2014/07/12

クマイチゴを訪花するオオマルハナバチ♀



2014年6月上旬

里山に咲いたクマイチゴの群落でオオマルハナバチ♀(Bombus hypocrita)が忙しなく飛び回り訪花していました。
小型のワーカーかな? (コマルハナバチ♀の可能性は?)
後脚の花粉籠に白い花粉団子を付けています。
複数個体を撮影。



甲虫を捕食するチャイロオオイシアブ



2014年6月上旬

里山でムシヒキアブ科のチャイロオオイシアブ♂(Laphria rufa)が下草の上に乗って何か虫を捕食しています。
獲物は鞘翅を広げた黒い甲虫で、よく見ると胸部の両脇に赤い点があります。
もし名前の判る方がいらっしゃいましたら、〜科だけでも教えて下さい。

チャイロオオイシアブは獲物を吸汁しながらも、近くを飛ぶ虫に反応して油断なくキョロキョロしています。
やがて私に警戒した虻が少し飛んで別の灌木の葉に止まり直しました。
吸汁しながら後脚を擦り合わせ身繕いをしています。

ムシヒキアブ図鑑サイトによると、素人が複眼の大きさで本種の性別を見分けることはできないようです。(標本写真へのリンク)



2014/07/11

羽化直後に抜け殻を食すヤマトゴキブリ♀b



2014年6月上旬・室温22℃


▼前回の記事
ヤマトゴキブリ♀bの羽化【10倍速映像】

羽化直後のヤマトゴキブリPeriplaneta japonica)新成虫♀bが抜け殻を食べ始めたので驚きました。
この習性を知らなかった私は虫の抜け殻をコレクションしていることもあり、前回ヤマトゴキブリ♀aが羽化したときは直後に羽化殻を取り上げてしまいました。

口元を接写してみると食欲旺盛にモリモリ食べています。
抜け殻の脚も根本から食しました。
クチクラ(外骨格)の色素沈着(黒化)が完了する遥か前に消化器官は正常に機能することがちょっとした驚きです。
抜け殻に含まれるタンパク質や色素を摂取して急速に再利用するのでしょうか?

▼つづく
ヤマトゴキブリ♀が羽化殻を完食するまで【10倍速映像】



クマイチゴの花蜜を吸うウスバアゲハ



2014年6月上旬

低山腹に咲いたクマイチゴの群落でウスバアゲハParnassius citrinarius)が訪花していました。
翅がボロボロの個体です。
交尾嚢は付いていませんけど、性別は?



この木苺はクマイチゴですかね?



2014/07/10

ヤマトゴキブリ♀bの羽化【10倍速映像】



2014年6月上旬・室温26℃→24℃

キッチンで捕獲した4匹目のヤマトゴキブリPeriplaneta japonica)終齢幼虫を隔離して飼育してきました。
ある晩、遂に終齢幼虫が羽化を始めました。
気づいた時には既に羽化の後半でした。
餌として与えた人参の上でほぼ全身が抜け殻から出ていました。
脱皮直後の成虫は真っ白で、複眼だけが黒。
翅はまだ伸びていません。
腹部は取り込んだ空気で膨らませているような印象。

ゴキブリは不完全変態の昆虫なので、蛹の時期はありません。
結局、脱皮の兆候は分からず仕舞いでした。
羽化の時間帯も朝とは限らないようです。

慌てて10倍速の微速度撮影で記録開始。
やがて腹端の尾毛が抜けました。(@0:44)
人参の下に降りると方向転換。
抜け殻に残った白い気管の糸が風になびいています。
新成虫は照明が落ち着かないのか、ときどき徘徊しながらも翅伸展が進みます。
純白の翅が相変わらず美しいですね。
伸び終わっても腹部の半分ぐらいの短い翅なので、♀と判明。
(正直に言うと、長翅♂の羽化をもう一度見たかったなー。)

ようやく体が固まったらしく、新成虫♀bは抜け殻に向き直って近寄ると、口を付け始めました。
背側からはよく見えませんが、どうも羽化殻を食べようとしているようです。(@8:00〜)
初めはかじっても抜け殻がツルツルして噛めないようで、かじれる部分を探しています。
遂には抜け殻の頭部を本格的に食べ始めました。(@9:00〜)
休みながら食べていますが、それと同時に体の色素沈着(黒化)も進行しています。

▼つづく

羽化直後に抜け殻を食すヤマトゴキブリ♀b


ノダイコンを訪花するカラスアゲハ♂の飛翔【HD動画&ハイスピード動画】



2014年6月上旬

水田の畦道に咲いたノダイコン(大根の内陸性自生種)の群落で少なくとも2頭のカラスアゲハ♂(Papilio bianor dehaanii)が訪花していました。
2頭とも前翅に♂特有の黒い性標があります。
花から花へ忙しなく飛び回るので、240-fpsのハイスピード動画に切り替えて撮影してみました。
スローモーションにすると羽ばたきが優雅に見えますね。


ノダイコン花
ノダイコン花+実

2014/07/09

ケナシヤブデマリを訪花するコアオハナムグリ



2014年6月上旬

里山に咲いたケナシヤブデマリの花で2匹のコアオハナムグリGametis jucunda)を見つけました。
2匹は互いに没交渉で、食事をしたり身繕いしたりしています。
白い装飾花は訪花した昆虫が隣の集合花へ移動する回廊として機能しています。

途中からトゲヒゲトラカミキリDemonax transilis)らしきカミキリムシが登場し(@2:20〜)、花の上を忙しなく徘徊。
やがて1匹のコアオハナムグリが装飾花から飛び立ちました。(@2:26)



求愛中のヤマトゴキブリ♂同士の闘争



2014年6月上旬・室温24℃
▼前回の記事
ヤマトゴキブリ♂の翅上げ求愛行動
ヤマトゴキブリ♂(Periplaneta japonica)を3匹(♀1♂2)飼育しています。
♂(長翅)が代わる代わる♀(短翅)の目の前で翅を上げて求愛していると、もう1匹の♂が割り込んできました(お邪魔虫)。
邪魔されて怒った♂同士で激しい喧嘩になりました。
両雄の闘争と言っても追い回したり蹴り合って牽制するぐらいで、微笑ましいものです。



2014/07/08

イタドリハムシの食事と脱糞【10倍速映像】



2014年6月上旬

里山でイタドリハムシGallerucida bifasciata)がイタドリの葉に乗っていました。
食草を食害する様子を10倍速で微速度撮影してみました。
頭を葉縁に向け、葉縁から食べ進んでいます。
食休みには身繕いしています。
食事の合間に軟便を排泄しました。(@1:00)

生憎この日は風が強く吹くせいで、葉が激しく揺れてしまいます。
どうも期待していたような食欲旺盛!という映像にはなりませんでした。




肉団子を幼虫に給餌するフタモンアシナガバチ創設女王b



2014年5月下旬

堤防のコンクリート階段でフタモンアシナガバチPolistes chinensis antennalis)の初期巣をもう一つ見つけました。
こちらも雨が当たらないようオーバーハングの下面に営巣しています。
ここにも微小なアカダニがコンクリートの天井を徘徊していて気になります。

創設女王bは狩りから帰巣した直後のようで、白い肉団子を咀嚼しています。
噛みほぐした肉団子を7つの育房(7匹の幼虫)に給餌して回りました。
給餌を終えた女王蜂は身繕いし、全ての育房に頭を突っ込んで点検して回ります。
外からは見えませんが、育房内の幼虫と栄養交換しているのかもしれません。
綺麗好きの蜂は再び念入りにお化粧。

ところで、同じ階段で見つけた一個目の初期巣aも同じ高さ(9段目)に作られていました。
フタモンアシナガバチの二匹の創設女王(別個体)が同じ階段の同じ高さに営巣したのは果たして偶然でしょうか?
「九段下」を好む理由が何かあるのかな?
昼間に直射日光で熱せられたコンクリートが夜も放熱して暖かそうです(蓄熱効果)。



2014/07/07

ヤマトゴキブリ♂の翅上げ求愛行動



2014年6月上旬・室温24℃

早朝にヤマトゴキブリPeriplaneta japonica)の飼育容器を覗いてみると、♂の求愛行動を初めて観察できました。
ようやく♀が性成熟したのでしょう。
本で読んでいた通り、長翅の♂は短翅の♀の横または前方に回り込み、翅を高く持ち上げて求愛しています。
♀は徘徊しつつ近づく♂を脚蹴りで牽制しています(交尾拒否)。
断られても♂は興奮したように激しくしつこく♀を追い回しています。
3匹のゴキブリ(♂2♀1)が一斉に走り回って落ち着きません。

通常ゴキブリは夜行性で明かりを嫌いますが、撮影のため照明を付けても影響はありませんでした。
(点灯前の薄暗い冒頭シーンのみ自動色調補正を施してあります。)
残念ながら♂の求愛は実らず、交尾までは観察していません。
私が見ていない間に既に交尾を済ませていたのかもしれません。

参考サイト:ゴキブリの繁殖


『日本動物大百科8昆虫I』によると

・ゴキブリ科の♀は成虫になって(およそ10日)から性フェロモンを生産するようになるが、それを♂成虫が受容して配偶行動が始まる。p92
・ゴキブリ目の配偶行動の特徴は、成熟した♂が成熟♀を認知したときに翅上げ行動をとることである。(中略)ヤマトゴキブリなどの♂は♀の発散するにおいフェロモン(セスキテルペン)をまず触角で感知している。翅上げ行動の後、♂は背面の分泌腺から♀を誘う物質を出し、♀は♂の分泌物を舐めながら背面にのり交尾が成立する。p92
・交尾の際に♀が♂の上に乗る姿勢は、♀上位と呼ばれ、原始的な交尾姿勢として知られている。p90
・♂の背板腺からは、背板への誘引物質と背板をなめさせる刺激物質が分泌される。p92



セダカコガシラアブ♂の身繕いおよび飛び立ち【ハイスピード動画】



2014年5月下旬


▼前回の記事
タニウツギの花蜜を吸うセダカコガシラアブ♂【HD動画&ハイスピード動画】

吸蜜して満腹になったセダカコガシラアブ♂(Oligoneura nigroaenea)はタニウツギの葉先に止まりました。
複眼が大きいので♂と判明。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮り始めました。
すると後脚を擦り合わせて身繕いに余念がありません。
翅や腹部に付いたタニウツギの白い花粉を落とす行動なのでしょう。
真横から見ると、尾端に届くほど長い口吻が見えました。
ビロウドツリアブのように口吻が前方に突き出していないので、本種の口吻は普段あまり目立ちません。

頭部全体が巨大な複眼で覆い尽くされています。

顕著に盛り上がった胸部の中には飛翔筋が特に発達していそうです。
最後にようやく飛んでくれました。
映像の最後は見事な垂直離陸を更に1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
これだけ時間を引き伸ばしても羽ばたきは速過ぎて見えません。



撮影後に同一個体を採集しました。



口吻の先が分離
右翅の翅脈
左翅の翅脈

2014/07/06

グランドのフェンスから飛び立つシジュウカラ【野鳥】



2014年6月上旬

野球場のフェンス(金網)に2羽のシジュウカラParus minor)が器用に止まっていました。
随分と意外な場所で翼を休めているなーと思い撮り始めるも、すぐに飛び去りました。
2羽の関係はつがいなのかな?
残念ながら黒ネクタイがよく見えず、性別も不明です。

この金網を通り抜けたことになりますね。



アオジョウカイの交尾



2014年6月上旬

杉林の下草でアオジョウカイThemus cyanipennis)の♂♀ペアが交尾していました。
側面から見ると交尾器を連結していますね。
体長は♂<♀。
マウントした♂がときどき触角で激しく葉をタッピングしています。
♀が動かないよう宥めの信号なのかな?
手持ち無沙汰の♀は自分の右触角を舐めて化粧中。

ところで交尾の舞台となっている植物は何でしょう?
葉の形はアカソっぽいですけど、茎や葉柄が緑色です。
赤く色づく前は緑色なのかな?
茎の断面は丸かったのでシソ科ではありません。


【追記】
秋に再訪すると、茎や葉柄が赤く色づいていました。
やはりアカソの群落だったようです。

【追記2】
『へなちょこカミキリロード:初心者のためのカミキリムシ入門』p113によると
アオジョウカイはフタコブルリハナカミキリと擬態の関係にあると言われているが、上翅の色が各地域で微妙に異なる点もシンクロしている。




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