2014/12/21

コナラの根際でスジクワガタ♂が地面に穴掘り



2014年9月上旬

▼前回の記事
苔むしたコナラの根際で争うスジクワガタ♂

苔むしたコナラの幹の根際で小型のスジクワガタ♂(Dorcus striatipennis)が徘徊しています。
苔の下に潜り込んで樹液が滲むスポットを探し歩いているのかと思いきや、根際の地面を掘り始めたので吃驚。
穴掘りを途中で止め、向きを変えると徘徊を再開しました。
新たに地面に穴を掘って潜り込みました。
本種は夜行性らしいので、暗くなるまで休む隠れ家(シェルター)を探していたのでしょうか?

もし♀だとしたら、産卵行動である可能性もありますかね?
しかしスジクワガタ♀は広葉樹の朽木に産卵するらしいので、今回観察した行動は違う気がします。
私はクワガタムシを野外で観察した経験が未だ浅いので、初めてだと分からないことだらけです。


水辺の樹冠に止まるゴイサギ幼鳥【野鳥】



2014年9月上旬

溜池の横を歩くと奥の芦原に潜んでいた水鳥の群れが次々に飛び立ちました。
もしかすると巣や集団塒があるのかもしれません。
水辺の高木に止まり直した一羽を望遠で撮ってみるとゴイサギNycticorax nycticorax)の幼鳥でした。
樹冠の枝が風で揺れると、羽ばたいてバランスを取っています。

9日前に同じ溜池で撮ったゴイサギ幼鳥の群れと同じだと思われます。

▼関連記事
溜池に飛来するゴイサギ幼鳥【野鳥:ハイスピード動画】


ゴイサギの幼鳥はクリーム色の斑点が星のように散らばるので、ホシゴイとよばれる。(『ヤマケイジュニア図鑑3鳥』p92より)



夜にコナラの樹液を吸うムナビロオオキスイ【暗視映像】



2014年9月上旬

里山の雑木林で夜になると(18:30 pm)、コナラの樹液酒場にムナビロオオキスイHelota fulviventris)が2匹来ていました。
樹液を吸汁する様子を暗視動画で撮ってみました。
後半は赤外線から白色LEDに切り替えてみました。
照明を点灯しても逃げないで頭を樹皮の穴に突っ込んでいます。
上翅のスジがところどころでくびれ、小さな楕円形をつなげたような形状なので、ヨツボシオオキスイではなくムナビロオオキスイです。
2匹居たのですけど、映像には1匹しか写っていないですね。

小型のハネカクシ(種名不詳)も来ています。



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