2013年7月下旬
里山の雑木林の林床にて。
コナラ?幼木の葉の上でカノコガ(Amata fortunei fortunei)が死んでいました。
その死骸に小さなアリが群がっています。
見慣れないアリでしたが、とにかく小さく、頭部および腹部にメタリックな光沢がありました。
調べてみると、おそらくヒメアリ(Monomorium intrudens)のようです。
YouTubeにて、releasewindknotさんからアメイロアリ(Paratrechina flavipes)だろうとご教示頂きました。
蜂にベーツ擬態して天敵から身を守っているカノコガはなんと、猛毒の青酸化合物を体内に蓄積しているそうです。(参考サイト)
死骸とは言え、アリが食べても平気なのでしょうか?
2013年7月下旬
農道のガードレールを覆い尽くしたヤブガラシの群落でセグロアシナガバチ(Polistes jokahamae)のワーカー♀が花蜜を吸っていました。
初めはキアシナガバチと迷ったのですが、前伸腹節が黒いことからセグロと確定。
ちなみに最近になって、従来の学名(Polistes jadwigae)が訂正されたらしい。
2013年7月下旬
林道脇に咲いたリョウブにミドリヒョウモン♂(Argynnis paphia)が訪花していました。
翅を開閉しながら花蜜を吸っていました。
薄暗い映像に自動色調補正を施してあります。