2015/11/09

トリノフンダマシ♀(蜘蛛)が3頭目の蛾をラッピング、運搬、捕食【暗視映像】



2015年8月下旬・深夜1:24〜2:17・気温17.5℃(@1:37)

トリノフンダマシ♀の定点観察#7


監視中に居眠りしていた訳ではないのですが、ハッと気づいたときには隠れ家にトリノフンダマシ♀(Cyrtarachne bufo)が不在でした。
たまたま夜蛾が飛来するも、網にはかかりません。
このときクモが食べ残した蛾cの死骸に触れて飛び去ったのは、性フェロモンが残留しているのかもしれません。

ようやく見つけたクモは、水平円網の中央部にかかっていた蛾d(種名不明)を捕獲しに向かっていました。
水平円網を上から見下ろすアングルでは奥ピンになりがち(背景の草むらにピントが合ってしまう)なので、ハンディカムを手で持って網の下に潜り込み見上げるアングルで撮影しました。
画面が暗いのは、赤外線投光機のバッテリーが消耗したせいです。
クモは手早く梱包ラッピングしてから甑を経由して隠れ家まで獲物を持ち帰ります。
スルスルと綱渡りで隠れ家に戻ると、すぐに食べ残し(蛾c)に食いつきました。
食餌を再開しつつ、食べ残し(蛾c)をラッピングし直しています。
新鮮な獲物(蛾d)は後回しに残しておくつもりのようで、隠れ家の少し右下に保管しました。
桑の葉先ではなく、放射糸の途中に固定しているようです。

次に気づくとクモは食事を中断して蛾cを手放し、身繕いを始めまていました。(深夜1:29)
体に付いた蛾の鱗粉を念入りに落としているのでしょう。
化粧を済ませ自分の体をしっかり糸で固定すると、食べ残し(蛾c)を手繰り寄せて捕食を再開。



次に気づいた時には、蛾cの食べ滓をいつの間にか捨てていました。(深夜2:16)
食欲旺盛のクモは、予め近くに吊り下げていた蛾dを引き上げました。
獲物の腹端の辺りに噛み付き、体外消化を始めます。

円網に蛾が引っかかる度に粘着糸が切れるので、破損がどんどん進行します。
朝に行われる取り壊し作業を見届けたいのですが、夜明けまでに網はほとんど残っていないのでは?と心配になってきました。




つづく→#8:網にかかって暴れる蛾を仕留めて捕食するトリノフンダマシ♀【蜘蛛:暗視映像】


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