2016/09/18

捕獲すると液体を吐き戻すセンノキカミキリ♀



2016年6月下旬

▼前回の記事
センノキカミキリ♀を見つけた!(身繕い、徘徊、飛び立ち)

山間部の道端の草むらで見つけたセンノキカミキリ♀(Acalolepta luxuriosa luxuriosa)を手掴みで一時捕獲してみました。
驚いて擬死落下するかと思いきや、あっさり御用。
掴まったセンノキカミキリ♀は、暴れながら褐色の液体(消化液?)を口から吐き戻しました。
泥水のような水滴が口元でみるみる大きくなります。
揮発性の強い悪臭はしませんでしたけど、捕食者が口にすると苦かったりたじろがせたりする効果が多少はあるのかもしれません。

また、暴れながらキーキー♪鳴いて威嚇したのですけど、周波数が高過ぎたのか動画には録音されていませんでした。
私の掴み方がまずくて発音器を上手く動かせなかったのかな?

最後に解放してやると路上を慌てて逃げ出し(意外に俊足!)、途中で飛びました。
しかし短い距離しか飛べず、路肩の枯れ葉の上に着陸。

吐き戻した液体が私の手に少し付着したのですが、悪臭かどうか匂ってみるのを忘れました。


▼関連記事(吐き戻し液は醤油のような褐色でした)
捕獲すると液体を吐き戻すキボシカミキリ♂


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