2018/04/01

飛べ!セグロシャチホコ♂(蛾)【ハイスピード動画】



2017年9月中旬


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繭を紡ぐセグロシャチホコ♂(蛾)終齢幼虫

繭を紡いでから10日後、室内でセグロシャチホコ♂(Clostera anastomosis orientalis)の終齢幼虫が羽化しました。
繭から羽化する様子は残念ながら見逃してしまいました。
夜中に消灯したら暗闇の室内を蛾が飛ぶ羽音が聞こえました。

繭を容器に閉じ込めていなかったので、羽化した成虫が逃げ出したようです。
翌朝、天井に止まっていた個体を写真に撮ると、セグロシャチホコ♂でした。
腹端に毛束が見えるので♂と判明。

白い繭を見ると、左端(柳の枝の根元側)から羽化脱出したようです。

更に翌日になると、明るい窓にかかったレースカーテンに止まっていました。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました(@1:19〜)。
指で軽く触れると、準備運動なしにいきなり飛び立つ時もあれば、翅を広げて小刻みに震わせてから飛ぶこともありました。
正の走光性があるようで、少し飛んでも明るい窓際のレースカーテンに舞い戻ってきます。

逆光の条件でハイスピード動画を撮るために蛍光灯で蛾を照らしたら、蛍光灯のチラツキ(明滅)が目障りになってしまいました。
強制的に何度も飛び立たせてしつこく撮影したら嫌気が差したのか、セグロシャチホコ♂は最後に長く飛んで天井に避難しました。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


セグロシャチホコ♂(蛾)@天井
セグロシャチホコ♂(蛾)@天井
セグロシャチホコ♂(蛾)@天井
セグロシャチホコ♂(蛾)繭@羽化後
セグロシャチホコ♂(蛾)@白壁+採寸
セグロシャチホコ♂(蛾)@レースカーテン
セグロシャチホコ♂(蛾)@レースカーテン
セグロシャチホコ♂(蛾)@レースカーテン+準備運動中。この姿勢(翅形)を見るのは珍しい。

以下は死後の標本写真。
羽毛状に発達した触角と腹端の毛束を確認しました。

(生前は触角の形状をしっかり見分けられませんでした。)
脚は前脚だけ太く見えます。(毛が密生?)
口吻は退化しているのかな?

後翅の色は地味でした。

セグロシャチホコ♂(蛾)繭+羽化殻@方眼紙
セグロシャチホコ♂(蛾)繭+羽化殻@方眼紙
セグロシャチホコ♂標本:背面
セグロシャチホコ♂標本:側面
セグロシャチホコ♂標本:側面
セグロシャチホコ♂標本:腹面
セグロシャチホコ♂標本:腹端の毛束(腹面)
セグロシャチホコ♂標本:羽毛状の触角
セグロシャチホコ♂標本:右前翅
セグロシャチホコ♂標本:右後翅
セグロシャチホコ♂標本:退化した口吻?(腹面)

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