2015/03/17

刈田で落穂拾いするニホンザルの群れ【前編】



2014年11月中旬

野生ニホンザルMacaca fuscata)の群れが里山の斜面(雑木林、林縁に笹藪)を続々と駆け下りて来ました。
山に隣接する刈田(稲刈り後の田んぼ)や畦道を歩いて遊動します。
自力で走ってくる子猿もいれば、母親の腰に跳び乗って運ばれる子猿もいます。
地面に下ろしたことで啼き喚く子猿を母親がたしなめました。
刈田に散開した群れは、稲藁を両手で掻き分け落ち穂拾いを始めました。


実は2年前にも、同じ低山を越えた反対側の集落の田んぼで同様のシーンを観察しています。

▼関連記事
田んぼで落穂拾いするニホンザルの群れ
もしかすると同じ群れなのかもしれませんが、首輪や発信器を付けた猿とか隻腕の猿など容易に見分けられる個体は見当たりませんでした。
2年前の観察ではイネの刈株から芽生えた若葉も手で毟って採食していました。
今回の刈株は若葉が出ていないので、採食メニューは間違いなくイネの落ち穂です。

群れが広く散開して各々が採食しているので、どの個体の行動に注目して撮るべきか目移りしてしまいます。
地面に散乱した藁を器用に掻き分けて落ち穂拾い。
頬袋に一杯に頬張っている気がしましたが、遠過ぎてはっきり見えません。

カラスの鳴き声や猿のクーコール♪もかすかに録音されていますが、手前の貯水池や用水路の水音にかき消されているのが残念。
視界が開けているため、コンタクトコールによる鳴き交わしは不要なのかもしれません。
ときどき後足で直立して遠くの様子を見張っています。
採食行動ばかりで、群れのメンバー間で相互グルーミングやマウンティングなどは一切見られませんでした。
ときどき軽い小競り合いのような追いかけっこが勃発しても、深追いせずすぐに収束します。
(個体間の距離が近すぎると喧嘩になる?)

小競り合いのシーンだけまとめようかと思ったのですが、編集が面倒なので単に素材をつなげただけです。

※ YouTubeの動画編集時に自動色調補正を施してあります。

つづく→中編



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