2014/09/08

オオキンケイギクの種子をついばむカワラヒワ(野鳥)の群れ



2014年7月上旬

平地の道端の花壇に黄色い花が咲き乱れています。
背の高い群落に隠れるようにカワラヒワCarduelis sinica)の群れが採食していました。
2〜3羽が茂みに潜んでいる模様。
よく見ると、花が散った株から種子を啄んでいました。
細い茎に足で器用に止まり、しなる茎に乗って採食する個体もいます。
手前に写っている黄色い花はキクイモモドキで、奥でカワラヒワが採食している群落はオオキンケイギクのようです。

途中でスズメも飛来してキクイモモドキの茎に止まりましたが(@3:05)、スズメは葉をつついただけで飛び去りました。
虫目当てだったのかな?
一方、カワラヒワは専ら種子食です。
飛んで行った先で糞をすれば、種子散布に貢献することでしょう。

食べた草の種子は消化されてしまい、糞をしても種子散布に貢献したことにならないのかな?
動画撮影後に花を撮ろうと花壇に近づいたら、隠れていたカワラヒワの群れが3〜4羽慌てて飛び去りました。





2014/09/07

マイマイガ(蛾)の蛹に触れると暴れる



2014年7月上旬

▼前回の記事
マイマイガ(蛾)前蛹♀bが脱皮して蛹になるまで【早回し映像】

前日に蛹化したマイマイガLymantria dispar japonica)の飼育個体bです。

粗末な繭を包んでいるの木の葉を取り除こうとしたら、中の蛹が激しく暴れて威嚇しました。
移動したり逃げたりするのは無理ですが、暴れて捕食者や寄生者をたじろがせることで、多少は身を守る効果があるのかもしれません。
「変態中の昆虫の蛹が動く」ということに驚かれる方がいらっしゃるので、機会がある度に動画で記録するようにしています。


マイマイガ蛹:背面
マイマイガ蛹:腹面

虫の抜け殻コレクションに新作が加わりました♪

前蛹から蛹化した抜け殻
蛹化した抜け殻:頭部

後日、蛹から無事にマイマイガの成虫♀が羽化してきました。
つづく


シロスジヒゲナガハナバチ?♀がクサフジの花で採餌



2014年6月下旬

▼前回の記事
花で休むシロスジヒゲナガハナバチ♂が覚醒後に吸蜜
用水路沿いの草地に咲いたクサフジの群落でおそらくシロスジヒゲナガハナバチ♀(Eucera spurcatipes)と思われるハナバチが訪花していました。
2匹以上の複数個体を撮影し、後半の個体は後脚の花粉籠に薄い橙色の花粉団子を付けていました。

吸蜜中にヒメシジミ♂、♀とニアミスしたり、ウスリーハエトリ♀とニアミス(@1:40〜2:10)したりしました。
蜂の方が断然大きいので、ハエトリグモに襲う気配はありません。

識別点である翅脈を確認できるほど寄りの写真を撮れませんでした。



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