2014/03/15

コナラ樹上のカケス(冬の野鳥)



2013年11月中旬

山際の雑木林でカケスGarrulus glandarius)がコナラの枝に止まっていました。
枝から枝へ飛び移りながらこちらの様子を伺っているようです。
最後はジェー、ジェー♪と鳴きながら飛び去りました。
警戒心の非常に強いカケスにしては珍しく、今回は近くから撮れました♪




飛べ!オオスズメバチ♂【ハイスピード動画】



2013年11月中旬

コナラの幹で樹液を舐めていたオオスズメバチ♂(Vespa mandarinia japonica)が飛び立つ瞬間を240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
映像後半は更に1/5倍速のスローモーションでリプレイ。

▼前回の記事はこちら▼
オオスズメバチ♂がコナラで日光浴と樹液吸汁



2014/03/14

樹上のカワラヒワ群れ【冬の野鳥】



2013年11月中旬

田んぼの横の庭木にカワラヒワCarduelis sinica)の群れが鈴生りに止まっていました。
賑やかに鳴き交わしたり(ヒヨドリの鳴き声がうるさすぎますね)、枝から枝へ飛び移ったりしています。
冬芽を啄んでいるようですけど、樹種は不明です。(桜だったかな?)
木枯らしの風が吹くと、枝に残った枯葉が散ります。



オオスズメバチ♂がコナラで日光浴と樹液吸汁



2013年11月中旬

里山の雑木林でオオスズメバチ♂(Vespa mandarinia japonica)がコナラの幹に止まって日光浴をしていました。
長い触角だけがかすかに動いています。
体が暖まると、幹を歩いて降り始めました。
根元付近で樹液の滲み出るスポットを探しているのでしょう。
口元がよく見えませんけど、おそらく樹皮を齧り樹液を吸汁しているようです。

生け捕りにして雄蜂は毒針を持たないことを映像に撮りたかったのですが、ネットを持って近づいたら殺気を感じた蜂が飛んで逃げました。(飛び立ちのハイスピード動画はこちら。)

このコナラの木を調べてみると、根際付近に樹液が白く固まっていました。
いつも不思議に思うのは、樹液の白い塊自体には栄養価が低いのか虫が来ないみたいですね。(※追記参照)

実はクロスズメバチの一種♂?も同じコナラの樹液に来ていたのですが、そちらは撮り損ねました。



※【追記】
『樹液をめぐる昆虫たち (わたしの昆虫記)』によると、
・クヌギやコナラの樹液の成分について(中略)水に溶けないものは、白いペースト状に見え、この中にはタンパク質がふくまれていて、遊離アミノ酸もあることがわかっています。(p37)
 ・水に溶けない成分にはタンパク質や脂肪酸、それに遊離アミノ酸もふくまれていることがわかっています。これは、昆虫たちにとっては栄養豊かな貴重なえさです。(p40)






2014/03/13

地上で虫を捕るミヤマホオジロ♂【冬の野鳥】



2013年11月中旬

山際のアカマツ並木道で見慣れない野鳥2羽と遭遇。
初雪が残る地上で採食していました。
帰ってから図鑑で調べると冬鳥のミヤマホオジロEmberiza elegans)と判明。
2羽はつがいなのかと思いきや、共に♂と分かりました。

♂は顔が黒く、眉と喉の黄色が目立ち、胸に黒班がある。(『山渓フィールドブックス4野鳥』p343より)

こちらが腰を下ろしてじっと撮影していると、徐々に慣れて向こうから近づいてくれました。
怖がらせなければ好奇心が旺盛というか、とても人懐っこい印象を受けました。

枯れた松葉を嘴でかきわけて虫を探し、捕食しています。
たまにチョッ、チョッ♪と鳴き交わしながら付かず離れず歩き回っています。
声紋解析してみる?

せっかくの初遭遇なのにレンズが結露してしまい、撮影に苦労しました。
YouTubeの動画編集で自動色調補正を施した結果、紗がかかったような映像がなんとか復活しました。



飛べ!フタオガsp【蛾:ハイスピード動画】



2013年9月上旬

里山の遊歩道に止まっていた蛾です。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
映像後半は更に1/4倍速のスローモーションでリプレイ。
物を投げつけたら慌てて逃げ惑いました。

翅の形が独特ですぐに名前が分かるかと思ったのですが、てっきりシャクガ科と思いかなりてこずりました。
ツバメガ科フタオガ亜科の未同定種Dysaethria sp.)ですかね?
未採集、未採寸。



2014/03/12

ツノアカツノカメムシの歩行@ガードレール



2013年11月中旬

木枯らしが吹いて肌寒い曇り空の日に、山間部の道端で見慣れないカメムシを発見。
ガードレールの上の縁を元気に歩いていました。
前から来る小さなクモを蹴散らして進みます。
どこを目指しているのでしょう?

帰ってから調べてみるとツノアカツノカメムシAcanthosoma haemorrhoidale angulatum)のようです。

長い長いガードレールには他にも色々な種類のカメムシを見かけたのですけど、手が冷たくて億劫で撮影したのはこれだけ。


腹端の形状から性別が分かるのかな?
全景

野菊の花蜜を吸うナカグロヒラタヤドリバエ暗色型



2013年11月上旬

農村部の道端に咲いた野菊の群落でヤドリバエの一種と思われる見慣れないハエ(寄生蝿)が花蜜を吸っていました。



撮影後に採集しました。
腹部の中央が黒色、その両脇が銀色に光っています。
翅の斑紋も特徴的ですね。

いつもお世話になっている「一寸のハエにも五分の大和魂」に投稿したところ、茨城@市毛さんより以下のようにご教示頂きました。

恐らく,Ectophasia crassipennisナカグロヒラタヤドリバエの暗色型だと思います.
インターネットで調べてみると、和名にはナカグロヒラタハナバエという別名もあるようです。(参考リンク12
本種はカメムシに寄生するらしい(英語版wikipediaより)。


2014/03/11

越冬直前のマダラスジハエトリ♂亜成体(蜘蛛)@ガードレール



2013年11月中旬

木枯らしが吹いて肌寒い曇り空の日に、山間部のガードレールで見つけたマダラスジハエトリPlexippoides annulipedis)♂亜成体を接写してみました。
警戒が解けるとガードレールの側面を徘徊したり身繕いしたりしました。
周囲の環境は杉林と雑木林。

気温が低いせいか動きが鈍く、後半に右手からガードレールづたいに別種の小さなクモが向かって来ても捕食するどころか驚いて逃げるほど臆病でした(気づかなかった?)。
越冬の直前期は食欲が無いのかもしれません。
寒冷地で冬越しする虫は消化管の内容物を空にしておかないと凍死してしまうからです。

映像の中盤だけ、自動色調補正を施してあります。
(恥ずかしながらマクロレンズが汚れており、オリジナルは眠たい紗のかかった映像になってしまいました。)

採集して持ち帰り、飼育下で越冬させることにしました。

本種の背面の斑紋は性的二型です。
この個体の斑紋は♀タイプなのに腹面を接写してみても外雌器は無く、触肢の膨らみが立派です(♂の特徴)。
矛盾した形質ですけど、後に脱皮して成体♂を得たので(映像公開予定)、採集した時点では亜成体♂と分かりました。

クモ生理生態事典 2011』によれば、マダラスジハエトリは

亜成体越冬の個体が多く,冬期樹皮下よりよく採集.

つづく


ベッコウバエ♂の求愛誇示と誤認交尾?【ハイスピード動画】



2013年10月下旬

▼前回の記事はこちら▼
タヌキの溜糞に集まり吸汁するベッコウバエ

堤防の階段に残されたタヌキの溜め糞にベッコウバエNeuroctena formosa)が数匹集まっています。
求愛から飛びついて交尾に挑む瞬間が見られるのではないかと期待して、240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
外見の形態的特徴からベッコウバエの性別を見分ける方法を私は知らないので、いくら行動を観察してもその解釈にいちいち自信がもてず(堂々巡り)、もどかしいです。※追記参照

シーン1(@0:00〜1:04)
左の個体Lがじりじりと右下の個体Rに接近しています。
上に居る個体が突然(翅紋誇示をせずに)、左の個体に飛び付きました。(@0:14)
マウントには至らず、すぐに飛んで離れるとバツが悪そうに元の場所に戻りました。
♀が交尾拒否した可能性も考えられますけど、盛りの付いた♂が♀と誤認して別の♂に求愛したのだと思います。

左の個体Lは何事もなかったように、脇目もふらずアプローチを再開。
このとき歩きながら翅を広げ、斑点模様を見せつけています。
やはりこの行動は♂による求愛誇示ではないでしょうか。
もしかすると翅で何か音を発しているかもしれません。(求愛歌、ラブソング)
しかし求愛が成就する前に右下の個体Rが飛んで逃げてしまいました。(@0:49)
(餌場からライバルを追い払うための威嚇の誇示行動だった可能性もありますね。)
失望した♂Lは糞塊の方へ向き直りました。
なかなか興味深い三角関係のメロドラマが観察出来ました。

ここに登場した2匹は翅紋誇示なしにいきなり飛んだので、飛び立つための準備運動ではなさそうです。
▼関連記事▼
タヌキの溜め糞から飛び立つベッコウバエ【ハイスピード動画】

シーン2(@1:05〜)
溜め糞のすぐ横で2匹が至近距離で対峙しています。
右下にいる個体Rはやや小型で、翅を動かさず静止したまま。
これに対して翅を動かし求愛誇示する♂Lの方が大型なのは少し不思議な気がしました。
(普通は♀の方が体長が大きいのでは?)

翅紋誇示を何度も繰り返してから、意を決したように飛びかかりました。(@5:02)
初めは体の前後が逆にマウントしています。
すぐに向き直ったものの、交尾器の結合には至らなかったようです。
動画では長々とマウントしているように見えますけど、これは1/8倍速のスローモーションであることにご注意下さい。
マウントした♂が相手から離れそのまま溜め糞へ歩き去りました。
翅紋誇示はその後もたまに続けています。

誤認求愛されたやや小型の個体Rは、その場に残ったまま動きません。
したがって翅を広げる行動は、餌場からライバル♂を追い払うための闘争的な誇示行動とは言えない気がします。
小型でマウントされても無抵抗だった♂?は、♀のふりをしてライバル♂を油断させ、♀が来た瞬間に交尾を狙うスニーカー戦略(サテライト雄)だったら凄い面白いのになー、と勝手に妄想を逞しくしてみました。
ニホンザルのマウンティングのように順位を決める優位行動という解釈も無理がありそうです。
単純にマウントした方が強く(優位で)糞塊を独占できると仮定すると、映像記録と辻褄が合わなくなるのです。

翅を開いて見せる行動が求愛誇示だとする私の解釈にも問題点があります。

  1. 単独のベッコウバエも行う。(→HD動画ハイスピード動画
  2. 翅紋誇示なしで別個体に飛び付きマウントすることがある。
  3. 求愛行動が成就して交尾に至る成功例を未だ観察できていない。

残念ながら今回の溜め糞には♀が来ていなかったようです。

【参考】
交尾中のベッコウバエは丁度3年前に観察しています。
▼関連記事▼
ベッコウバエの交尾・求愛行動
自分でも書いた内容をすっかり忘れていましたが、このとき既に♂の翅紋誇示行動と誤認求愛について気づいてますね。

インターネットで調べ物をしていたら、「ベッコウバエの闘争」と題した報告があることを知りました。
機会があれば是非読んでみたいものです。
せめて要旨だけでも一般に無料公開してもらえると助かるのですけど…。

佐藤雄吾 :ベッコウバエの闘争.月刊むし 2010年1月号(467号)p42

【追記】
いつもお世話になっている「一寸のハエにも五分の大和魂」掲示板でベッコウバエの性別判定について問い合わせたところ、茨城@市毛さんより以下の回答を頂きました。

手元の標本を見てみると,雄は腹部が黄褐色で同色の長毛を装っているのに対して,雌は腹部が暗褐~黒色で黒色毛を装うという違いがあるようです.


また後日、意外な小図鑑でたまたまベッコウバエの性別判定について記述を見つけました。
♂と♀は腹部の色で見分けることができ、♂は赤褐色で黄色い長毛が生えており、♀は黒褐色でオスほど毛が目立たない。(『樹液に集まる昆虫ハンドブック』p65より)

2014/03/10

タヌキの溜糞に集まり吸汁するベッコウバエ



2013年10月下旬

▼前回の記事はこちら▼
単独で翅紋を誇示するベッコウバエ【ハイスピード動画】

タヌキの溜め糞にベッコウバエNeuroctena formosa)が三々五々と集まってきました。

1匹の♂(だと勝手に思っている個体※)が翅の斑点を誇示するかのように翅を震わせながら溜め糞の天辺に歩いて登りました。
糞塊の頂上で口吻を伸ばし獣糞を舐めています。
右側に居るやや小型の♂(?※)は静止したままで翅紋誇示を行いません。
♀のふりをしてライバル♂を油断させ、♀が来た瞬間に交尾を狙うスニーカー戦略(サテライト雄)なのか?と勝手に妄想してみました。

左手から3匹目の個体が歩いて忍び寄り、溜め糞の縁で吸汁を始めました。
同じ溜め糞の天辺に居座る♂(お山の大将)は特に気にする素振りもなく身繕いしています。
もはや翅紋の誇示は行いません。

あの思わせぶりな翅の動きは、求愛や闘争の誇示行動ではなかったのでしょうか?
実はこの直前に、♂同士の誤認求愛と思われる興味深い行動が見られました。
※ 今回の映像に登場する1匹目、2匹目の個体が♂だと思ったのも、直前の行動からです。

▼つづく▼
ベッコウバエ♂の求愛誇示と誤認交尾?【ハイスピード動画】


雪山を歩くムネアカオオアリ♀



2013年11月中旬・気温3℃(雪面)

雪に覆われた里山でムネアカオオアリCamponotus obscuripes)のワーカー♀が遭難していました。
雪が積もったせいで巣に帰れなくなり、低温で行き倒れになったのでしょう。
雪面で長い触角だけをゆっくり動かしています。
雲の間から日が出ると、ゆっくり歩行を始めました。

雪の質感をうまく撮るのは難しいですね…。



2014/03/09

ヒガラの鳴き声♪【冬の野鳥】



2013年11月中旬

里山の尾根道でヒガラPeriparus ater)の群れと出会いました。
冠雪した潅木の枝に止まり、キョロキョロしながら鳴いています。

群れの複数個体を撮影。




マリーゴールドを訪花するキクキンウワバ(蛾)の飛翔【ハイスピード動画&HD動画】



2013年11月上旬

民家の軒下の花壇に咲いたマリーゴールドキクキンウワバThysanoplusia intermixta)が花蜜を吸いに来ていました。
飛び立つ瞬間を狙って240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
口吻を伸ばして吸蜜している間も翅を細かく震わせ羽ばたきを続けていています。



同一個体の訪花シーンを通常のHD動画でも撮ってみました。
日差しが強く、黄金色の翅が白飛びしてしまいます。
その対策として、後半30秒だけ自動色調補正を施してあります。



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