2016/12/17

寄主の巣を探索するエゾクロツリアブ♀の停空飛翔【ハイスピード動画】



2016年8月下旬


▼前回の記事
エゾクロツリアブ♀の産卵飛翔【ハイスピード動画】

同一個体のエゾクロツリアブ♀(Anthrax jezoensis)を追いかけると、産卵地点のすぐ近くで板壁に開いた節穴を物色するかのように、そのすぐ手前でホバリング(停空飛翔)していました。
その様子を240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
マメコバチなど借坑性の寄主の巣を探索しただけで、産卵してないと思います。






早朝に樹上で鳴きながら♪羽繕いするオオヨシキリ♂(野鳥)



2016年6月中旬・午前5:36

池の畔で立ち枯れしたハンノキの枝にオオヨシキリ♂(Acrocephalus arundinaceus)が止まり、朝日を浴びながら囀っていました。
朝一の羽繕いに余念がありません。
全体に毛羽立って濡れそぼって見えるのは、朝露で羽毛が濡れてるのでしょうか。 



コミスジ♀♂の交尾と連結飛翔



2016年9月上旬・午後15:50頃

山間部の道端に生えたアカソの群落で交尾中のコミスジNeptis sappho intermedia)の♀♂ペアを発見。
アカソはコミスジ幼虫の食草ではありませんが、葉に乗って翅を開閉しながら交尾しています。
互いに逆を向いて腹端の交尾器だけを連結しています。


『ヤマケイポケットガイド9:チョウ・ガ』p146によると、「(コミスジの)♀はやや大きく、翅が丸みをおびる」らしい。
ということは、今回の場合は右側の個体が♀ですかね?
1頭だけを見た時には、とても性別を見分けられる自信がありません。

翅裏を真横から見たくて、撮りながらアングル変更。
最後は広角に戻してからコミスジ♀♂に近づくと、連結したまま慌てて飛んで逃げました。
ところが途中で交尾器の連結が外れてしまい、別れてしまいました。
無粋なお邪魔虫でスマンスマン…。
次回は求愛シーンを観察してみたいものです。



2016/12/16

メハジキを訪花するカラスアゲハ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2016年9月上旬・午後16:05〜16:09

山間部の道端に咲いたメハジキの群落でカラスアゲハ♀(Papilio bianor dehaanii)が訪花していました。
唇形花で吸蜜している際は、半開きの翅をときどき羽ばたかせています。
前翅表に性標がないので♀だと思います。
左後翅の尾状突起および右後翅の内側が損傷しているのは、野鳥に襲われたビークマークですかね?

カラスアゲハ♀がメハジキの花から花へ飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。(@1:29〜)
茎が風で大きく揺れて撮影条件は最悪でしたが、スローモーションで見ると風の影響は気になりません。

実はこの後、吸蜜中のカラスアゲハ♀をメスグロヒョウモン♀が追い払うシーンを目撃しました。
残念ながら縄張り争い(占有行動)を撮り損ねてしまいました。
大きさではカラスアゲハに劣るのに、強気なメスグロヒョウモンでした。
カラスアゲハ♀は追い払われてもすぐにまたメハジキの群落に舞い戻って来ました。



ヒヨドリバナの花蜜を吸うキイロスズメバチ♀



2016年9月上旬

山間部の道端に咲いたヒヨドリバナの群落でキイロスズメバチVespa simillima xanthoptera)のワーカー♀が訪花していました。

撮り始めるのにもたついていたら蜂はすぐに飛び立ってしまい、上のコナラの葉に止まりました。


2016/12/15

ホシホウジャク(蛾)がカワミドリの花で吸蜜ホバリング【HD動画&ハイスピード動画】



2016年9月上旬・午後16:21〜16:26

山間部の道端に咲いたカワミドリの群落でホシホウジャクMacroglossum pyrrhosticta)が訪花していました。
斜面に咲き乱れるカワミドリの群落を忙しなく飛び回るので、HD動画ではきわめて撮り難い被写体です。
なかなかズームインする暇がありません。

複数個体(>2頭)を撮影。
2頭が近くで吸蜜するときも、互いに無関心で求愛行動などは見られませんでした。
おそらく同性なのでしょう。

後半は、花から花へ飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:47〜)
スローモーションで見ると、ホバリング中に長い口吻が伸縮する様子が面白いですね。
口吻が縮むとゼンマイ状に丸まるのです。



ヒヨドリバナの花蜜を吸うトゲカメムシ



2016年9月上旬

峠道沿いに咲いたヒヨドリバナの群落でトゲカメムシCarbula humerigera)が2匹、訪花していました。
集合花を歩き回り、花に口吻を突き刺して吸蜜・吸汁しているようです。

もう一匹は歩いて茎を降りて行きました。
葉先で何をしているのかと思いきや、拝むように前脚の先をゴシゴシ擦り合わせ化粧していました。

ちなみに、ピッキオ著『花のおもしろフィールド図鑑 秋』p163によると

(ヒヨドリバナの)花から長く伸びているものは雌しべの先端です。




2016/12/14

ナミハンミョウの道教え【HD動画&ハイスピード動画】



2016年9月上旬

峠道で路上を徘徊するナミハンミョウCicindela japonica)を見つけました。


人が近づくと飛んで逃げるが、1〜2m程度飛んですぐに着地し、度々後ろを振り返る。往々にしてこれが繰り返されるため、その様を道案内にたとえ「ミチシルベ」「ミチオシエ」という別名がある。(wikipediaより)

この有名な道教え行動を動画で記録するのが長年の課題でした。
なかなかイメージ通りの映像を撮れません。
特にハイスピード動画に撮るのが難しいのです。

広角で撮りながら斑猫を追いかけると飛んで逃げるのですが、飛距離が短いために(短距離しか飛べない)、結果的に思わせぶりな「道教え行動」になるようです。
ここは道幅が広いので、何度か飛ぶと向きが変わって元の場所に戻ってしまいます。(堂々巡り)

後半は、飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。(@1:07〜1:50)
ハンミョウが立ち止まっているときを狙って三脚を立てて画角を決めます。
固定焦点のハイスピード動画を撮り始めてからハンミョウに近寄れば、警戒して飛んでくれます。
もう一人助手がいればハンミョウを追いかけるのは助手に任せて、手持ちカメラでも簡単にハイスピード動画が撮れるのですが、独りで撮るには三脚を使うしかありません。
飛び立つ瞬間は身を屈めてジャンプすることが分かりました。
翅を広げて飛ぶ際の腹背もメタリックな青緑色で美しいですね。

複数個体を撮影。

※ 前半(〜1:07)のみ動画編集時に自動色調補正を施しています。

つづく→ナミハンミョウの狩り





シロツメクサの花蜜を吸うキクキンウワバ(蛾)



2016年9月上旬・午後17:20〜17:26

水田の畦道に咲いたシロツメクサの群落でキクキンウワバThysanoplusia intermixta)が訪花していました。
半開きの翅を小刻みに震わせながら吸蜜しています。
一つの花(集合花)にしがみついて長時間吸蜜してから、ようやく飛んで隣の株に移動しました。



2016/12/13

ミヤギノハギを訪花するヤノトガリハナバチ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】



2016年9月上旬

山間部の道端に咲いたミヤギノハギの群落でヤノトガリハナバチ♀(Coelioxys yanonis)が訪花していました。
スミスハキリバチやツルガハキリバチなどに托卵する労働寄生種なのでハキリバチ科の♀であっても腹面に花粉を集めるスコパがありませんし、訪花しても吸蜜するだけです。

後半は、花から花へ忙しなく飛び回る様子を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:20〜)

複数個体を撮影?(途中で何度も見失ってしまい、同一個体かどうか自信がありません。)


顔面の毛が黄褐色



メハジキの花蜜を吸うイチモンジセセリ



2016年9月上旬

山間部の道端に咲いたメハジキの花でイチモンジセセリParnara guttata)が吸蜜していました。

後半には同じ花でトラマルハナバチBombus diversus diversus)のワーカー♀とニアミスし、その度にイチモンジセセリは少し飛んで離れました。







2016/12/12

餌場からルリシジミ♂を追い払うムネアカオオアリ♀の占有行動【HD動画&ハイスピード動画】



2016年8月下旬

▼前回の記事
鳥糞を舐めつつ排尿するルリシジミ♂

路上の小石に付いた鳥の糞を舐めてミネラル摂取していた3頭のルリシジミ♂(Celastrina argiolus)は、翅表の紋様から♂と判明しました。

ムネアカオオアリCamponotus obscuripes)のワーカー♀も近くに群がっています。
ルリシジミが排泄するおしっこをアリが舐めに来ているのか?と頭によぎったのですが、違うようです。
ムネアカオオアリが集まっている辺りにはおそらく獣糞や死骸があったのだろうと推測しましたが、よく分かりません。

ムネアカオオアリのワーカー♀がときどきルリシジミの体に噛み付いて攻撃しているのが興味深く思いました。
獲物として狩るのではなく、餌場から追い払う占有行動のようです。
飛んで逃げたルリシジミ♂は懲りずにすぐ舞い戻って来て、仲間の近くに再着陸します。
ムネアカオオアリが接近しただけでルリシジミが飛んで逃げ出すこともありました。
240-fpsで撮ったハイスピード動画にも占有行動が写っていました。(@0:27〜2:01)
ルリシジミがときどき飛び立つのは自発的ではなく、アリに噛まれたからだということがスローモーションで明確になりました。
ムネアカオオアリにとって、ライバルのルリシジミを追い出してでも独占したいぐらい魅力的な餌場なのでしょう。


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。



ノダケの花で食事するコアオハナムグリ



2016年9月上旬

用水路沿いに咲いたノダケの花にコアオハナムグリGametis jucunda)が2匹、集まっていました。
花粉や花蜜を食べています。

微小のクロアリもノダケの花に群がっていますが、種名不詳。(分かる方は教えて下さい。)



2016/12/11

カラスアゲハ♀ vs ヒョウモンチョウの一種



2016年8月下旬
▼前回の記事
ヒヨドリバナを訪花するカラスアゲハ♀の羽ばたき【HD動画&ハイスピード動画】

峠道沿いに咲いたヒヨドリバナの群落でカラスアゲハ♀(Papilio bianor dehaanii)が花蜜を吸っていると、ヒョウモンチョウの一種が飛来し、カラスアゲハは逃げて行きました。
一瞬の出来事なので、1/4倍速のスローモーションでリプレイ。
ハイスピード動画に撮っていればヒョウモンチョウの種類も見分けられたかもしれず、残念でした。

縄張り争いで気の強いヒョウモンチョウ(種名不詳)がカラスアゲハを蜜源から追い出したのでしょうか?
もしかするとメスグロヒョウモン♂による誤認求愛ではないか?という仮説を思いつきました。
メスグロヒョウモンの♀は黒っぽい翅をしているからです。


▼関連記事
求愛飛翔するメスグロヒョウモン♀♂【HD動画&ハイスピード動画】

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


枯木で朝の日光浴をするアカモズ幼鳥?(野鳥)



2016年6月中旬・午前7:03

湿地帯で立ち枯れしたハンノキの枝にアカモズ♂(Lanius cristatus)の幼鳥が止まっていました。
腹が白いのでアカモズ…ですよね?
今まで深く検討せずに全て「モズ」として扱ってきたので、あまり自信がありません。(過去の記事も見直しが必要かも)
嘴の根元が黄色っぽいので、幼鳥だと思います。
動画編集時に自動色調補正したら過眼線が濃く見えるようになりました。

これほど長時間、樹上でじっとしているモズを見るのは珍しく思いました。
朝の日光浴でしょうか。
親鳥に給餌してもらうのを待ってるのかな?

呟くようにほんの少しだけ鳴きました。(@2:24)
幼鳥の「ぐぜり」かもしれません。
成鳥になるにつれて、周囲でやかましく鳴いているオオヨシキリなどの鳥の鳴き真似を練習するのでしょうか。

最後は急に飛び去りました。



ミヤギノハギの花で採餌するミヤママルハナバチ♀



2016年9月上旬

山間部の道端に生えたミヤギノハギの群落で黄色っぽいマルハナバチが訪花していました。
後脚の花粉籠に橙色の花粉団子を少量付けています。
トラマルハナバチと迷うのですが、体毛がレモン色なのでミヤママルハナバチBombus honshuensis honshuensis)のワーカー♀だと思うのですが、どうでしょう。
似ている蜂の候補として、コマルハナバチ♂の出現期はもっと早いはずですし、雄蜂には花粉籠がありません。
私の出歩くフィールドではこの山域で、しかも稀にしかミヤママルハナバチを見かけません。

忙しなく飛び回る蜂にズームインするのは至難の業でした。
複数個体を撮影。(複数種の蜂が混じってたりして…?)

ときどき麓から響き渡る爆音は、田んぼのスズメ追い爆音機かな?







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