2015/04/13

桜の幹で虫を捕食するシジュウカラ♀♂(冬の野鳥)



2014年12月上旬

蔓植物に覆われた桜(ソメイヨシノ)の大木でシジュウカラ♀♂(Parus minor)が採食行動をしていました。
幹を嘴でつついて回り、越冬している虫を探し出して捕食しています。
蔓植物(種名不詳)になっている紫色の実は口にしませんでした。
後半は小枝に乗って羽繕い。

初めに注目しているのは♀で、最後上にパンしたら別個体♂も同様の採食行動をしていました。
人馴れしているのか、逃げずに撮らせてくれました。
フェンス越しに撮っているので安心しているのかもしれません。



2015/04/12

稲穂の田んぼを移動する白鷺(野鳥)



2013年9月下旬

稲刈り直前の田圃にシラサギ(白鷺)の仲間が舞い降りました。(撮り損ね)
なんとなくチュウサギかな?と思うものの、遠過ぎて同定は無理でした。
稲穂が育った田んぼを長い脚で歩き回っています。
この時期の田んぼは既に水を抜いているので、小魚などは捕れないはずです。
サギの嘴の形状から見て、スズメのように米粒を食べに来たとは考えられません。
イナゴなど昆虫を捕食するのでしょうか?
少しだけ飛んで隣の田圃に移動しました。
この日は先を急ぐ用事があり、採食シーンを見届けること無く撮影終了。







タヌキの溜め糞で身繕いするベッコウバエ♂



2014年11月下旬

水路の脇に溜め糞を見つけました。
2日前に近くで見た足跡はタヌキのものでしたので、これはホンドタヌキの溜め糞でしょう。
実はこの近くで一度だけアナグマをちらっと見かけたことがあります。
アナグマの溜め糞かもしれないと内心期待していたのですけど、糞を嗅いでみても「黄土色の絵の具」のような匂いはしませんでした。
糞の中に柿の種が混じっています。(※追記参照)

その溜め糞に一匹のベッコウバエ♂(Neuroctena formosa)が乗って身繕いしていました。

以前見られたような思わせぶりな翅の誇示行動はしていません。
両脚を擦り合わせているベッコウバエの側面から見ると腹部が黄色っぽいので♂ですかね?
採集を試みたものの、私の気配(殺気?)に敏感で逃げられてしまいました。



※【追記】
余談ですが、『種子散布―助けあいの進化論〈2〉動物たちがつくる森』によると、
カキの種子はぬるぬるしたゼリー状の物質に覆われ、ケモノの歯を容易にすりぬける。




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