2018/07/11

カキドオシの花蜜を吸うヒゲナガハナバチの一種♂



2018年5月上旬

川沿いの日当たりの良い土手に咲いたカキドオシの大群落でヒゲナガハナバチの一種♂が何匹も活動していました。

花筒の入り口から頭を突っ込んで花蜜を吸っています(正当訪花)。
吸蜜後に顔を出すと体毛が白い花粉で汚れていました。
雄蜂はその場で身繕いして花粉を軽く落とすと、次の花へ飛んで行きました。

一方で、カキドオシの葉に止まってじっと休んでいる個体もいます。

この仲間の蜂の種類を正確に同定するには採集して翅脈などを精査する必要があるのですが、残念ながら逃げられてしまいました。
映像の前後半に登場するのは別個体です。
したがって、別種である可能性も否定できません。


ヒゲナガハナバチsp♂@カキドオシ訪花吸蜜
ヒゲナガハナバチsp♂@カキドオシ訪花吸蜜
ヒゲナガハナバチsp♂@カキドオシ葉

立ったまま反芻するヤギ♀



2018年4月下旬

排泄を終えたヤギ(山羊)♀(Capra hircus)は立ったままで口をモグモグと動かしていました。
食べて一部消化した草を吐き戻して反芻しているのです。
横目で私の様子を伺っているようです。
ときどき耳を動かし、顔にたかるハエを追い払っています。

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


ヤギ♀@原っぱ+立位反芻

2018/07/10

クロハネシロヒゲナガ♂(蛾)の飛び立ち



2018年5月上旬

河畔林の林床に咲いたカキドオシの群落でクロハネシロヒゲナガ♂(Nemophora albiantennella)が花に乗って休んでいました。
吸蜜中ではなく、花筒の外側に静止しているだけです。
本種の成虫は口吻が退化しているのかもしれません。
白くてとても長い触角を持っています。
左の触角がグニャグニャ曲がっているのは、羽化不全個体なのかな?
空気抵抗が左右不均等になり飛びにくいのではないかと予想しました。

飛び立つと飛翔中も長くて白い触角がフワフワと揺れて非常に目立ちます。
しかし私の予想に反して、飛翔に支障を来してはいないようです。

(片方の触角を切除したら、どうなるでしょう?)
今度はノイバラ?の葉に止まりました。


クロハネシロヒゲナガ♂(蛾)@カキドオシ花
クロハネシロヒゲナガ♂(蛾)@ノイバラ?葉

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