2013/12/25

ササコナフキツノアブラムシの群れ(兵隊アブラムシ、有翅型)



2013年9月上旬

笹の葉裏(アズマネザサ?)に密集するササコナフキツノアブラムシCeratovacuna japonica)のコロニーを接写してみました。
※ 風揺れ防止のため、笹の葉柄からコロニーごと切り落とし地面に置いて接写しました。

定点観察のため再訪したのですが、これを捕食するゴイシシジミの幼虫は今回見つかりませんでした。
既に大きく育ってどこかで蛹化したのでしょう。

一方、アブラムシのコロニーでは様々な成長段階の個体が混在していました。
兵隊カーストの一齢幼虫の頭部には1対の小さな角が生えています。
有翅のアブラムシに黒色と褐色の2タイプ居ました。
これは両性世代の性差なのでしょうか?(有翅型同士の交尾行動は見ていません。)
それとも、褐色型が更に成熟すると黒化するのでしょうか?
徘徊中の有翅型に出会っても兵隊カーストは攻撃しないことから、別種のアブラムシではない気がします。 
有翅型が羽ばたいて飛ぶ姿を見てみたいものです。

ところで、葉裏の所々に付着しているトローチみたいな白くて薄いリング状の物体は何ですかね?
真ん中に穴が開いていて気になります。
アブラムシが分泌したワックスがミステリーサークルのようになっている?
ゴイシシジミの卵は白くて扁平な円盤状らしいので、その抜け殻とか?

アブラムシに関する予備知識がほとんど無いので、手探り状態(五里霧中)の観察が続きます。
つづく→「ササコナフキツノアブラムシ兵隊の誤認攻撃


有翅型(黒色)
有翅型(褐色)
兵隊アブラムシ

0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む