2017年8月下旬
用水路沿いに咲いたナガボノシロワレモコウの群落でスズバチ(Oreumenes decoratus)が訪花していました。(♀?)
花蜜を舐めているところへ、飛来したもう一匹の個体(♂?)がやって来ていきなり飛びつきました!(@0:39)
スズバチには儀式的な(ロマンチックな)求愛行動は全く無いようです。
飛びつかれた♀が翅を斜め下に下げたのは交尾拒否の意思表示なのかな?
♂はマウントもせずにあっさり諦めて飛び去りました。
♂が去ると♀はすぐに翅を戻しました。
♀はこの間ずっと吸蜜を続けています。
一瞬の出来事なので、1/4倍速のスローモーションでリプレイ。
登場したスズバチ2匹の性別を外見(形態)からしっかり見分けられていません。(自信なし)
行動から私が勝手に性別を想像しただけです。
吸蜜中の♂を♀だと誤認して♂が交尾を挑んだ可能性もありますかね?
餌場での縄張り争いにしては淡白な交流でした。
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2017年6月下旬
川沿いの堤防で2〜3羽のキジバト(Streptopelia orientalis)が地上採食していました。
路上をとことこ歩きながら、ときどき何か餌を喋んでいます。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
2017年8月下旬
用水路沿いに咲いたキンミズヒキの小群落で全身真っ黒なハキリバチ、スミゾメハキリバチ♀(Megachile willughbiella sumizome)が訪花していました。
吸蜜しながら集めた橙色の花粉を腹部下面のスコパに付けて運んでいます。
本種はムナカタハキリバチ(Megachile willughbiella munakatai)の亜種なのだそうです。
実はこの個体は直前まで隣に咲いたハチミツソウの群落で採餌していたのですが、途中で蜜源植物をキンミズヒキに切り替えたのでした。
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ハチミツソウの花で採餌するスミゾメハキリバチ♀
これら二種の植物は花弁が黄色という点は共通ですが、花の形状が全く異なるので、蜂が誤認した可能性は低いと思います。 (ハナバチは視覚だけでなく芳香でも花の種類を識別するはずです)