2015/09/17

キボシアシナガバチの偽交尾【暗視映像】



2015年7月中旬・午後19:30

キボシアシナガバチ巣の定点観察@柳#12


キボシアシナガバチPolistes nipponensis)創設女王(と思われる個体)以外に2匹の♂(早期羽化雄)がいつの間にか巣盤下面に来ていました。
私の予想通り、暗くなると女王は優位行動や誇示行動をしなくなりました。
気の荒い女王に排斥されないよう、暗くなるのを待っていたのでしょうか?
ムード作りを大切にするのかもしれません。

そして♂が女王にマウントしました。
しかし交尾器は結合していないので、交尾は未遂に終わった(偽交尾)と思われます。
アシナガバチの交尾はマウントしてから腹部を互いに絡ませるはずです。
その間、女王は静止していましたが、実は非協力的で息子との交尾を拒否しているのかもしれません。
例えば、巣内では交尾せず、必ず外出中に出会った相手と交尾することで、なるべく近親相姦の忌避を図っているのかもしれません。
その後♀♂ペアは別れ、女王は巣盤上部へ移動しました。

一方、別個体の♂がすぐ横で育房内の幼虫と栄養交換していました。
ライバル♂に対する交尾干渉はありませんでした。(もし気づいていたら邪魔したかな?)

※ ♀の個体識別をしていないので、偽交尾したのがワーカーである可能性を否定できません。
それならそれで、また興味深い行動になります。

つづく→#13:夜の栄養交換【暗視映像】


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