2014/11/29

ミズナラの樹液を吸うミスジアツバ(蛾)【暗視動画】



2014年8月中旬

夜の雑木林で(20:30 pm)ミズナラの木に見慣れない蛾が止まって樹液を吸汁していました。
買ったばかりの新兵器(暗視可能なビデオカメラ)を早速、実戦投入してみました。
前半は赤外線LEDによる暗視モードで撮影し、後半は白色光LEDを点灯してみました。
眩しい明かりを嫌ったのか、最後は飛び去ってしまいました。

蛾の名前を自分なりに調べた時はフタスジオエダシャクっぽいかな?と思ったのですが、翅の模様が二筋ではなく三筋あるように見える点が気になりました。
いつもお世話になっている新・蛾像掲示板で問い合わせてみたところ、黒猫さんよりミスジアツバParacolax trilinealis)とご教示頂きました。

ところで一緒に居る甲虫の名前は何でしょう?
アカマラダコガネとかアカマダラハナムグリですかね?(体形がちょっと違う気もする)
ご存知の方は教えて下さい。



暗闇で鳴く♪ハヤシノウマオイ♂【赤外線動画】



2014年8月中旬

買ってきたビデオカメラの暗視機能をテストするために、深夜(23:24 pm)の庭に出てみました。


どこか近くでハヤシノウマオイ♂(Hexacentrus hareyamai)がスイーッチョン♪と繰り返し鳴いています。
ビデオカメラを暗視モードにして液晶画面を見ながら、強い鳴き声を頼りに探すと声の主はすぐに見つかりました。
庭に放置された手押し一輪車の鉄パイプ部分に乗っています。
虫の目は赤外線を感知できないので、間近から接写しても逃げません。
明るい昼間ならすぐ逃げられてしまうでしょう。
逆に近過ぎて、録音した鳴き声が割れてしまうぐらいです。

最後は突然逆に向き直ってから飛んで逃げました。
長い触角にカメラが触れてしまったのでしょうか。
あるいは、鳴き終わりの自発的な徘徊(場所移動)なのかもしれません。
3年前に飼育した時もそのような行動が見られたのを思い出しました。

▼関連記事
身繕いしながら鳴くハヤシノウマオイ♂(動画と声紋解析)

気温を測り忘れました。
同定用の写真も撮れていないのですけど、鳴き声の特徴からハヤシノウマオイとしてしまいます。

▼関連記事
ハヤシノウマオイ♂の鳴き声♪(HD動画)


ハヤシノウマオイ♂の鳴き声を声紋解析してみる

コオロギなど他の昆虫の鳴き声も混入していますが、オリジナルのMOV動画ファイルから音声部をWAVファイルにデコードし、適当に切り出してからスペクトログラムを描いてみました。
これまでの私の使っていたカメラとは違って高音域が不自然にカットされていないのは朗報です。
このビデオカメラは声紋解析に向いていますね。
図鑑『バッタ・コオロギ・キリギリス生態図鑑』のCD音源とあまり遜色ないかもしれません。



ビデオカメラをちょっと使ってみた感想
2万円を切る値段だけあって、HD映像の画質は正直言うと少し落ちます。
それでも赤外線LED内蔵で暗視可能であること、高音部の音声周波数をカットしていないこと、の特長二点は非常に満足しています。
(音声コーデックはDVI ADPCM, Stereo, 48000 Hz。)
決定的瞬間を逃さないために、録画開始ボタンを押す10秒前から記録される(プレ録画)点も気に入りました。
欲を言えば、外付けマイクを接続できるようにして欲しかったです。(入力端子が無い)
ズーム倍率や手ブレ補正機能も弱いので、用途を割り切って使い分けるつもりです。


ミズナラ樹液酒場で身繕いするエントツドロバチ♀



2014年8月中旬

里山の雑木林で樹液が滲むミズナラの木にエントツドロバチ♀(Orancistrocerus drewseni)が止まって身繕いしていました。
化粧が済むと、ときどき羽ばたきながら幹を登りました。
腹部の体節を伸ばした時にもしかすると排泄したような気もするのですけど、光の加減でよく見えませんでした。
樹液を吸汁するシーンが撮れなかったのも残念。



2014/11/28

巣に侵入するナミクシヒゲハネカクシ?を殺すモンスズメバチ♀門衛



2014年8月中旬
▼前回の記事
モンスズメバチ♀夜の営巣活動(扇風行動・造巣)

モンスズメバチの巣の定点観察7

モンスズメバチVespa crabro flavofasciata)が営巣したクヌギの樹洞を朝(7:00 AM)から見に行くと、真っ黒なハネカクシの一種が幹を上から歩いて来ました。
躊躇いもなくそのまま樹洞に侵入しようとしています。
一度は樹洞から離れたものの、遂に正面突破を試みました。
ハネカクシの仲間について全く疎いのですけど、スズメバチの巣に寄生する種類がいるのかな?
腹端を持ち上げサソリのような攻撃態勢?になったものの、巣口を守っていたモンスズメバチ門衛にあっさり噛み殺されました。
寄生者の侵入を瀬戸際で防いだ門衛はやれやれ!とばかりに身繕い。
モンスズメバチが外被状の被膜で樹洞の入り口を狭くしているのは、巣の保温だけでなく、巣の防衛にも役立っているようです。

ネット検索で調べてみると、重要なヒントが得られました。
モンスズメバチ巣より得られたナミクシヒゲハネカクシの記録」と題した記録が報告されているようです。(要旨なし)

さやばね. ニューシリーズ = Sayabane. N.S. 1, 16-17, 2011-03-30

ナミクシヒゲハネカクシVelleius dilatatus)の学名で検索し直すと、英語版wikipediaに詳しい解説が載っていて助かりました。
短いので全訳してみます。

ナミクシヒゲハネカクシは欧州産モンスズメバチ(Vespa crabro crabro)と同居する。成虫の?体長は26mm以下。スズメバチの食べ滓や死体などの有機物を食べて暮らし、片利共生の一例。食料だけ充分にあってもスズメバチが居ないとナミクシヒゲハネカクシは生存できない。優れた嗅覚でスズメバチの巣を探索する。モンスズメバチの巣には平均10匹のナミクシヒゲハネカクシが居る。

形態的に映像の個体がナミクシヒゲハネカクシで合っているのかどうか、私には全く見分けられません。
しかし生態的な特徴があまりにも合致するので、乱暴ですけど一応ナミクシヒゲハネカクシ?としておきます。
もし違っていたらご指摘願います。
たとえばオオスズメバチの巣下土壌を詳細に調査した結果、なんと7種ものハネカクシ科が見つかったそうです。
その代表的な種としてナミクシヒゲハネカクシが挙げられていました。
巣盤の中に食い入り内部の幼虫や蛹にダメージを与えることもある、とのこと。
(『スズメバチの科学』p139より)


偶然にも非常に興味深い瞬間が撮れてラッキーでした。
ハネカクシは樹洞内への侵入に成功しさえすれば、あとはなんとか暗闇の巣内で寄主モンスズメバチから逃げ隠れしつつ生き延びられるのでしょう。
まさに「虎穴に入らずんば虎子を得ず」。
ナミクシヒゲハネカクシはモンスズメバチのコロニーに紛れ込むために体表を化学擬態していないのかな?
今回は侵入に失敗しましたけど、ハネカクシが土壇場で示したサソリのような姿勢はもしかすると寄主を撹乱するフェロモンを分泌しようとしていたのかもしれない…と勝手に妄想してみました。

本に書いてあった通り、モンスズメバチの巣がムツボシベッコウハナアブやナミクシヒゲハネカクシといった寄生者の攻撃に晒されている現場を続けざまに観察できました。


『スズメバチの科学』p64-65によると、

秋になって成熟した巣を採集すると、特にオオスズメバチやモンスズメバチのように外被が釣り鐘型になっている種の巣下には、ベッコウハナアブの幼虫やナミクシヒゲハネカクシの幼虫が多数生息し、排泄物などを食べて、掃除屋として君臨している。

つづく→シリーズ#8:夜の巣に忍び寄る寄生蛾?

【追記】
「蜂が好き」サイトの青蜂@管理人さんより以下のコメントを頂きました。
このハネカクシは、スズメバチと共生(居候?)するんですね。
動画では、スズメバチに襲われかけていますが、殺される場面は撮られていないんですね。
ということは、まんまと侵入に成功しているかも?
そこで対決の瞬間だけを切り取って、1/4倍速のスローモーションでリプレイしてみました。
冷静になって見直してみると、門衛の懐に潜り込み侵入に成功してるかなぁ…?
確かに「物言い」が付くほど微妙な判定で、門衛がハネカクシを噛み殺したように見えたのは私の思い込みかもしれません。
侵入の瞬間、ハネカクシの腹端に何か白い水滴のようなもの(排泄物?)が気になります。







獣糞の付いた杉の実を転がすオオセンチコガネ



2014年8月中旬

雨上がりに山中の池の畔を歩いていると、岸辺のスギ倒木でオオセンチコガネPhelotrupes auratus auratus)を発見。
糞転がしの行動かと思い興奮したのですが、映像を見直すと糞球と思った正体はスギの球果でした。
実にこびりついた獣糞を食べようとしているようです。
ところが雨で濡れたスギ倒木(腐りかけ)は滑りやすく、オオセンチコガネは転がり落ちてしまいました。
これで糞を見失ったのか落ち葉の下(隠れ家)に潜り込んでしまいました。ふて寝?
前脚腿節にオレンジ色の毛束が見えます(フェロモンを放出するらしい)。

▼関連記事
センチコガネの前脚に謎の付着物

撮影後、糞に鼻を近づけて匂ってみても殆ど臭くありませんでした。
テンなどの小動物が池を眺めながらサインポストとして脱糞したのかな?



2014/11/27

モンスズメバチ♀夜の営巣活動(扇風行動・造巣)



2014年8月中旬

▼前回の記事
モンスズメバチ♀の巣を冷やす扇風行動【HD動画&ハイスピード動画】
モンスズメバチの巣の定点観察6

モンスズメバチVespa crabro flavofasciata)は夜も活動するという話を確かめるために、クヌギの樹洞に営巣したコロニーを一晩中観察してみることにしました。
とかく人間から目の敵にされスズメバチの受難が続く昨今、せっかく見つけた巣がいつ駆除されるか分かりません。
このチャンスを逃さぬよう、巣を見つけたその日に気合を入れて徹夜しました。
ちなみに日の入り時刻は18:36、月の出時刻は20:02、月齢17.2。
モンスズメバチ巣の観察だけだと眠くなるので、ついでに雑木林の樹液酒場も巡回しました。
クリアな映像を撮るには強い照明を当てたいところですが、蜂を刺激しないように白色LEDの懐中電灯に赤色のビニール袋を被せて光を少し和らげました。
それでも今回の映像がどこまで自然な行動なのか、どうしても照明の影響が気になります。
(明らかに蜂は懐中電灯の照明を警戒しているように感じました。)
以前、夜も明るい外灯のせいで巣に帰れなくなったと思われる迷子のモンスズメバチを見たことがあります。

▼関連記事
迷子になった夜のモンスズメバチ♀
これを機会に赤外線で暗視可能なビデオカメラを次回まで購入する決心が付きました。

観察してみると、確かに暗くなっても巣に出入りするワーカーが居ました。
モンスズメバチは月明かりでも平気で飛べるようです。
ほぼ常に数匹の♀が巣口付近の幹をパトロール(徘徊)しています。

真夜中に巣口で昼間と同様の扇風行動を始めたときは驚きました。
このとき巣の外の気温は20℃。
外気温が下がる深夜も扇風行動するのは何故でしょうか?
昼間からずっと曇り空で湿度が高いものの、決して寝苦しい熱帯夜ではありませんでした。
樹洞内の巣は断熱効果が高く、夜も温度が上がりがちなのかもしれません。
巣内の温度を蜂の子(幼虫や蛹)の成長に適した温度に保つために、涼しい外気を取り込んで冷却する必要があるのでしょうか。
樹洞内の温度を測定したいところですが、スズメバチ専用の防護服を着用しないと危なくて近寄れません。
もう一つ大胆な仮説を思いつきました。
扇風行動が始まるとブブブブ♪という重低音が長時間響くのですぐ分かります。
樹洞内で反響しているのでしょう。
モンスズメバチの習性を知らない人が真っ暗な森の中でこの重低音を聞いたらきっと不気味に思うでしょう。

暗い森を飛んで帰巣する外役ワーカーに対して巣の位置を知らせるために門衛が羽音を立てている可能性はどうでしょうか。
録音した扇風行動の羽音をスピーカーから流し(プレイバック実験)、外役ワーカーの帰巣能力を撹乱できるか調べたら面白そうです。
まさかコロニー毎に異なる周波数を発していたりして…と徹夜で高揚した脳の妄想は止まりません。
扇風行動の羽音を声紋解析してみる?

夜に扇風役の蜂が見えないときも樹洞内で羽音が聞こえることがあります。
もしかすると、巣内で抱卵のために発熱しているのかもしれません。
創設女王の抱卵行動では確か、羽ばたくことなく飛翔筋を高速に収縮させて発熱することが知られています。
ファイバースコープ・カメラがあれば樹洞内の様子を観察できるのになー、と無い物ねだりしてみる。

夜中に巣材?を咥えたワーカー♀が樹洞の外に出て来ました。(@2:25)
外被を増築する(被膜の閉鎖)のかと思いきや、なぜか幹を歩いてどこかへ行ってしまいました。
やはり照明の悪影響でしょうか。
ところで巣材はどこから集めてくるのでしょう?
遠くへ出かけなくても、樹洞のあるクヌギの幹で樹皮から巣材を調達しているのですかね?

夜になるとクヌギの幹で樹洞の横を小型のクロアリが活発に登り下りしていました。
幹に沿って縦に細長い蟻道のような構造物も見えて気になるのですが、近寄れないのでアリの種類などは調べていません。
モンスズメバチは巣口からアリの侵入を防ぐ対策を何かしているのかどうか、非常に興味があります。

例えば同じスズメバチ科でもアシナガバチ類は巣柄に黒光りするアリ避け物質を塗ることが知られています。
※ 後で読む参考文献。(無料で全文PDFが読めます)

Martin, S. J. "Colony defence against ants in Vespa." Insectes Sociaux 39.1 (1992): 99-111.

同じ夜に、少し離れた樹液酒場を訪れるモンスズメバチの姿も観察しました。
(どの巣から来たのか不明ですけど。)

▼関連記事
夜にミズナラの樹液を吸うモンスズメバチ♀
他種のスズメバチ類は夜になると樹液酒場で全く見かけなくなりました。
モンスズメバチの複眼や単眼には何か秘密があるのでしょうか?
ネット検索で調べてみると、興味深い文献を見つけました。(ここで全文が読めます。)

Kelber, Almut, et al. "Hornets can fly at night without obvious adaptations of eyes and ocelli." PloS one 6.7 (2011): e21892.
モンスズメバチの複眼や単眼には解剖学的に何も秘密は無かった、という意外な結論のようです。

天気予報が外れ、深夜3:30には小雨が降ってきたので慌てて避難。
少し仮眠してから早朝に様子を見に行くと、樹洞の下に寄生アブが止まっていました。
すぐにモンスズメバチ♀に追い払われ、撮り損ねました。

▼関連記事
寄主モンスズメバチ♀の巣の近くに産卵するムツボシベッコウハナアブ♀

涼しい早朝から扇風行動が見られました。
このときの外気温は22℃。
もうコロニーの活動は昼間と変わりません。
夜の間に樹洞を覆う外被状の被膜が増築され、巣口が更に狭くなっていました。(※追記参照)
モンスズメバチも徹夜で突貫工事を行ったようです。
本種ワーカーの寿命は他種よりも短いのではないか(過労死?)と心配になります。
モンスズメバチのワーカー♀は昼夜を問わず不眠不休で死ぬまで働くのか、それとも交代で休息しながら一日中働くのか、興味があります。
つまり、夜勤と昼勤に分業しているのでしょうか?
個体識別のマーキングを施せば分かる筈です。

つづく→シリーズ#7:寄生者ハネカクシの侵入を阻止



※【追記】
『都市のスズメバチ』p25によると、モンスズメバチは
巣への出入り口付近に立派な目張りをする習性があり、同じような場所に営巣するキイロスズメバチやヒメスズメバチなどと区別できる。

夜の飛翔(出巣)
夜の飛翔(帰巣)
外被状被膜の増築
巣内の様子
全景

深夜の扇風行動(写真では羽ばたきが止まって見える)
翌朝:巣口を塞ぐ被膜が下に伸びた

ミズナラの幹で休むカブトムシ♂



2014年8月中旬

里山の雑木林で定点観察に通っているミズナラの木bは樹液の分泌が涸れてしまったようです。
もう樹液の発酵臭も無くなり、ほとんど虫が来ていません。
ところが幹の根元付近にカブトムシ♂(Trypoxylus dichotomus)が静止していました。
雨上がりの日光に照らされて黒光りしています(焦げ茶色)。
角の発育状態があまり宜しくない個体でした。

木登りしたりせず動きに乏しいのは、カメラを警戒しているのか、それとも昼間は寝ているのかな?
幹から浮かせた右後脚の爪先だけをかすかに動かしています。
口元を接写するとときどき口吻が動いているのですが、樹液を舐めていないと思います。
樹皮をよく見ても樹液は滲んでいません。
触角と口髭がわずかに動いています。

※ マクロレンズで接写したシーン(@1:37〜)のみ動画編集時に自動色調補正を施してあります。



2014/11/26

モンスズメバチ♀の巣を冷やす扇風行動【HD動画&ハイスピード動画】



2014年8月中旬

▼前回の記事
寄主モンスズメバチ♀の巣の近くに産卵するムツボシベッコウハナアブ♀

モンスズメバチの巣の定点観察5

クヌギの樹洞に営巣したモンスズメバチVespa crabro flavofasciata)のコロニーを観察していると、途中からワーカー♀が扇風行動を始めました。
巣口の上半分を塞ぐ被膜にぶら下がったり樹洞の縁に掴まったりしながら激しく羽ばたき、巣内に新鮮な外気を送風して冷却しています。
これまでミツバチやアシナガバチでは同様の扇風行動を観察していたのですけど、スズメバチ類では初めてでした♪
扇風役の顔はいつも必ず外を向いて巣内に送風しています。
これはニホンミツバチの扇風行動と同じ向きでした。
ニホンミツバチの場合はオオスズメバチの襲撃を警戒し、巣内の匂いが外に漏れないように注意しているそうです。
(ちなみにセイヨウミツバチの扇風行動は逆向きで、熱気を巣から排気します。)
モンスズメバチが扇風行動を始めるとブブブブ…♪という重低音の羽音が長時間響くので、離れた所からでもすぐに分かります。

樹洞で羽音が反響するのかもしれません。
巣口が狭いため、扇風役は必ず1匹のようです。
(樹洞の奥に引っ込むと暗くて羽ばたきが見えなくなります。)

扇風行動の動画を撮る度に外気温を測ると、初めは30℃で以降は26℃、25℃まで下がりました。

剥き出しの巣盤を作るアシナガバチではこの程度の気温(暑さ)で扇風行動を始めることは無いので、不思議な気がしました。
森の中なので体感でもそれほど暑いとは思いませんでした。
また気温の下がる夜になってもモンスズメバチの扇風行動は続いたので(映像公開予定)、もしかすると巣内の空冷というよりも、二酸化炭素(CO2)を換気するための行動なのかもしれません。
樹洞内の温度を測定したいところですが、防護服を着用しないと危なくて近寄れません。
ついでにファイバースコープ・カメラがあれば巣盤の様子を観察できるのになー、と無い物ねだりしてみる。

扇風役がぶら下がる被膜の左部分を別個体が増築し始めました(@1:57〜)。

扇風役の蜂が巣造りの邪魔になっているのですけど、横にどかずに居座っています。
巣造りよりも扇風行動を優先するようです。
考えてみれば、樹洞を被膜で完全に密封するのではなく出入りする巣口を残す必要がある訳ですから、これで上手く行くようです。




扇風行動を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。
1/8倍速のスローモーションでも扇風役の羽ばたきは未だ速過ぎて見えません。
しかし帰巣する蜂が近づくと、扇風役の♀は警戒して羽ばたきを一瞬だけ止めることが分かりました。
狭い巣口ですれ違うには扇風の羽ばたきを止める必要があるのでしょうか。
扇風役は門衛としての役目も兼ねていて、出入りする外役♀を誰何すいかしているのかもしれません。
帰巣した♀と口移しの栄養交換をすることもありました。
また、扇風を止めて自ら出巣することもありました。
空腹になり栄養補給に出かけたのかな?


この樹洞はモンスズメバチの引越巣なのか?

『スズメバチの科学』p171より用語の解説

巣の引っ越し(nest relocation)
モンスズメバチとキイロスズメバチにおいて越冬後の女王蜂によって狭い空間に巣が創設された場合、巣の発達に応じて広い場所に新たな巣を造り移動すること。最初の巣を母巣(primary nest)、後の巣を移動巣(第二次巣:secondary nest)という。

※ 巻末の用語集が充実しているところが、この名著の素晴らしい点のひとつです。

モンスズメバチの巣を初めて見つけたこの日、どうして蜂がこれほど興奮したように巣の回りを飛び回り忙しなく巣に出入りしているのか、不思議でなりませんでした。
この状態がモンスズメバチでは普通なのかな?
味方同士の空中戦が頻発するほど興奮しているのは外敵に対して極度に警戒しているのでしょうか。
それにしては撮影する私を攻撃する様子は全く見られませんでした。

実はこの樹洞に引っ越してきたばかりの移動巣なのではないかという気がしています。
理由は以下の3点。

  1. 私が観察を始めた当初は扇風行動をしていなかったのに途中から扇風行動を始めた。以降は交代しながら昼夜を問わずほぼ絶え間なく扇風を続けている。
  2. 並行して外被の被膜を増築して巣口を狭くする突貫工事をしている。
  3. 9日前に近くで別の撮影を長時間した時には、クヌギ樹洞にモンスズメバチの巣があることに気づかなかった。(私が見落としていた可能性もありますが…。)

母巣から続々とワーカーが引っ越してきて巣内の個体密度が上がって暑くなり、女王が産卵を始めたので蜂の子のために巣内温度を適切に保つ必要が出てきたのではないでしょうか。
母巣から続々と移って来るワーカーを迎え入れたり、新たに巣の位置を記憶する定位飛行を繰り返したりしていたために、
樹洞の周囲で激しく飛び回りコロニー全体が興奮したように見えたのではないか、という解釈です。
あれこれ好き勝手に想像するのは楽しいですけど、タイムマシンに乗って時間を遡らない限り真相は不明ですね…。
せめて半日早くから観察を始めたかったです。
斥候役が移動巣(第二次巣)の樹洞を選定して母巣からコロニーの仲間を呼び寄せる際にもし集合フェロモンを使うのであれば、樹洞の縁で逆向きに止まって(顔を樹洞内に向け)フェロモン拡散のための扇風を行ったかどうか興味があります。
ミツバチではそのような「匂い扇風」行動も知られています。

▼関連記事
ニホンミツバチの匂い扇風?

更にこの夏はキイロスズメバチの移動巣を観察する僥倖に恵まれたのですけど(こちらは確実に引越巣)、その記録はまた記事を改めて報告します。

つづく→シリーズ#6:夜の営巣活動(扇風行動・造巣)



スジアカハシリグモ♀(蜘蛛)による卵嚢保護



2014年8月中旬

山道でアカソ?の葉にスジアカハシリグモ♀(Dolomedes saganus)が乗っていました。
日向ぼっこ(日光浴)しているのでしょうか。
腹面に丸い卵嚢を抱えガードしています。
撮りながら慎重に撮影アングルを変更すると、意外にも逃げません。
振動に反応して歩脚を一瞬動かしただけです。
背側から見ると、左の第二歩脚が根元から欠損(-L2)していました。

採寸代わりに右手の人差し指をクモの横に並べて写し込んでも逃げません。
クモの背後から歩脚に触れると驚いて駆け出し、隣の葉に素早く移動しました。
もう一回触れると葉先へ移動。
更にその葉を揺らすと下の葉に跳び下りました。
逃げるときも卵嚢を持ち歩きます。



2014/11/25

寄主モンスズメバチの巣の近くに産卵するムツボシベッコウハナアブ♀



2014年8月中旬

▼前回の記事
巣の裏のクヌギ樹洞を物色するモンスズメバチ♀

モンスズメバチの巣の定点観察4

クヌギの樹洞に営巣したモンスズメバチVespa crabro flavofasciata)のコロニーを観察していると、不審な訪問者が繰り返し現れました。
ムツボシベッコウハナアブ♀(Volucella nigropicta)です。
左右の複眼が離れているので♀と判明。
同じ日にすぐ近くのミズナラ樹液酒場で♀♂共に樹液を舐めに来ていました。

▼関連記事
ミズナラ樹液を吸いつつ排泄するムツボシベッコウハナアブ♂
ミズナラの樹液を舐めるムツボシベッコウハナアブ♀
そのときの個体と比べて今回は黄色い腹部の体色がくすんでいる(薄い)ように見えますが、個体差でしょうか。
(もしかすると別種の可能性は?)
観察したドラマを紹介する前に、生態について少し予備知識が必要になります。

京都府レッドデータブックでムツボシベッコウハナアブの項目を参照すると、

生態は不明であるが、成虫はクヌギの樹液に集まることが知られている。一般にこの属の種の幼虫はスズメバチ等の巣内に生息し、日本産の種の多くがそうであるが、海外では樹液で生育する種も知られている。本種の幼虫もクヌギの樹液に生息しているか不明だが、いずれにしてもクヌギへの依存度は高い。

『日本動物大百科9昆虫II』p133によると、

ベッコウハナアブの仲間の幼虫はスズメバチ類とマルハナバチ類の巣内に入り、巣の下の土中にいて、ハチの食物の残りや、ハチの幼虫、蛹、成虫の死骸などが棄てられるのを食べているらしい。巣の活動が終わりに近づくと、巣盤まで入り込んで幼虫や蛹などを食べることもある。しかし、かなり早い時期から巣盤などに入り込んで幼虫などを食べることもあるようで、単なる掃除者ではなく、捕食寄生者に変身することもあるようである。

ちなみに『スズメバチの科学』p64-65によれば、同属のニトベベッコウハナアブはモンスズメバチの巣房内に白い卵塊を産みつけることが報告されています。

オオスズメバチやモンスズメバチのように外被が釣り鐘型になっている種の巣下には、ベッコウハナアブの幼虫やナミクシヒゲハネカクシの幼虫が多数生息し、排泄物などを食べて、掃除屋として君臨している。

堅苦しいお勉強(予習)はこのぐらいにしておいて、映像をご覧ください。
ムツボシベッコウハナアブ♀がクヌギの幹を登ったり下りたりして樹洞の横を通り過ぎました。
初めは巣内のモンスズメバチに気づかれていません。
ムツボシベッコウハナアブ♀がときどき腹端を幹に付けているのは産卵でしょうか。
(卵を確認していないので、確証はありません。)
必ずしもムツボシベッコウハナアブの成虫♀がモンスズメバチの巣内に侵入できなくても、樹洞の近くに産卵できれば孵化した幼虫が自力で這って寄主の巣に侵入するのかもしれません。

再び同じクヌギの幹に飛来したムツボシベッコウハナアブ♀(腹部の黄色が濃い別個体?)が歩いたり飛んだりして寄主の巣に接近を試みるも、今度はモンスズメバチのワーカー♀に追い払われました。
同様のシーンが何度も繰り返されています。
寄主モンスズメバチに追い払われる瞬間を1/2倍速のスローモーションでリプレイしてみました。

ちなみに、このクヌギの木は昆虫が集まる樹液を分泌していませんでした。
したがって、ムツボシベッコウハナアブ♀が繰り返し来たのは樹液目当てではなく、モンスズメバチの巣に寄生産卵することが目的でしょう。

クヌギの木で私が見かけたムツボシベッコウハナアブは♀だけでした。
すぐ隣のミズナラ樹液酒場ではムツボシベッコウハナアブ♀の産卵行動は見ていません。
ムツボシベッコウハナアブの幼虫は樹液を摂取するのではないか、という上記レッドデータブックが示唆する可能性に私は否定的です。
やはりスズメバチの巣内で掃除屋(スカベンジャー)として育つのではないか、と推理するのが自然な気がします。

どうやらムツボシベッコウハナアブ♀は、寄主の巣内に産卵する機会を虎視眈々と狙っている印象を受けました。
しかし樹洞への侵入に成功した例は見ていません。
いつもモンスズメバチが気づいて飛びかかり、巣の近くから排除しています。
ムツボシベッコウハナアブのことを無害な掃除屋あるいは共生者ではなく、明らかに厄介な捕食寄生者(=天敵)とみなしているのでしょうか。
モンスズメバチの巣を初めて見つけたこの日、どうして蜂がこれほど興奮したように巣の回りを飛び回り忙しなく巣に出入りしているのか、不思議でなりませんでした。※
味方同士の空中戦が頻発しています。
この状態が普通なのかな?
そうでなければ考えられる理由の一つとして、オオスズメバチなどの外敵に対してコロニー全体が警戒レベルを上げているのかもしれません。
この日は実際にクヌギの木の近くで飛ぶオオスズメバチを一度だけ目撃しました。(映像なし)
ただし、オオスズメバチが他の社会性ハチ(ミツバチやスズメバチ類)の巣を襲い始めるのは晩秋になってからのはずです。
ムツボシベッコウハナアブ♀の接近を深刻な脅威と捉え、コロニー全体が最大限に警戒しているのでしょうか。
スズメバチよりもアブの方が動きが敏捷なので、殺される前に飛んで逃げてしまい、しばらくするとムツボシベッコウハナアブはクヌギの木に戻って来ます。
(※ 実は引っ越してきたばかりの移動巣ではないか?というまた別な解釈も抱いているのですけど、続報の記事で詳しく述べることにします。)

ムツボシベッコウハナアブの体色は黄色と黒の配色であり、モンスズメバチと少し似ていなくもありません。
アブ自身が捕食されないよう毒針を持ったスズメバチに似せたベーツ型擬態なのかもしれません。
また、体色を寄主に似せて油断させて巣に近づき産卵するという戦略が考えられますけど、実際は攻撃的擬態と呼べるほどの効果を果たしているかどうか、甚だ疑問です。
警戒中のモンスズメバチは巣に近づく者には同じ巣の仲間に対してもとりあえず迎撃する方針のようです(味方への誤認攻撃をも辞さず)。
敵味方を視覚ではしっかり識別していませんでした。(シリーズ12のブログ記事を参照)
社会性昆虫を騙しの標的とするのであれば、体表の化学成分を似せる(化学擬態)ことが先決でしょう。

以上はあくまでも短い観察(午後の数時間)にもとづく個人的な仮説ですので、今後の定点観察が楽しみです。

つづく→シリーズ#5:扇風行動



アリを捕食するツチガエル



2014年8月中旬

里山の遊歩道で見つけたツチガエルRana rugosa)。
木の根を徘徊してきたクロアリ(種名不詳)が目の前を通りかかると、素早く舌を伸ばして見事に捕食しました!
欲を言えばハイスピード動画に撮りたかったなー。
続けてもう1匹アリが来たものの、今度は無反応。
アリの味があまり気に入らなかったのでしょうか。
やがて前に跳びました。

このカエルはカメラを近づけてもなかなか逃げません。
体の色や質感が林床の地面や落ち葉に対して素晴らしい保護色になっており、よほど己の保護色に自信があるのでしょう。
(素手で触るのは躊躇われたので)木の枝や葉っぱを拾ってツチガエルの体に触れてみたのですが、それでも無反応でした(映像なし)。
顔を正面から撮ると、喉と鼻孔をヒクヒクしています。
最後に背側を撮ろうとカメラを動かしたら、素早く跳んで逃げました。

捕食とジャンプのシーンは1/4倍速のスローモーションでリプレイしています。

『山渓ハンディ図鑑9:日本のカエル』p101によると、

(ツチガエルは)おっとりしたカエルで、近寄ってもその場でじっと身を潜めて隠れているつもりになっていることが多い。




2014/11/24

巣の裏のクヌギ樹洞を物色するモンスズメバチ♀



2014年8月中旬〜下旬

モンスズメバチの巣の定点観察3


▼前回の記事
クヌギ樹洞の巣に出入りするモンスズメバチ♀

モンスズメバチVespa crabro flavofasciata)が営巣したクヌギの樹洞は北を向いています。
幹を回り込むと、巣の裏側(南側)にもう一つ別な樹洞がありました。
2つの樹洞は高さが違い、巣のある樹洞が少し低いです。

クヌギの木に登って樹洞の内部を調べたくても危なくて無理です。
モンスズメバチの行動を見ている限りでは、2つの樹洞は内部でつながっておらず独立しているようです。
つまり、モンスズメバチの巣の出入り口は一つしかありません。

巣の裏側にある樹洞の辺りをモンスズメバチのワーカー♀がたまに徘徊したり飛んだり(定位飛行?)しているのですが、決してその中に入ろうとはしませんでした。
こちらの樹洞には巣は無いようです。
帰巣したワーカーがたまに迷子になり方角を間違えて裏側の樹洞に入ろうとしているのかな?
外役(外回り)の途中でさぼっている個体なのかもしれません。

動画の後半は、12日後の定点観察で撮れた同様のシーン。

同じクヌギの木に2つある樹洞のうち、北側の低い方の樹洞を選んで巣を作った理由(選定基準)は何だったのでしょうね?

つづく→シリーズ#4(寄生ベッコウハナアブ)


巣のある樹洞(右下)の裏側にもう一つ樹洞がある(左上の枝の下)。

キマワリを捕食するアズマヒキガエル



2014年8月中旬

▼前回の記事
虻を捕食するアズマヒキガエル

里山の雑木林で見つけたアズマヒキガエルBufo japonicus formosus)を動画に撮り続けていると、その背後から今度はキマワリPlesiophthalmus nigrocyaneus)と思われる甲虫が足早に歩いて近づいてきました。
ヒキガエルの後脚に突き当たったキマワリは一旦停止し横に逸れて行きましたが、アズマヒキガエルが気づいて向き直りました。
突然ジャンプしたと思ったら、同時に舌を出して獲物を捕食したようです。
狩りの瞬間は画面からはみ出して撮り損ねたものの、1/4倍速のスローモーションで見直すとヒキガエルは2回に分けて何かを呑み込みました。

じっと待ち伏せしていたヒキガエルが徘徊性昆虫を捕食するシーンを短時間に連続して撮れてラッキーでした。
それだけ虫が豊かな山にしかヒキガエルは生息できないのかもしれません。

次にヒキガエルを採寸しようと近づき、動画を撮りながらゆっくりしゃがみました。
すると警戒したヒキガエルが跳んで倒木の陰に逃げ込みました。
地面や落ち葉に対して見事な保護色になっていますね。
「ガマの油」として知られる毒を分泌するので素手で捕獲するのも躊躇われ、結局採寸できませんでした。
目視ではかなり大型な印象。



マルバハギの花で採餌するクロマルハナバチ♀



2014年8月中旬

平地の道端で用水路沿いに咲いたマルバハギの群落でクロマルハナバチBombus ignitus)のワーカー♀が訪花していました。
余りにも忙しなく飛び回るので分かりにくいのですが、後脚の花粉籠に白っぽい(淡褐色)花粉団子を付けています。

▼関連記事
ミヤギノハギを訪花するクロマルハナバチ♀



2014/11/23

クヌギ樹洞の巣に出入りするモンスズメバチ♀



2014年8月中旬

モンスズメバチの巣の定点観察2

▼前回の記事
巣の近くで空中戦を繰り広げるモンスズメバチ♀【ハイスピード動画】

クヌギの樹洞に営巣したモンスズメバチVespa crabro flavofasciata)の活動を午後から夕方まで断続的に撮影しました。
ワーカー♀が忙しなく巣を出入りしているのですが、出巣しても外役に向かわずすぐに戻ってくるという謎の行動を繰り返しています。
巣口を守る門衛が帰巣する個体を誰何しているときもあれば、巣口に誰も居なくなるときもありました。

本で読んだ通り、樹洞の上半分は外被で塞がれていました。

(モンスズメバチの巣の)出入り口には外皮状の被膜が造られている。(『日本の真社会性ハチ:全種・全亜種生態図鑑』p107-108より)


時間経過と共に樹洞の巣口が次第に塞がる様子を微速度撮影で記録すればよかったですね。
巣の周囲で色々なことが巻き起こるので観察初日は目移りしてしまい、微速度撮影まで手が回りませんでした。

つづく→裏側の樹洞



虻を捕食するアズマヒキガエル



2014年8月中旬

里山の雑木林で遊歩道の真ん中に大きなアズマヒキガエルBufo japonicus formosus)がデンと居座っていました。
ズームするとなかなか風格のある面構え。
鼻孔がヒクヒクしています。
横腹もリズミカルに動く(呼吸運動?)ものの、鳴き声は一切発しませんでした。
繁殖期以外でヒキガエルを見るのは初めてです。

▼関連記事
アズマヒキガエルの抱接と蛙合戦@沼
静止しているヒキガエルの左から黒い双翅目がなぜか歩いて足早に近づいて来ました。
ムシヒキアブの仲間ですかね?(自信なし)
ヒキガエルはすかさず舌を伸ばして電光石火のごとく捕食しました。
1/4倍速のスローモーションで見直すと、獲物をすぐに飲み込んだようです。
いつかハイスピード動画で捕食シーンを記録してみたいものです。
飼育するのは難しいのかな?



獲物が見つかると、足速に近づいていってつかまえる。だが、獲物が全く動かないと、目の前であっても気が付かない。つまり、ヒキガエルは動かないものには反応を示さないのである。(『The Moment:自然の瞬間』p116より)



つづく



ヌルデを訪花するコアオハナムグリ



2014年8月中旬

山道に生えたヌルデの灌木で2匹のコアオハナムグリGametis jucunda)が訪花していました。
花に潜り込んで花粉や蜜を食べているようです。



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