが、個人的には雪遊びのような印象を受けました。

生垣に積もった雪を崩しておきながら、崩れたのは生垣の中に隠れている何者かの仕業だと思って横から覗き込んでいたのでしょうか?

カラスが崩した雪面に残された爪跡? 嘴で引っ掻いた跡?

カラスが崩した雪面に残された爪跡? 嘴で引っ掻いた跡?

樹種はヒバの仲間ですかね?
(生垣や庭木に詳しい方教えて下さい)
縄で縛られ雪囲いされています。


【おまけの動画】
最近話題沸騰の映像を紹介します。
ロシアのカラスが車の屋根に積もった雪で遊んでいます。
滑るのがよほど面白いようで、何度も屋根の斜面を滑り下りたりごろごろと転がったりする様子に驚愕しました。
必見です。
これを見てカラスの知性の高さを疑う人は居ないでしょう。
車体を引っかかれた車の持ち主は災難ですけどね。




2013/02/03

石垣で遊ぶニホンザルの身体能力



2012年8月下旬

山から里の近くまで下りてきた野生ニホンザル(Macaca fuscata)の群れがのんびりくつろいでいます。
林縁にコンクリートで固めた急斜面があり、そこを猿たちが追い駆けっこしながら登り下りして遊んでいました。
子猿だけでなく成獣も身軽にジャンプし、コンクリートの急斜面を攀じ登ることができます。
斜面の上から張り出した木の枝(アカマツ)やクズの蔓にぶら下がって遊ぶ子猿もいます。
映像の冒頭で石垣を登った個体は後ろ姿でよく見えませんが、もしかすると右腕の無い隻腕のニホンザルかもしれません。

多少の足掛かりがあるとは言え、絶壁のような急勾配です。
(水準器を買って角度を測りに行こうかしら?)
石垣でフリークライミングの練習をする人たちよりも流石に達者ですね。
戦国時代の城攻めで忍者が飼い慣らした猿に長い縄を付けて放ち、下から城壁を登らせて侵入ルートを確保するという話を子供の頃に読んだことがあります。
今回ニホンザルの身体能力を目の当たりにして、さもありなんと実感しました。
お城の石垣ぐらい安々と登れそうです。



2012/12/18

ニホンザル子猿の水遊び



2012年8月下旬

コンクリート三面張りの深い用水路には万一水に落ちたヒトが自力で脱出するための様々な工夫が講じられています。
そうした安全策の一つとして、側面の壁に垂直の梯子が随所に設置してあります。
林縁を流れる用水路の岸を一列縦隊で歩いて来る野生ニホンザルMacaca fuscata)の群れを撮っていたら、その梯子を子猿が独りでするすると最下段まで下りてぶら下がり、手を伸ばして流れる水面に触れました。

泳ぐのかな?と一瞬思いましたが、さすがに水には入りませんでした。
子育て中のお母さんが見たら思わず「危ない!!」と目を覆って悲鳴を上げたくなるような光景ですけど、野生の子猿の身体能力をもってすれば危険でもなんでもないようです。
ワイルドだろ〜?
母猿も特に心配するような素振りは見せませんでした。

サルの群れと遭遇するとあちこちで色んな事件が巻き起こるので、どの個体を撮るか目移りしてしまいます。



2012/02/29

大雪の日に遊ぶニホンザルの群れ



2012年1月下旬

野生ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れが食料を求めて山から里に下りて来ました。
集落の広場に子猿?が集まり、雪遊びや追いかけっこをして騒いでいます。
大雪が降っていてはっきり見えないものの、作った雪玉を持って運ぶ個体もいました。
小学校の校庭と大差ない光景が繰り広げられています。

♪猿は喜び庭駆け回り、猫は炬燵で丸くなる




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