2014/10/11

ヒメジョオンの花蜜を吸うサトジガバチ♀



2014年7月下旬

郊外の畑に近い道端に咲いたヒメジョオンの群落でサトジガバチ♀(Ammophila sabulosa nipponica)が訪花していました。
花から花へ次々に移動して吸蜜を続けます。

ジガバチは近縁種(ヤマジガバチ/サトジガバチ)の区別が非常に困難です。
同定のため撮影後に同一個体を生け捕りにしました。
平地で採集したのでサトジガバチでしょうか?

(胸部の点刻からサトジガバチであることを確かめました。)
家に持ち帰ると…。

▼つづく
大顎で植物を咥えた姿勢で眠るサトジガバチ♀



ムラサキツメクサの花蜜を吸うウラギンスジヒョウモン♂



2014年7月下旬

堤防に咲いたアカツメクサ(=ムラサキツメクサ)の群落でウラギンスジヒョウモン♂(Argyronome laodice japonica)で訪花していました。
翅を軽く開閉しながら吸蜜しています。



2014/10/10

タケニグサの花で探索飛翔するコガタスズメバチ♀



2014年7月下旬

農業用水路沿いに背高く伸びたタケニグサの群落でコガタスズメバチVespa analis insuralis)のワーカー♀が獲物を求めて飛び回っていました。
たまに花に止まっても吸蜜したり油を売ったりせずに、花を丹念に調べて回ります。

タケニグサの花に止まって食事中のシロテンハナムグリ達を狩るかと内心期待しながら見守りました。
しかしシロテンハナムグリは間近でスズメバチの羽音を聞いても花から逃げる素振りを全く見せず、食事や交尾に没頭しています。

▼関連記事
タケニグサの花で交尾するシロテンハナムグリ
硬い鞘翅で守られているので、コガタスズメバチの獲物にはならないようです。
一方、クロマルハナバチ♀がコガタスズメバチ♀とニアミスすると慌てて逃げて行きました。(@1:26)

ちなみに、タケニグサの花にたまたま飛来したシロテンハナムグリの飛翔シーンも撮れています。
ハナムグリの仲間は前翅(鞘翅)を閉じたまま後翅だけを広げて飛ぶのが特徴です。
(できればハイスピード動画に撮りたかった…。)



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