2013/12/07

アレチウリの花蜜を吸うキンケハラナガツチバチ♀



2013年9月中旬

河原の堤防に生い茂ったアレチウリの群落でキンケハラナガツチバチ♀(Megacampsomeris prismatica)が訪花していました。
吸蜜シーンを撮ろうとしたら、ピントがしっかり合う前に逃げられてしまいました…。



群れのしんがりを務める隻腕ニホンザル♂



2013年9月中旬

夕方の山裾で野生ニホンザルMacaca fuscata)の群れに遭遇しました。
子猿を腰におんぶした母猿が曲がり角の所でこちらの様子を伺っています。
警戒しつつ歩いて死角に消えました。
続いて別の母子が走って逃げました。

入れ替わるように太った♂が登場。
発達した睾丸が目立つ成獣ですが、右腕の肘から下が欠損しています。
栄養状態が良好(太っている)ということは、左手しか無くても採食に支障はないようです。
むしろ運動不足で肥満気味になるのかもしれません。(木登りは可能なのか?)
この隻腕♂が群れの殿しんがりを務め、こちらを警戒しています。
去年の夏に近くで見た隻腕♂と同一個体だと思います。

関連記事→「右手の無い障害ニホンザル



子猿を腰に乗せた母子が戻ってきて遠くからこちらの様子を伺っています。
やがて座り込んで、胸に抱いた子猿に授乳を始めました。

その間、隻腕♂は興奮気味で、曲がり角を走り去ってはすぐに戻って来る、という謎の行動を繰り返しています。
子猿ではないので、「居ない居ないバー!」や「かくれんぼ」をして遊んでいるとは思えません。
挑発や威嚇の示威行動なのか、あるいは私を異常に警戒しているのかもしれません。
♀がいる手前、良い格好をしようと頑張ってアピールしている可能性も考えられます。
3本足歩行はややギクシャクしていますけど(体が重そう)、早く走れます。
この隻腕♂の群れの中での地位や序列がどうなっているのか、興味があります。
(まさかまさかのボス猿だったりして…?)

※ 映像編集時に自動色調補正処理を施してあります。


【追記】
撮影後、私が猿を追って進むと群れの本隊?に遭遇しました。
そうしたことから映像に記録された隻腕♂の行動を「しんがり役」だと解釈したのです。
しかしよくよく考えてみると、遊動する群れの最前線で「先導役」や「斥候」を務めていた可能性もありますね。(私に遭遇し引き返した。)
子連れの♀が危険な先頭集団を遊動するとは思えないので、やっぱり素直に「しんがり役」と考えて良さそう…。
あれこれ悩んでも仕方がないので、群れの遊動を俯瞰で見るためにラジコンヘリ(ドローン)を飛ばして空撮してみたいものです。


ミズナラの樹液を舐めるミヤマクワガタ♂b



2013年9月中旬

雑木林でミズナラの幹に止まったミヤマクワガタ♂a(大顎発達不良)を見つけた後で、幹の裏側に回り込んで見てみると、もう一匹のミヤマクワガタ♂b(Lucanus maculifemoratus)を発見。

二股になった幹の根元の隙間に平べったい体を潜り込ませて隠れていました。
寝ているのかと思いきや、ストロボを焚いて撮った写真を見直すと茶褐色の口吻を伸ばして樹液を舐めていました。
ときどき頭部をかすかに上下に動かしています。
左前脚で触角と大顎をきれいに掃除しています(身繕い)。

手掴みで捕獲してみると、大顎で掌を強く挟まれなかなか離してくれません。
痛みはあるものの、流血するほどではなかったです。
仰向けにして腹面を見ると、脚の腿節に褐色紋が見えます。
こちらの個体♂bは先程の♂aとは異なり、大顎の発達は正常です。
私の手に上で歩いたり服をよじ登っても飛びませんでした。

これで2匹のミヤマクワガタ♂を手に入れたので、喧嘩させてみることにします。
つづく→「ミヤマクワガタ♂同士の喧嘩



2013/12/06

クサボタンの花蜜を吸うイチモンジセセリ



2013年9月中旬

薄暗い杉の植林地で下草の見慣れない花にイチモンジセセリParnara guttata)が来ていました。
口吻を伸ばして花蜜を吸っています。

実はこの直前にシロスジベッコウハナアブらしき虻が訪花していたのですが、残念ながらピントが合う前に飛んで逃げられてしまいました。
今回の映像は虻が戻って来ないかと期待してしばらく花の横で待っている間に退屈しのぎに撮影したもので、イチモンジセセリはいわばおまけです。
結局、虻とは再会できず…。



この水色(薄紫色?)の花は見知らぬ植物でした。
くるりんと反り返っている萼片が可愛らしく印象的。
帰ってから調べてみると、クサボタンですかね?



ミズナラの樹液に集まるチャイロスズメバチの飛翔【ハイスピード動画&HD動画】



2013年9月中旬

雑木林の小路を歩いていると、発酵した樹液の強烈な匂いが漂っていました。
立ち止まって辺りの幹を調べると、ミズナラの幹のあちこちにチャイロスズメバチVespa dybowskii)のワーカー♀が数匹集まっていました。
立ち上がった姿勢よりもしゃがんだ方が樹液の匂いが強い気がしました。(単に私の鼻が慣れてしまっただけ?)
発酵した樹液が固まって白いゼリー状になっている所もあり素人目には美味しそうに見えますが、なぜか虫には人気がありません。

チャイロスズメバチ♀は幹をセカセカと歩き回って樹液が滲み出るポイントを探し、頑丈な大顎で樹皮を齧って傷を付けています。
触角を拭い後脚を擦り合わせて身繕い。
飛び立ってもすぐに戻って来ます。
発酵した樹液を飲み過ぎて酩酊するスズメバチの姿は今回見られませんでした。



幹から飛び立つシーンを240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。
幹の方を向いて軽くホバリング(停空飛翔)してから飛び去ります。
ハエなど他の虫が近づいても別個体のチャイロスズメバチが飛来しても、幹に止まっている蜂は向き直って警戒姿勢をとります。
同じ巣の仲間で樹液酒場を守る占有行動かもしれません。



2013/12/05

大顎発達不良のミヤマクワガタ♂a@ミズナラ幹



2013年9月中旬

樹液が滲み出しているミズナラの幹に2匹のミヤマクワガタ♂(Lucanus maculifemoratus)が別々に止まっていました。
こちらの個体♂aは幹で緩慢に動いていました。
やや高所なので、下から見上げても樹液を舐めているかどうか口元を確認できません。

ときどき鞘翅を開きかけては止めるという謎の動きをモジモジと繰り返しています。
飛び立つ前兆かと思いきや、違うようです。

腕を伸ばして手掴みで捕獲してみると、体長はともかく大顎の発達が悪い個体でした。
しかも左右の大顎が非対称です。
幼虫期の栄養条件が良くなかったのでしょうか。
喧嘩したのか左の鞘翅に傷跡凹があります。

掌に乗せたまま仰向けにすると、なかなか自力では起き上がれません。
脚の腿節腹面に褐色紋が目立ちます。

小学館の学習百科図鑑49『クワガタムシ』p80によると、

夜行性の種では黒い色をしたものが多く、昼行性の種では黒以外の体色、たとえば茶色や青い色をしたものが多く見られます。
ミヤマクワガタの行動を観察していると昼行性と夜行性の両方が見られます。寒冷地では昼行性、温暖地では夜行性になる傾向があります。ミヤマクワガタの体色は栗色で、黒とも茶ともいえないやや中途半端な色合いです。体色と行動形式の多様さとの関係が推察される材料といえます。

つづく→「ミズナラの樹液を舐めるミヤマクワガタ♂b



ミズナラの樹液を吸うクロヒカゲ



2013年9月中旬

里山の雑木林でミズナラの幹にクロヒカゲLethe diana)が2頭止まっていました。
翅を閉じて(立てて)静止しています。
口吻は見え難いのですが、樹液を吸っている模様。

図鑑『ヤマケイポケットガイド9:チョウ・ガ』p190によるとクロヒカゲは

樹液を吸うとき以外は、樹幹にとまることはない。
後翅裏面の目玉模様の内側にある線が、ヒカゲチョウより強い「く」の字に曲がる。

幹のあちこちに樹液が滲み出しており、チャイロスズメバチ♀(Vespa dybowskii)も近くの樹液酒場で吸汁しています。
互いに少し離れた所で吸汁しているので、チャイロスズメバチもクロヒカゲを追い払うことはしませんでした。



2013/12/04

シマヘビの舌舐めずり【ハイスピード動画】



2013年9月上旬

山道の側溝(水なし)に潜むシマヘビElaphe quadrivirgata)を発見。
枯草の上では保護色になっています。
舌をチロチロと高速で出し入れする様子を240-fpsのハイスピード動画に撮ってみました
初めは私に警戒して完全に静止しており、目の前をクロアリが徘徊しても眼中にありません。
やがてようやく警戒を解くと、舌舐めずりしながら蛇行で前進を始めました。
蛇の高速ベロを長年ハイスピード動画に撮りたかったのですけど、すぐに茂みに隠れてしまいました。


ヘビが二叉に分かれた舌を頻繁に出し入れしているのは、舌に付着させた空中の化学物質をそれぞれ左右の鋤鼻器(ヤコブソン器官)に運ぶためである。(wikipediaより)



ニラ畑で花蜜を吸うキタテハ秋型



2013年9月中旬

ニラ畑で秋型のキタテハPolygonia c-aureum)が飛び回り花蜜を吸っていました。
日差しが強くて暑いのか、翅を閉じて花に止まり、なかなか翅を広げて見せてくれません。
少なくとも2頭写っていますね。



2013/12/03

ムクゲに訪花吸蜜するキアゲハ



2013年9月中旬

民家の庭で大きく育ったムクゲの木でキアゲハPapilio machaon)が盛んに飛び回り花蜜を吸っていました。





吸蜜が済むと散々飛び回った挙句、地面に着陸しました。
翅を全開にして日光浴しています。
翅表を正面から撮ろうと回り込んだら逃げられてしまいました。



マルバハギを訪花するニホンミツバチ♀



2013年9月中旬

山間部の道端の斜面に咲いたマルバハギの群落でニホンミツバチApis cerana japonica)のワーカー♀が訪花していました。
後脚の花粉籠にオレンジ色の花粉団子を付けています。
複数個体を撮影。



2013/12/01

マルバハギを訪花するトラマルハナバチ♀



2013年9月中旬

山間部の道端の斜面に咲いたマルバハギの群落でトラマルハナバチ♀(Bombus diversus diversus)が何匹も訪花していました。
後脚の花粉籠に褐色の花粉団子を付けています。
ごちゃごちゃした茂みはピントが合わせ難い上に蜂が忙しなく飛び回るので、撮影に苦労しました。



アメリカシロヒトリ終齢幼虫(蛾)の食べっぷり



2013年9月上旬

アメリカシロヒトリの飼育記録4

食草として与えたイワガラミの葉をもりもり食べるアメリカシロヒトリHyphantria cunea)終齢幼虫の口元を接写してみました。
白い毛虫ですけど、頭部と歩脚は真っ黒です。
体長〜30mm。


つづく→シリーズ#5


ソバに訪花吸蜜するキタテハ秋型



2013年9月中旬

ソバ畑でキタテハPolygonia c-aureum)の秋型が飛び回り花蜜を吸っていました。



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