2016/05/02

携帯電話アンテナ塔に就塒前集合するカラスの群れ(冬の野鳥)



2016年1月中旬

この冬の目標の一つは、カラスの集団ねぐら)の場所の位置を突き止めることです。
この日の日の入り時刻は午後16:41、月齢は5.1(三日月)。

日没直後から追跡開始。
郊外にある鎮守の森の上空を夕方になるとカラスの群れが続々と飛んで行きます。
カラスの向かった先へ少し追いかけると、農地(畑や林)の上空を乱舞していました。
携帯電話のアンテナ塔で群れの一部が一休みしました。
群れは鳴きながら更に移動しています。
ちなみに、このときの照度は9ルクスでした。
カラスの群れを更に追いかけると…。


つづく→高圧線の鉄塔に就塒前集合するカラスの群れ(冬の野鳥)


『Birder 2012年8月号 特集:鳥たちの夜の世界』p36-37 中村純夫「カラスはねぐらで何をしているのか?」より

平安時代の昔から、カラスのねぐら入り行動は知られていた。清少納言は『枕草子』の中で「秋は夕暮れ、夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ二つ三つなど、飛び急ぐさへ、あわれなり」と、烏の帰塒行動を詠んでいる。



暗い条件では望遠レンズが使えず、カラスの種類を見分けられませんでした。
普段(昼間に観察すると)この辺りはハシブトガラスよりもハシボソガラスが圧倒的に多いです(優占種)。

日本海側の穀倉地帯や積雪地帯という風土とハシボソガラスの生態とが、どのように関係しているのか、興味ある問題である。(『ネオン街に眠る鳥たち:夜鳥生態学入門』p85より)
ハシブトガラスとハシボソガラスとでは、日中の採餌の場所や習性は微妙に異なっているのに、夜の塒は同じ場所を利用することが多い。(混合集団塒:同書p170より) 




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