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2018/12/22

オミナエシの花蜜を吸うフタモンアシナガバチ♀とブチヒゲカメムシ



2018年9月下旬

民家の花壇に咲いたオミナエシの群落でフタモンアシナガバチPolistes chinensis antennalis)のワーカー♀が訪花していました。
テーブル状の花序を歩き回りながら吸蜜しています。

奥の花序にブチヒゲカメムシDolycoris baccarum)も来ていたのですが、フタモンアシナガバチ♀はニアミスしても狩ろうとしませんでした。(@2:22)

他にもほっそりした別種のカメムシが訪花していたものの、背側から撮れず種類が見分けられませんでした。
カメムシはじっとしているだけで、動画に撮っても面白くありません。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


フタモンアシナガバチ♀@オミナエシ訪花吸蜜
フタモンアシナガバチ♀@オミナエシ訪花吸蜜

ブチヒゲカメムシ@オミナエシ訪花吸汁

オミナエシ花
オミナエシ葉:ギザギザの葉が対生
オミナエシ葉:鳥の羽のようにギザギザしている

2018/12/19

オオイヌタデを訪花するトゲカメムシ



2018年9月下旬

山間部の峠道に沿って咲いたオオイヌタデの群落で2匹のトゲカメムシCarbula humerigera)が同じ花穂に居ました。
私には性別が見分けられないのですが、2匹は交尾中ではなく、少し離れて静止していました。
アングルを色々と変えて撮ってみても動きが乏しいです。
口吻を花穂に刺して吸汁しているかどうか確認できませんでした。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


トゲカメムシ2@オオイヌタデ訪花
トゲカメムシ2@オオイヌタデ訪花
トゲカメムシ2@オオイヌタデ訪花
トゲカメムシ2@オオイヌタデ訪花・全景

オオイヌタデ群落・全景
オオイヌタデ葉
オオイヌタデ托葉鞘

2018/12/17

蜂に擬態したサッポロヒゲナガハナアブ♀がニラを訪花



2018年9月中旬

川沿いの民家の花壇に咲いたニラの群落で蜂にそっくりなハナアブが訪花していました。
ホバリング(停空飛翔)で飛び回り、ニラの白い花に着陸すると口吻を伸ばして花蜜や花粉を舐めます。
採集できませんでしたが、映像から切り出した静止画と見比べて、おそらくサッポロヒゲナガハナアブ♀(Chrysotoxum sapporense)だろうと突き止めることが出来ました。

参考サイト:ヒゲナガハナアブ族 - Hoverflies world(Diptera,Syrphidae) ハナアブの世界

見事なベイツ型擬態です。
腹部の横縞模様が黄色と黒だけでなく、焦げ茶色も混じっていることから、なんとなくモデルはコアシナガバチPolistes snelleni)ですかね?

クロアリやキンバエの仲間も一緒にニラを訪花していました。



ちなみに、近縁種を春にも観察しています。
▼関連記事カキドオシの花粉を舐めるヒゲナガハナアブ♂

サッポロヒゲナガハナアブ♀:背面@ニラ訪花吸蜜
サッポロヒゲナガハナアブ♀:背面@ニラ訪花吸蜜
サッポロヒゲナガハナアブ♀:側面@ニラ訪花吸蜜
サッポロヒゲナガハナアブ♀:顔@ニラ訪花吸蜜
サッポロヒゲナガハナアブ♀:側面@ニラ訪花吸蜜

2018/12/15

ツユクサの花粉を舐めホバリングするホソヒラタアブ♀



2018年9月中旬・午前9:06〜9:11

雨上がりの朝、道端に咲いたツユクサの群落でホソヒラタアブ♀(Episyrphus balteatus)と思われる虻が訪花していました。

花の手前で見事なホバリング(停空飛翔)をしばし披露してくれました。
ようやく花に着陸すると、長く伸びたO字形雄しべの葯を口吻で舐めています。

青い花弁に一番近くに位置する3本のX字形雄しべは「仮雄蕊」または「仮雄しべ」と呼ばれ、葯が発達せず本来の生殖機能をもたない雄しべなのだそうです。
黄色いX字形雄しべは青い花弁との対比でよく目立つので、訪花昆虫を呼ぶ蜜標のような目印として働いているのだそうです。
この映像でもホソヒラタアブ♀は、ツユクサの仮雄しべを少し舐めただけで花粉が無いことに気づいたようです。
その手前の黄色いY字形雄しべを時間をかけて舐めています。
Y字形雄しべの花粉を摂食しようとすると、花弁から下に長く伸びたO字形雄しべと雌しべがホソヒラタアブの胴体(腹部の下面)に擦り付けられ、このときに他家受粉が成立するのでしょう。
植物学の本の字面を読んでいるだけでは用語が難しくてさっぱり頭に入りませんが、自分で撮った映像と見比べると、とてもよく分かりました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

【参考ブログサイト】物臭狸の 花日記
ツユクサ  ~花のしくみ~


【参考書】
『花の自然史―美しさの進化学』第16章 森田竜義、濁川朋也 「花の性型の可塑性:雄花を咲かせるツユクサの不思議な性表現」

・1株に雄花と両性花が存在する性表現型を雄性両全性同株(andromonoecy)というが、ツユクサはその代表的な例なのである。 (p227より引用)
ツユクサの花には蜜腺がない。訪花昆虫に報酬として提供するのは花粉のみということになる。花粉報酬花と呼ばれるこの性質 (p229より)
ツユクサの花は一日花である。早朝5時半ごろに咲きはじめ、6時半ごろ満開となるが、午前10時には花弁がしおれはじめ、午後1時にはほとんどの花が終わってしまう。6時間ほどのきわめて短いあいだしか咲かないのである。
・ツユクサは他家受粉花の特徴をもつ同花受粉花というふしぎな花なのである。(p240より)
・ツユクサは主として自家受精によって種子生産を行なうからこそ、わずかな他家受精のチャンスをつくりだすために、両性花の大きな花弁は仮雄ずい、さらには雄花に大きな投資をしていると考えられる。(p242より)




機会があれば、ツユクサの開花と、訪花昆虫に頼らず自家受粉する様子(O字形雄しべと雌しべを巻き込みながらの閉花)を、微速度撮影してみたいものです。

ホソヒラタアブsp♀@ツユクサ訪花+ホバリング
ホソヒラタアブsp♀@ツユクサ訪花+ホバリング
ホソヒラタアブsp♀@ツユクサ訪花+ホバリング
ホソヒラタアブsp♀@ツユクサ訪花+ホバリング
ホソヒラタアブsp♀@ツユクサ訪花+花粉舐め
ホソヒラタアブsp♀@ツユクサ訪花+花粉舐め
ホソヒラタアブsp♀@ツユクサ訪花+花粉舐め
ホソヒラタアブsp♀@ツユクサ訪花+花粉舐め
ホソヒラタアブsp♀@ツユクサ訪花+花粉舐め

2018/12/14

クズを訪花するスミスハキリバチ♂の羽ばたき【ハイスピード動画】



2018年9月上旬


▼前回の記事
ヤブツルアズキの花蜜を吸うスミスハキリバチ♂

(同一個体を続けて撮ったつもりなのですが、ときどき見失ったので、別個体の可能性もあります。)

山麓の農村部の道端に咲いたクズの群落でスミスハキリバチ♂(Megachile humilis)が訪花していました。
240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。

吸蜜中は腹部を上に反らした海老反り姿勢になっています。
腹端に丸みがあるので雄蜂♂だと思うのですが、いまいち自信がありません。
顔が白っぽいのは、雄蜂♂に特有の白い毛が密生しているためか、それとも単に花粉で汚れているだけなのか、悩ましいところです。
吸蜜中に丁度クズの花の雄しべの先が腹部下面に当たり、花粉が付着します。(花粉で汚れたせいで、♀特有のスコパの有無が紛らわしいです。)

同時に雌しべの先も擦られて花粉が付くので、次の花へ飛び回る蜂はクズの送粉者として持ちつ持たれつの共生関係にあります。
(更にスミスハキリバチの♀はクズ等の葉を切り取って巣材にします。)

高画質のHD動画でも記録しようとしたら、逃げられてしまいました。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



【追記】
クズの花の構造については「マメ科の蝶形花冠」というサイトの写真付きの解説が参考になります。
旗弁の根本には黄色い蜜標があり、これを目印としてハナバチ類は訪花します。
蝶形花冠をしたマメ科の花は、昆虫が蜜標を目印にしてもぐりこむとき脚で翼弁と舟弁を押し下げます。すると舟弁の中に隠されていた雌しべと雄しべは押し下げられないので外に出てきて昆虫に花粉をつけたり、昆虫から花粉を受け取ったりします。昆虫が飛び去ると翼弁と舟弁は元の位置にもどり再び雄しべ雌しべは隠れてしまうのです。 (上記サイトより引用)
バネ仕掛けのような下線部の様子が今回撮れたスローモーションの映像でよく分かります。

2018/12/11

ヨモギの花と葉を食べるマメハンミョウ



2018年9月上旬
▼前回の記事(実際の撮影順序は逆です)
毒虫マメハンミョウをニホンアマガエルは捕食するか?

田園地帯の用水路と農道に挟まれたヨモギの群落で2匹のマメハンミョウEpicauta gorhami)を見つけました。
歩いて茎を昇り降りしたり、花や葉に口を付けて食べたりしているようです。
立ち止まって身繕いしている個体もいました。

この日は風が吹いて、虫撮りには悪条件でした。
ヨモギが絶え間なく揺れ続けるので、マメハンミョウの口元にズームインしたくてもできず、摂食行動をじっくり観察できませんでした。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


マメハンミョウ@ヨモギ訪花+摂食
マメハンミョウ@ヨモギ訪花+摂食
マメハンミョウ@ヨモギ葉+摂食

2018/12/10

ニラの花蜜を吸うコアシナガバチ♀



2018年9月上旬

民家の軒下に咲いたニラの群落でコアシナガバチPolistes snelleni)のワーカー♀が訪花していました。

意外にもこの組み合わせは初見です。
吸蜜する蜂の顔と胸に大量の黄色い花粉が付着しています。

後半は花粉で汚れた顔を化粧しています。(身繕い)
今回の個体で顔色は性別判定に使えませんが、触角の先端の形状から♀と判定しました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


コアシナガバチ♀@ニラ訪花吸蜜
コアシナガバチ♀@ニラ訪花吸蜜
コアシナガバチ♀@ニラ訪花吸蜜
コアシナガバチ♀@ニラ訪花吸蜜

2018/12/09

ヤブツルアズキの花蜜を吸うスミスハキリバチ♂



2018年9月上旬

山麓の農村部の道端でアメリカセンダングサなどに巻き付いた蔓植物のマント群落でヤブツルアズキの黄色い花が咲いていました。
そこへスミスハキリバチ♂(Megachile humilis)と思われるハキリバチが忙しなく訪花していました。
腹部下面にスコパが見えず、腹端が丸く(尖っていない)、顔に白い毛が密生していることから雄蜂♂と判明。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


スミスハキリバチ♂@ヤブツルアズキ訪花吸蜜
スミスハキリバチ♂@ヤブツルアズキ訪花吸蜜
スミスハキリバチ♂@ヤブツルアズキ訪花吸蜜

2018/12/08

イチモンジセセリがオトコエシを訪花する羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2018年9月上旬

山麓の道端に咲いたオトコエシの群落でイチモンジセセリParnara guttata)が訪花していました。
意外にもこの組み合わせは初見でした。
いつものように翅をしっかり閉じて吸蜜しています。
隣接する花には歩いて移動することもあります。
オトコエシの花に薄黄緑色のコハナグモ?が潜んでいたのですが(どこに居るか分かりますか?)、イチモンジセセリとはニアミスせず、捕食シーンは撮れませんでした。

花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:44〜)
日没前の夕方でハイスピード動画を撮るにはやや薄暗いのですが、動画編集時に自動色調補正を施して少し明るく加工しました。
1/8倍速のスーパースローで見ても、イチモンジセセリの羽ばたきは素早く独特のリズムでした。


イチモンジセセリ@オトコエシ訪花吸蜜

2018/12/07

メドハギの花蜜を吸うツバメシジミ♀



2018年9月上旬

川沿いの堤防に生えたメドハギの群落でツバメシジミ♀(Everes argiades hellotia)が訪花していました。

閉じた翅を擦り合わせ、後翅の尾状突起を触角のように動かしています。
鳥類などの捕食者は急所の頭部を狙ってくるので、身体の前後を誤認させる自己擬態で身を守っているのです。
よく似たヒメシジミにはこの尾状突起がありません。

後半は翅を半開きにしてくれて、翅表が黒褐色なので♀と判明。
ツバメシジミの食草はマメ科なので、ひょっとすると♀が吸蜜のついでにメドハギの葉に産卵していた可能性もあります。
しかし撮影アングルがいまいちで、腹端がよく見えませんでした。
私が横に少し移動したら飛んで逃げられました。
地面すれすれの低空を飛び、奥の草むらに消えました。
羽ばたくと黒い翅がちらついて見えます。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ツバメシジミ♀@メドハギ訪花吸蜜

2018/12/04

オオイヌタデ(白花)の花蜜を吸い、飛び立つヒメシジミ♂【HD動画&ハイスピード動画】



2018年9月上旬

住宅地の道端に咲いたオオイヌタデの群落でヒメシジミ♂(Plebejus argus micrargus)が訪花していました。
白く小さな花で翅を半開きに開閉しながら吸蜜しています。
花蜜を求めて花序から花序へ渡り歩きます。

花から飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。(@5:17〜)
なかなか飛んでくれないので、帽子を投げつけました。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ヒメシジミ♂@オオイヌタデ(白花)訪花吸蜜
ヒメシジミ♂@オオイヌタデ(白花)訪花吸蜜
ヒメシジミ♂:翅表@オオイヌタデ(白花)訪花吸蜜
ヒメシジミ♂:翅表@オオイヌタデ(白花)訪花吸蜜
ヒメシジミ♂:翅裏@オオイヌタデ(白花)訪花吸蜜
ヒメシジミ♂:翅裏@オオイヌタデ(白花)訪花吸蜜



2018/12/02

オトコエシを訪花するコアオハナムグリ



2018年9月上旬

山麓の道端に咲いたオトコエシの群落で夕方にコアオハナムグリGametis jucunda)が訪花していました。
食餌かと思いきや口器は動いていないので、ただ休んでいるだけかもしれません。

※ 日没前のやや薄暗い映像に動画編集で自動色調補正を施しています。


コアオハナムグリ@オトコエシ訪花摂食

2018/11/29

クサネムの花蜜を吸い葉表に産卵するキタキチョウ♀



2018年9月上旬

稲穂が育つ水田の畦道をキタキチョウ♀(Eurema mandarina)が蝶道のように繰り返し往復して飛んでいました。
何が目的なのだろう?と様子を見守っていると、クサネムの群落に訪花して回り、吸蜜しました。
畦道には蜜源となる花が少なく、クサネムの花を探し当てるのに少し苦労している印象を受けました。

更に訪花の合間にクサネムの葉表に着陸し、腹端を軽く曲げて産卵しました。(@2:13)
背側からの撮影アングルで産卵シーンが分かりづらかったのですが、飛び去った後には一粒の白い卵が産みつけられていました。
クサネムはマメ科の植物ですから、キタキチョウの幼虫の食草に当てはまります。
次に機会があれば飼育に挑戦してみるつもりです。

『虫の卵ハンドブック』でキチョウについて調べると、

♀は食草(ネムノキなどマメ科)の新芽や新葉に、1卵ずつ細長い紡錘形の卵を産む。市街地や畑周辺に普通に見られ、卵はハギ類やネムノキなど次種(モンキチョウ)に比べるとやや丈の高い植物で見られる。(p99より引用)


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


キタキチョウ♀@クサネム訪花吸蜜
キタキチョウ♀@クサネム葉+産卵

クサネム花+葉
クサネム花+葉

2018/11/27

イチモンジセセリ2頭がクズの花で吸蜜中にニアミス



2018年9月上旬

川の堤防に生えたクズの群落でイチモンジセセリParnara guttata)が訪花していました。
いつものように翅をしっかり閉じて花蜜を吸っています。

やがてもう一頭が飛来して、すぐ横に止まりました。
同じクズの花に並んで口吻を伸ばしたので、敵対行動(縄張り争い)でも求愛目的でも無さそうです。
ところがすぐに2頭がほぼ同時に飛び去りました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
何か意図があったのでしょうか?

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。

▼関連記事(4年前の撮影)
イチモンジセセリがクズの花で吸蜜中に排泄




2018/11/22

ミズヒキの花で身繕いするホソヒラタアブの一種♂



2018年9月上旬

▼前回の記事
ミズヒキの花蜜を舐めるホソヒラタアブの仲間♀

民家の庭で日当たりの悪い一角に朝ひっそりと咲いたミズヒキの群落でホソヒラタアブ♂(Episyrphus balteatus)またはその仲間が訪花していました。
発達した左右の複眼が中央で接しているので♂ですね。
吸蜜が目的ではないようで、花に止まって念入りに化粧をしています。
前脚を口吻で舐め、その前脚で顔(複眼や触角)を頻りに拭っています。

実はこの個体はツユクサを訪花する合間に近くのミズヒキに止まって身繕いしていたのでした。
(ツユクサ訪花シーンも映像公開予定。)
顔に付いたツユクサの花粉がきれいに取れました。
化粧(朝の洗顔)が済んでさっぱりしたホソヒラタアブ♂は飛び立ち、再びツユクサの群落に向かいます。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。




2018/11/18

ミズヒキの花蜜を舐めるホソヒラタアブの仲間♀



2018年9月上旬

民家の庭で日当たりの悪い一角にひっそりと咲いたミズヒキの群落で朝にホソヒラタアブ♀(Episyrphus balteatus)またはその仲間が訪花していました。
小さな花に着陸すると伸ばした口吻で花蜜や花粉を舐めています。
次の花へ移動する際に得意の停空飛翔(ホバリング)も披露してくれました。


『庭にきた鳥:いのちのドラマを家族でみる』によると、

ミズヒキ(水引)の穂についたゴマ粒ほどの花は、午前中にだけ開く。(中略)赤花は4枚のうちの下側1枚だけが白い。ただしこの花弁状の4枚はがくである(p158より引用)

確かに撮影時刻は午前8:20頃でした。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


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