2013/11/10

ハッカ?の花蜜を吸うクロマルハナバチ♂



2013年8月下旬

山間部の道端の斜面に咲いたハッカ?の花でクロマルハナバチ♂(Bombus ignitus)が吸蜜していました。
同種の♀とは似ても似つかぬ(性的二型)カラフルな♂の姿を目にするのは今季初です。
♂は集紛する必要がないので花粉団子を運ぶための花粉籠もありません。



さて、この花の名前は何でしょうか?
茎の断面がシソ科特有の四角形であることを確認しました。
ハッカの仲間かと思い葉を手でちぎってみても、それほどミント臭はしませんでした。
カワミドリの若い花?とかハッカ?などと迷います。
ご存知の方は教えて下さい。



ハシボソガラスの相互羽繕いと空中戦の遊び【野鳥】



2013年7月下旬

電線に最大5羽のハシボソガラスCorvus corone)がまるで朝礼のように集っていました。

2羽が飛びながら小競り合い(空中戦)や追いかけっこして楽しげに遊んでいます。
その一羽が電線に戻ると、伸び上がって一段上の電線を咥えようとしていました。
嘴でぶら下がるブランコ遊びをやるかなと思いきや、届かなかったようです。
もし背が届いてたら感電したかな?

もう一つ興味深い行動として、電線に止まったカラスの相互羽繕いが見られました。
相互と言っても片方が一方的に羽繕いするだけです。
世話好きのカラスが両隣の個体の羽根を嘴で梳いています。
わざと相手の羽根を逆立てて(毛羽立てて)います。
求愛行動なのか、親子で親愛の情を示しているのか、それともニホンザル同士がやるグルーミングのような社会的な挨拶なのでしょうか。
自分自身を羽繕いする個体もいます。


春にしか見られない求愛給餌と違い、カラスのペア間の相互羽繕いは秋でも冬でも見かける。春のハシブトやハシボソでは一方が威張ってもう一羽にやらせているように見えることが多い。(『スズメの少子化、カラスのいじめ:身近な鳥の不思議な世界』p88-89より)



この群れは定点観察しているいつもの家族かな?と思うものの、定かでありません。
足輪を付けて個体識別できたら観察結果の理解がもっと深まり楽しいのになー。



ヤブガラシの花蜜を吸うイチモンジセセリ



2013年9月上旬

川沿いに生い茂ったヤブガラシの群落でイチモンジセセリParnara guttata)が訪花していました。
翅を閉じるか半開きにして吸蜜しています。

蜂の蜜源植物という目でしかヤブガラシを見てなかったので、蝶が訪花する姿は新鮮でした。



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