2016/07/31

ウリハダカエデの葉を巻いたドロハマキチョッキリの揺籃



2016年6月上旬

山間部の道端に生えたウリハダカエデの枝先に、葉巻状の物体を見つけました。
複数の葉を巻いているので、ファウストハマキチョッキリではなくドロハマキチョッキリByctiscus puberulus)の揺籃でしょう。
完成した揺籃を切り落とすのではなく、切れ目を入れた葉柄でぶら下がったまま萎れて(枯れて)います。

飼育して確認したかったのですが、他のことで忙しく、とても手が回りませんでした。



空木を訪花した後で身繕いするウツギヒメハナバチ♀【ハイスピード動画】



2014年6月中旬

堤防で満開に咲いたウツギの花でウツギヒメハナバチの仲間(ウツギヒメハナバチ(Andrena prostomias)またはコガタウツギヒメハナバチ(Andrena tsukubana))が採餌しに来ていました。
最盛期のウツギは花粉の量が豊富なので、訪花する度に蜂は黄色い花粉まみれになります。
身繕いする蜂を240-fpsのハイスピード動画で接写してみました。
体毛に付着した花粉を前脚→中脚→後脚とリレー形式で移し、最後は後脚の花粉籠になすりつけて集めます。
また、次の花に飛ぶ前にとりあえず複眼に付いた花粉を拭い落とす必要があるようです。

初めの個体は、花弁に爪先でぶら下がった不安定な姿勢で化粧しています。
その場でときどき羽ばたいて花粉を翅から落としています。
最後は花から落下しました。(@2:13)

次の個体は葉の上に乗って念入りに化粧しています。

※ 実際の蜂はこのスローモーション映像の8倍の速さで身繕いしています。





壁を登って隙間に隠れるヤマトシミ【暗視映像】



2016年6月上旬

晩(午後18:10)に押入れ内の壁をヤマトシミCtenolepisma villosa)がウロウロと徘徊していました。
赤外線の暗視カメラで撮影してみます。
どんどん上に登り、天井付近の隙間に潜り込んで姿を消しました。
体が薄っぺらいので、こんな狭い隙間にも侵入できるのですね。
未採寸、未採集。

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